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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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進級試験とウロボロス
  中間テストの勉強会×猫又の発情期回避

最近になって俺らの生活スタイルが少し変わったのは、人間界本家に姫島家であるバラキエルと朱璃さんに朱乃とホームステイのアーシアが一時的に俺らの家に住む事になったからだ。無論祐斗もだが、昼間は学生生活で夜は悪魔稼業をするはず何だけど中間テストと中級悪魔昇格試験の板挟みである二人は、程々に終わらせてから帰宅するよう言っといた。

「さてと・・・・遅い夕食が終わると試験勉強をしたいと思う」

「私と祐斗さんは大丈夫ですけど、アーシアちゃんは大丈夫かしら?」

「そこら辺も含めてだが、俺はお前らの家庭教師なのでな。イリナもサポート頼んだぞ」

「任せて、アーシアさんと一緒に勉強しているからね。・・・・ただ私も苦手分野があるから」

このように朱乃・祐斗・アーシアの三人が帰ってくるまで、俺ら黒神は自由時間を過ごしていた。シーグヴァイラとレイヴェルもオカ研所属となっているが、悪魔稼業をしに行く事ではないので基本的に顔出しをしたら帰るようにしている。

ソーナは生徒会の仕事とシトリー眷属での悪魔稼業を終えてからだが、最近では副会長の真羅先輩が代わりに指示を出している。なので悪魔稼業に関しては、報告書のような感じで次の日に読んでいるのが多くなったと言ってた。

「それで?一誠は一体何を読んでいるんだ?」

「ああこれ?これは猫又に関しての本だ・・・・ここの図書室にある参考書さ。最近白音が調子悪そうだから、何か書いてないかと思ってね」

「そう言えば最近小猫ちゃんの調子が悪いけど、原因不明みたいだよ。部長も心配していたけど、もし何かあればアザゼル先生から連絡があると思うな」

「最近では悪魔稼業を休んでいるそうですよ一誠さん」

「最近休みがちだと聞いているが、何かあったのは見て分かるが原因が分かればなー」

人間界本家組である俺らは、それぞれの苦手分野を勉強をしていたが俺が分厚い本を読んでいる事に気付いたヴァーリからの質問に答えた。ソーナとシーグヴァイラは上級悪魔なのか、最近ではヴァーリらの勉強を見ていたりする事が増えた光景だ。俺もやるが今は白音が最近調子悪い事なので、こうして猫又に関する本を読んでいるのが日課となっていた。

「ご主人様、アザゼル様からお電話がありました」

「ご苦労さん・・・・もしもし俺だが、何かあったのか?」

『ちょっと緊急事態発生って感じだ・・・・今からグレモリー眷属と俺らがそっちに行くんでな。それと黒歌を呼んでくれ!大至急だ!』

「やはり何かあったようだな・・・・すぐに来い、既に黒歌を待機していたからな」

『助かるぜ一ちゃん。と言う訳で、今すぐそっちに行くからな』

電話が切れた後に、俺らがいる部屋に黒猫がいるがソイツが黒歌だと知っている。今からここに来ると知った俺らはすぐに、勉強会を切り上げてからリビングへ向かった。俺のタブレットにアザゼルからのメールにて、現在の白音の状態が記されていたが旧校舎に現れたと思ったら顔を真っ赤にしていて緊急事態だと悟ったリアス。荒い息遣いをして、交尾したがっている雌猫のようなオーラを出していたそうだ。

「黒歌、やはり予想的中のようだぜ。白音が最近調子が悪いとは聞いたが、アザゼルに俺がいない事を告げると赤ちゃんが欲しいとか言ってきたそうだ」

「あらら・・・・白音ったら猫又の体調をコントロールしていないみたいだにゃ」

「とりあえず俺と黒歌はリビングに行くんでな、ヴァーリ達はここで勉強会をしててくれよ?」

「分かりました。私とシーグヴァイラが見ていますから、一誠は小猫さんを頼みます」

リアスらは最初魔物使いの先輩に頼もうとしたが、俺らの所には黒歌がいるからアザゼルがそうしろと言ったそうだ。そして俺と黒歌がリビングに行くと、既に来ていたグレモリー眷属とアザゼル。白音はリアスの所にいたけど、俺を見た瞬間抱き着いて来てヤバそうな展開になった。なので黒歌が白音を引き剥がしてから、俺と黒歌で診ていると俺らはなるほどと思った。

