サクラ大戦7人目の隊員
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
2章 最終回 乙女達の挽歌4 武蔵内部に突入と金剛の最後の挑戦
何とか土蜘蛛と機関部を襲撃した、降魔兵器の撃退に成功した、帝国華撃団だったが、ここへ来て天武が使用不可と言う状況に追い込まれていた。
作戦司令室・・・
「皆よくミカサを、守ってくれた、感謝する」
米田が花組全員に、頭を下げた。
「よしてください司令。俺たちは、当たり前の事を、しただけですから」
そう言って、大神は謙遜する。
「でもよなんで、天武が暴走しかけたんだ?」
カンナが疑問に感じた事を、口に出した。
「実は、天武のあの力は、都市エネルギーと呼ばれる力を取り込んで力に変える装置が積んであるんよ、そして、武蔵の取り込んでる都市エネルギーも天武も取り込むから許容量がオーバーになって、暴走が起きるんや」
「それじゃあ、紅蘭武蔵内部では、天武以外を使わないといけないのかい?」
「そういう訳やな」
「しかしそうなると、さくら君と直哉君の双天武しか、使えないぞ、一体どうすれば?」
大神が悩んでいると、米田が大神に声をかけた。
「心配するな大神、こう言う時のために光武改をもって来ている。レニと織姫の光武改もあるからな、格納庫に行って見ろ」
米田にそう言われ、花組隊員全員格納庫に向かった。
格納庫では・・・
「うわあ、本当に光武改が置いてあるぞ」
「これが、私とレニの光武ですか?」
「これで僕と織姫も、漸く花組の一員だね」
「レニ良い事言いますね、そうだ直哉君お願いがあるんですけどいいですか?」
「お願い?織姫お姉ちゃん、お願いてなに?」
「直哉君この戦いが終わったら、二人でお風呂に入ってください」
「ええーーー」
直哉は織姫のお願いを聞いて、驚いていた。
「ちょっと織姫さんなに言い出すんですか?」
「そうよ、織姫直哉君と入るのは、副隊長の私よ」
「マリアさんまで」
「直哉君と入るのは、アイリスだよ」
「ちょっと待った、アイリスお前さんは最近直哉としか、入ってなかったな、その役目私に譲れ」
「嫌だねカンナ」
花組女性陣が、この戦い後の直哉とお風呂に入る争奪戦をしている中、ある意味勇者の行動を取るのだった。
「なあ、君達直哉君とじゃなく、俺と入ろうよ、お風呂に」
「「「「「「「「そんな事絶対ありえません」」」」」」」」」
「ええーーーそんなーーー」
大神の出した提案は、あっという間に、廃案と化してしまった。
それが、暫く続き・・・
「おいおいお前たち、いつまで遊んでやがる、もう武蔵はすぐそこだぞ」
直哉久しぶりに、お前が出撃命令を出せ」
「了解」
「帝国華撃団出撃せよ!!目標地点空中要塞武蔵内部に潜伏している京極圭吾の撃破と、もう一人の僕の救出です」
「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」
そしてミカサの主砲で、武蔵内部への進入路を確保した、花組全員が、武蔵内部への侵入に成功したのだった。
そのころ鬼王と、金剛は・・・
「鬼王、俺はそろそろ行くぜ、俺のライバルであるさくらと直哉が武蔵へ来たようだからな」
「そうか・・・金剛・・・死ぬなよ」
「ああ、俺も死ぬ気はない、だがありがとな」
金剛は帝国華撃団と、最後の戦いをする為に、金剛は自分が認めたライバルの元に向かうのだった。
そのころ武蔵内部に侵入することにした花組は・・・
「何だここは?」
花組全員武蔵内部が、まるで生物のような鼓動に似たような感があり、気持ち悪がっていた。
だが、花組は武蔵最深部に向かう為移動を、開始すると、暫くすると、黒鬼会五行衆筆頭の金剛と、出会ってしまった。
「よう、会いたかったぜ、さくらに直哉、今から俺と、帝国華撃団の最後の勝負といこうや」
金剛は、そう言うと自分の精鋭脇時を召還し、花組との戦いを開始した。
ページ上へ戻る