戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第四十話 明石大尉!元ネタは日露戦争のあの大佐さん!!その十九
岩場の上、白波立つその上に二人で腕を組んでポーズを付けてだった。旭日を背にして高らかに言った。
「正義は勝つ!」
こう宣言した、だが。
川岸と船の上から見ていた人達の目は冷たくだ、こう言うのだった。
「また勝ちやがった」
「残念だよ」
「ったくよ、何で勝つんだよ」
「今度こそ負けろ」
「そのまま船が沈んで溺れろ」
「リアルで怪獣に食われてろ」
琵琶湖の怪獣にというのだ。
「琵琶湖に怪獣いねえのかよ」
「さっさとこんな連中始末しちまえよ」
「何が正義だよ」
「下衆共はとっとと消えろよ」
「へっ、何とでも言えよ」
「勝てば官軍だからな」
やはり悪びれない二人だった。
「そこで精々俺達の勝利を祝ってろ」
「それで悔しがってろ」
「それを見るのが楽しんだよ」
「俺達の最高の喜びなんだよ」
「じゃあ意気揚々としてな」
「帰るか」
「潜水艦でな」
「誰か機雷撒け、機雷」
「それで潜水艦沈めろ」
人々はこうしたことも言うのだった。
「琵琶湖か淀川にな」
「自衛隊の人呼べ」
「機雷なんかで俺達の潜水艦が沈むかよ」
「そんなヤワじゃねえぜ」
「俺達の潜水艦沈めたかったらICBM持って来い!」
「勿論核弾頭抜いてな!」
それがあったら洒落にならないからだ、そして。
それは来なかったがだ、ダイダラボッチが何処からか出て来てj二人を攻撃してきた。
「琵琶湖が貴様等の墓標だ!」
「うわ、巨人かよ!」
「っていうか実在したのかよ!」
「おい、それはなしだろ!」
「こんなのICBMより強いぞ!」
「死ね!ここで引導を渡してやる!」
「くそっ、逃げろ!」
「覚えてやがれ!」
ダイダラボッチに悪態をついてだった、二人は潜水艦に乗り込み。
そしてだ、ダイダラボッチから逃げて急速潜行して琵琶湖から消えてだった。そのまま淀川を下って逃げて難を逃れた。
琵琶湖での戦いは終わった、しかしこの作品の連載はまだ続くことがとりあえずは決まった。次回打ち切りになっても戦えジャスティスカイザー、負けるなジャスティスカイザー!
第四十話 完
2015・8・30
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