「これは猫又の発情期による体調不良だな」

「猫又の発情期?」

「一誠の言う通りで、白音は本能の状態だから子孫を残したいと言う考えしか持っていない状態だにゃ」

「なるほど・・・・だから小猫が最近になって調子が悪い訳なのね。治療する方法はないの?一誠」

「・・・・今は仙術で落ち着かせようとしているから、ちょいと静かにしてくれないか」

黒歌は仙術で落ち着かせてから、俺が特別に調合した気分を和らげる薬を飲ませた事で今は眠っている。それとさっき読んでいた本にも書いてあったので、これが役に立ったなと思いながら魔物と妖怪の知識が増々豊富になりそうだ。眠らせた事でソファーの上に毛布をかけて眠っているが、リアスらは心配そうに白音を見ていた。

「とりあえず一ちゃんのお陰で何とかなったが、これからどうすればいいんだ?」

「今はとりあえず落ち着かせる薬を創るが、一番手っ取り早い方法はあるけどそれに関しては白音が落ち着いてからだな」

「・・・・ふう。白音がこんなにも我慢してたにゃんて、姉としては一番心配してた事にゃのね」

「ありがとよ黒歌。リアスらに言っとくが、猫又の女性は体が子供を宿せるようになってしばらくすると一定周期で発情期に入るのさ。要するに猫又の本能が働いた結果として、子孫を残す為に子作りしたくなると黒歌から教わった。ま、その辺りは猫と同様何だが猫又の女性の特性上、相手は気に入っている他種族の男性って訳だ。オカ研の中では、男は俺とヴァーリと祐斗とギャスパーだけだがどうやら白音は俺のようだな」

そう説明するとアザゼルも頷きながら黒歌に説明を願ったので説明したが、黒歌と白音はレアな猫又であり猫魈(ねこしょう)だ。子孫を残すのは良い事だが、残念ながら俺と情事後は必ず浄化をする事は了承しているが何故するかについてはまだ説明してない。それに白音は体が小さい為、猫魈の出産は心身共に成熟した状態じゃないと危険を伴うからだ。

「人間界でも似たような事があるように、出産は母胎にとって大変な事ぐらいは知っているだろう?白音は未成熟であり、現時点で子を宿して出産の際に母子共に耐えられずに死ぬ確率が高い。それを含めてもう少し成長した方がいいとの判断だが、今発情期が来ているのなら自然と納得出来るだろうよ」

「猫魈の本能で子作りしたくとも出来ない状況だけど、一体どうして小猫先輩は発情しちゃったのでしょうか?」

「それは恐らく俺ら人間界本家組であるイリナ、ソーナ、シーグヴァイラ、レイヴェルらの関係を見て感情が高まったんだろう。それと最近では朱乃とアーシアがここで暮らしているからな・・・・自然と好意が膨れ上がり、少し早い発情期が来たのだろう」

「なるほどね。それなら納得出来るわ、最近の小猫は一誠の事を見続けていたしね。それに朱乃とアーシアがここに住み始めてから、増々発情期に入ってしまったからかしら」

「一ちゃんの言う事は全て正しいが、今は落ち着いて寝ているが発情期を無理やり抑え込む事は小猫にとってむ苦しむ展開となる。一ちゃん印の薬で抑制し続けてもな・・・・そう言えば一番手っ取り早い方法があると言ったがもしかしてアレの事じゃないだろうな?」

白音の状態がずっと発情期のままだと、苦しい展開へとなるので俺は白音が落ち着いて目を開けるまで話さないでおこうとしたが、アザゼルが聞いてきたので俺は無言の頷きをした事でアザゼルは苦笑いしていた。白音の誘惑を耐えると言うのは、俺にとっては無理な話なので黒歌と同じ事をしようと思っている。方法はこれしかないのでアザゼルは静かに頷いた。

「そう言う事で白音については俺に任せてほしいが、ここにいる朱乃らを呼んでから話をしたいと思っている」

「何か重大な話か?」

「まあな。桜花、朱乃らがいる学習室にいる全員をここに呼んで来い。ヴァーリらは分かっていると思うから」

「畏まりましたご主人様」

俺らはソファに座っていると部屋着姿である朱乃とアーシアを見たのか、ここに住み始めたのが慣れた朱乃らである。ここにグレモリー眷属が揃ったが、ヴァーリチームと英雄チームの召集に時間が掛かると言われた俺は次元の狭間本家にいるオーフィスから報告をもらった。

