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『AND』

作者:零那
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『Drama』



少し、貴方と解り合えた気がしたのに。
其れは、私の勘違いだったみたい。

些細なきっかけ、其れさえ理由に成らない。
些細な誤解は、簡単に理由に成るのに。

貴方と解り合う事は無理だと悟った。
貴方は私の心なんて見ていないから。

僅かな擦れ違いが、大きな溝を作り上げ、堤防が建ってく。
どんな荒波が来ても動かない。

強情な私にしたのは貴方。

こんな事になっても貴方は私の想いなんて解ってないでしょ。

上辺だけのセリフなんて下らない。
そんな事、微塵も感じて無いくせに。

貴方との時間は私にとって残念なモノになった。

もう夢なんて見ない。

...なんて、此は夢の中のドラマ。


 
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