サクラ大戦7人目の隊員
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目覚める神前編
「都市を守る者よ、これ以上我等の邪魔をするな」
「パリシイの子供達よ、時は来た」
「う、エリカ君しっかりしろ、コクリコ、グリシーヌ、ロベリア、花火君」
「無駄だよ君の声は、彼女達には届かない」
「何だと!!」
「間もなく君の仲間の5人は、こうなる運命だからね」
そう言って、謎のピエロ少年は、エリカの体に1本の剣を突き刺した。
「やめろーーー」
そして、大神は夢から覚めた。
「はあ、はあ、夢か・・・よし着替えて、シャノワールに行くか」
大神はアパートを出て、シャノワールに行く前に朝食を食べにカフェに行くと、そこには、エリカとさくら千明の三人がいた。
「「「あ、大神さんおはようございます」」」
「ああ、おはようエリカ君、さくら君、・・・えーと君の名前は?」
「あ、そう言えば、自己紹介まだでしたね、私の名前は、役千明です17才です」
「大神さん凄いんですよ、千明さんさくらさんの声真似が似てるんですよ」
「宜しくね千明君」
「はい」
「ああ、レオンとの戦いの時、一瞬さくら君と間違えたもんな」
「そう言えば、千明君あの時織姫君とレニを助けた生き物は?何なんだい」
「え、前鬼のことですか?」
「前鬼と言うのかあの人は」
「大神さん前鬼は、人でははなく鬼なんですよ」
「「ええーー」」
大神とエリカは、千明の言葉を聞いて驚いていた。
「あれが伝説上の生物鬼なのか、始めて見た」
「はい、私もです」
「さくらさんあの二人大丈夫?」
「大丈夫よ、こちらの世界では、鬼は存在しない架空の生き物だからね」
「でもさくらさんと直哉君は、すんなり前鬼と仲良くなってたし」
「ああ、それはねリングが私と直哉君に、夢と言う形で千明ちゃんの世界をかなり見てたからね」
「ええーーーそうなんですか?」
「うん、それで犬神君に、恋した友達助けたりしてたでしょ」
「あ、さやかのことだ」
「あはは」
そんな楽しい時間は唐突に終わりを告げる。
「お姉ちゃん、千明お姉ちゃん、戻ってきて憑依獣が出て来たよ」
「「わかった直哉君」」
さくら達が直哉の連絡を受けた直後大神とエリカも、シャノワールから連絡を受けていた。
「ムッシュ、エリカ、あのカルマールが生きていて、凱旋門に現れたよ」
「何ですって!!」
「エリカ君急ぐぞ」
「はい大神さん」
大神とエリカは急ぎ、シャノワールに戻り、他の隊員と合流し、凱旋門に出撃した。
「巴里華撃団参上!!」
「そこまでだ、カルマール」
「・・・主らは一体誰じゃ?我が何者かを知っているのか?」
「何を言っているんだ?カルマール」
何の前触れもなく、復活をしていたカルマール。だがこれは、これから巴里で起きる事態の序章に過ぎない。
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