ソードアートオンライン　　～蒼き神速使い～

「やっちまえ！」
そういいながら襲い掛かってきた相手の剣を難なくずらし、お互いの剣をぶつけさせる。
次に飛んできた弓矢を剣で軽くいなすと一気に弓使いの懐に飛び込み一閃。
キリトはその場から動かず女子組を守ってくれているためこっちは全力でつぶすことができる。
３０秒かからないうちに十数人いた男たちは五人ほどにまで減っていた。
「キリト、もういいよ。あとは・・・」
「了解。さっさとよろしく」
「あいよ！」
スピードを０からMAXまで加速すると走り抜けざまに次々と斬り飛ばしていく。
「はい、完了」
ものの一分もたたない戦いだった。
「邪魔入ったけど気にしないで早く行こう」
そういって一行は再び進み始めた。


老人にキーアイテムである『ラプラゼル・ベレイタム』を渡すと
「ありがとう。代わりといっては何だがお前さんがたにこれをやろう」
と大量の経験値と剣、『アルセレスト・ブレイザー』をくれた。
そして帰ろうとしたときだった。
さらにアイテムが出てきて驚いた。
うわさでは報酬は経験値と剣だけだったはず。
そう思ってみてみるとそこにはたくさんの食材アイテムが入っていた。
鶏肉のような形をした『ブラムハザゲードの肉』や『クラストバイン』（ワインのようなもの）
さらにはクリスマスケーキまで入っていた。
「「「「「「「おおーーー！！」」」」」」」
全員で驚いていると突然、俺たち六人（リズムを除く）にこんなメッセージが届いた。

『メリークリスマス！今日という日を楽しんでくれたまえ！茅場』

「「・・・え？」」
「「「・・・は？」」」
しばしの沈黙。
「「「「「「ええええええええええええええええええええええ！！？？」」」」」」
俺たちの絶叫は高く響いていた。

 

というわけでクリスマス編をお送りしました。
いかがだったでしょうか？
受験勉強も佳境に入ってきていますが１１月ごろからチョコチョコ書いてがんばりました。
今年ももう少しで終わりです。今年も笑顔で終われますように。
そして来年もいい年でありますように・・・ちょっと早かったですかね？
まあ、何はともあれよい一日を！！
メリークリスマス！！