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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第四十話 明石大尉!元ネタは日露戦争のあの大佐さん!!その一

                 戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
               第四十話  明石大尉!元ネタは日露戦争のあの大佐さん!!
 最初に書かねばならない、今回の勝負の種目は釣りである。
「で、場所は琵琶湖か」
「そこでやるんだな」
 尚智と尚武は今回の話の最初の一文を読んで言った。
「そのど真ん中でやるか」
「日本最大の湖の中で」
「琵琶湖沿岸はこれまで舞台になってきたけれどな」
「琵琶湖自体はなかったしな」
「勝負の後は西岸行くか」
「そっちにな」
 琵琶湖西岸である。
「そして遂にDT卒業」
「やってやるぜ」
「そうそう、あそこはいいいよ」
 眼鏡に刈り上げをしたお坊ちゃま頭の同級生が来た。二人の同級生の脇田君である。
「僕も何度か行ってるけれど最高だよ」
「おお、学年一の性豪脇田君」
「またの名を風俗の帝王」
「風俗行く為にバイト通いに勤しむ勤労少年」
「まだ十七歳だけれどな」 
 しかしそうしたことをしているのだ。
「その脇田君の言うことならな」
「その通りだな」
「よし、じゃあな」
「行ってみるか」
「最初何か話してたけれど」
 二人がジャスティスカイザーであることは何があってもばれない、この作品ではそうなっているのだ。
「とにかくあそこもいいよ」
「あの辺りのソープか」
「何処もいいんだな」
「お勧めだよ、福原もいいけれど」
 神戸のだ。
「あそこもいいよ」
「あと脇田君的には難波とか十三もか」
「そうしたところのホテトルか」
「そっちもいいんだよね」
 高校生のする話ではなかった。
「面白いよ、ホテトル」
「あれだよな、まずはホテルに入って」
「部屋の中でお店にリクエストする」
「それで女の人に来てもらって」
「後は、だよな」
「うん、デリヘルもあるけれど」 
 システムは同じである、待ち合わせも自宅に招待も出来る。
「僕はホテトル派だよ」
「本番出来るからか」
「それでか」
「流石脇田君だな」
「本番出来ないと駄目なんだな」
「僕本番にしか興味ないよ」
 実にダイレクトで包み隠さない言葉だった。
「だって触ったり舐めてもらったりだけじゃ意味ないじゃない」
「本番ないとか」
「そうじゃないと遊びじゃない」
「脇田君的にはそうか」
「そうじゃないと意味ないのか」
「うん、棒は使う為にあるんだよ」
 やはりダイレクトに言う脇田君だった。
「入れてね」
「そうか、だからか」
「脇田君はホテトル派か」
「それとソープ」
「そっち派なんだな」
「百人斬り目指してるんだ、僕」
 実際にというのだ。 
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