『一誠、今いい?』

『久々の連絡かと思えば、オーフィスか。どうした?』

『我が放った蛇が戻ってきた・・・・「禍の団」に何か動きがあった』

『オーフィスの蛇には探査能力があるのは知っているが、それを聞くと何かあったような感じだな』

『詳細は直接グレモリー眷属に用がある』

『了解した。明日にでも言ってみるよ』

と言う事があったので、俺はグレモリー眷属が揃ってから話す事にした。やがてヴァーリチームと英雄チームが来たので、俺は話始めたがグレモリー眷属とアザゼルだけ知らない情報提供だな。

「明日の放課後、旧校舎に訪問者を呼ぶ予定だ。リアスとアザゼル、それについての了解を取ってほしい」

「・・・・初めて聞いたけど突然よね、他の皆は知ってたのかしら?」

「俺も初めて聞くが、一体誰を呼ぶんだ?」

「お前達はその訪問者に確実に不満を漏らすのか、それとも殺意を抱く可能性が高く可笑しくない状況かもしれないな」

俺の表情が変化した事で、これは真剣な話題としてなのかグレモリー眷属は皆一様に顔を見合わせて驚いていた。ここに一時的に住んでいる朱乃とアーシアと祐斗もな、だがヴァーリチームと英雄チームにシーグヴァイラ、ソーナ、レイヴェル、イリナは最初から知っている事で驚いていない。不満は確実で殺意まで抱く相手を呼ぶが、それがまさかオーフィスだとは誰も思うまい。

「アザゼルには京都で話した事あるだろ?つまりアイツを呼ぶ事になるからさ」

「ッ!まさかアイツをか?それはそれで会ってすぐに殺意を抱く程な相手となりそうだな」

「詳細は明日の会談で話すが、白音に関してはこちらで預かるから安心しとけ。俺の願いとしては、ソイツと出会っても決して攻撃態勢を取るな。それだけだが、話だけでも聞いてほしい事で充分さ。上手くいけば情勢が変化する大きな出会いともなるかもしれんが、だからこそ頼む。リアスにアザゼル」

頭を下げる俺だったので、リアスは兎も角アザゼルは会談相手をオーフィスだと知った事でグレモリー眷属は解散となった。明日の会談は俺ら黒神と深く関わっている人物だと知らせるが、明日の放課後を楽しみにしとけと言っといた。白音に関してもだが、アザゼルだけ残ったのは確認として残ってもらった。

「一ちゃん、もしかしてオーフィスを呼ぶつもりか?それと小猫に関してだがもしかしてアレか?」

「そう言う事だ・・・・他本家にいるオーフィスから『禍の団』に関して話があるんだとよ。詳細は明日の会談にな」

「マジでオーフィスかよ。まあ確かにオーフィスが既に抜けている事に関しては、俺しか知らねえ情報だがサーゼクスらも知っているのか?」

「知らないと思うぞ。それとアレとは情事の事だが、心配すんな。神の力の一つである浄化を使えば問題ないだろう」

「明日の会談を楽しみにしているが、余りやり過ぎるなよ」

そう言ってから帰ったアザゼルだったが、落ち着いた事で白音はソファーから起き上がった事で一瞬ここはどこ?と思ったらしいが姉である黒歌がいる事で、ここが人間界本家だと知った。そして発情期の回避方法として、一番手っ取り早いのが情事だと告げると黒歌も一緒にやるとの事。

白音も覚悟を決めたので、先にシャワーを浴びてから俺の自室に来いと言っといた。それとヴァーリらは俺らの話を聞いた後、学習室に戻る者やあの事かと思いながら寝る者もいた。そんでノック音が聞こえたので、俺はドアを開けると猫又姉妹がバスローブを着ていた。

「白音・・・・今一度問うが、発情期の回避に手っ取り早いのが俺らの行為だ。もし俺とするのが嫌なら嫌でいいぞ?」

「いえ一誠先輩が私のを貰ってくれるなら、有難い事ではあります。お願いします、一誠先輩」

「今回は私と一緒にヤるから、白音は真似をするだけでいいにゃ」

「白音との合意もしたからさっさとやるとするか」

と言う事で黒歌と白音と情事をした事で、自動的に白音の処女を貰った事になるがまあいいだろう。いずれ貰うつもりだったが、時期が早かっただけだと思った。黒歌と白音は目がトロンとしていたから、前戯をたっぷりとやった黒歌に対して白音は早速挿入してから出した。

白音は痛みを感じたけど、時間が経過すると共に快感が来た事で顔はスッキリとした顔付きとなっていた。シた後、二人は寝てしまったが俺は浄化をしてから二人の間に入って寝た。 
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