戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第三十七話 河合中佐!ラジコンは芸術!!その二十
「サインしてくれ」
「誰がそんなのにサインするかよ」
「俺達は借金の連帯保証人には絶対にならないんだよ」
「そこからえらいことになるのが常だからな」
「特にエロ漫画ではな」
そこから堕ちるのがそうした漫画の常だ。
「だからそういうののサインはしないんだよ」
「あと傭兵の契約書にもな」
「エリア88でもあったけれどな」
「後が大変だぜ」
エリア88はそこから話がはじまった、名作である。
「俺達がサインするのは色紙だけだぜ」
「誰がそんなのにサインするかよ」
「俺達は借金はしないんだよ」
「そもそもな」
「くそっ、連帯保証人にさせてな」
そしてと言う後藤さんだった。
「俺はばっくれるつもりだったんだがな」
「お決まりの展開だな、おい」
「それで保証人がえらい目に遭うんだよな」
「というか連帯保証人って何だよ」
「そんなの実際に受ける奴そういないだろ」
非常にリスクが大きいからだ。
「借金には関わるなってな」
「そこは大事だぜ」
「最初から借金はしない」
「これが人生の秘訣だよ」
間違ってもギャンブルで作ってはならない。
「酒と女で作る人もいるがな」
「作者の知り合いでキャバクラで借金作った人いるな」
「あと風俗でもな」
「そういうので借金作ると怖いんだよ」
「癖になるからな」
キャバクラも借金もだ。
「後は雪だるま式に増えるだけだ」
「それで首が回らなくなる」
「あとパチンコで作った人もいるな」
「キャバクラ嬢に貢ぐなんてもっての他だぜ」
遊ぶにしても程々に、だ。
「俺達はそうしたことはしないんだよ」
「だから借金もしないし連帯保証人にもならない」
「残念だったな、おい」
「俺達がサインするのは色紙だけだぜ」
「婚姻届にもするけれどな」
「それはその時だけだぜ」
ちなみに作者は婚姻届にサインしたことはない、一度も。勿論離婚届にもサインをしたことも一度たりともない。
「ほら色紙持って来いよ」
「サインしてやるからな」
「書いた色紙は家宝にしておけよ」
「俺達のサインだからな」
「そんなのいらねえよ」
「AKBのサインならともかくな」
これが観衆の反論だった。
「御前等のサインなんかいるかよ」
「只でもいらねえよ」
「そのまま呪いの文字になりそうだしな」
「借金の連帯保証人以外じゃ頼まないからな」
「ちっ、そう言うのかよ」
「本当に随分言ってくれるな」
二人もここで遂に諦めた、そしてだった。
ドリルモグラを出してそれに乗り込んで青山町公園を後にした。そして地中を進みながらこう思うのだった。
「間違えて海に出たらことだな」
「この戦車海中でも進めるけれどな」
こうも思いつつだった、二人は戦場を後にした。
日帝衆との戦いは今回も二人の勝利に終わった、しかし日帝衆との戦いは続く。最終回まで戦えジャスティスカイザー、打ち切りに負けるなジャスティスカイザー!
第三十七話 完
2015・7・29
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