ライバル
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
ん?笑
4話『ん?笑』
一次通過した選手を乗せたバス二台は次の試験会場へ向かって行った。
そのバスの中には加護達のグループも乗せていた。
『あいつ最後まじ吠えてたよな〜おれ笑いそうになったよ。』
『俺も俺も!なぁ〜、加護も思っただろ?』
加護『あ〜…。』
加護は少しぼーっとしていた。
加護『(あいつ本気でわかってなかったのかな?
六角の監督のこと…
まぁ〜今はそんなことより次のセレクションに備えて寝てこ…。)』
加護はそう頭の中で考え静かに目をつぶった。
暫くバスは走り続けて、ある山林の奥に到着した。
そして、バスから降りて選手達はびっくりした。
『何じゃこりゃ〜六角は山奥にこんな立派なグランドがあるのかよ(>_<)』
『あらまぁ〜強豪ってなんでもやりたい放題だな…。』
って、選手達はガヤガヤ喋っていたら試験管が遅れて別の車でやってきた。
試験管『お〜いお前達いろいろ聞きたいことがあるだろうが今はお前達はここの生徒ではないから説明する必要ない。それより、敗者より舞い戻った4人を紹介する。』
そういうと車から4人が降りてきた。
みんなその四人見てびっくりした。
そこには、亀山、鈴木、敦盛、そして桜井の姿あった。
〜時間が少し戻る〜
それはちょうど試験が終わった時。
桜井『ちょっとこんな試験有りかよなぁ〜!なぁ〜!』
桜井は誰に叫んでいいかわからなかったのでとりあえず叫んだ。
すると、試験管と50代くらいにおっちゃんが現れた。
試験管『うるさいぞガキー!これがセレクションだ!敗者は帰れ!』
おっちゃん『これこれ。汚いぞ言葉が。おい!若者よ。何が不満なんじゃ。』
桜井『俺は野球をしにここに来たんだ!それが、野球する前に不合格ってなんなんですか!』
その会話に合格者も気になり足を止めた。それを見た試験管が度々怒鳴った。
試験管『合格者共チンタラすんな校門にすでにバスが来てる。二台あるから一台2グループで乗れ!はやくしろー!』
そういうと一斉にバスへ走って行った。
その頃桜井とおっちゃんは
おっちゃん『ホッホッホ。なうほど。じゃ〜お主次のセレクション受けてみるか?』
桜井『え?あっ…。』
あまりにも急で言葉が出なかった。
おっちゃん『どうした。納得いってないだろ。なら、言葉でいうより肌で感じてこい。もしかしたらわかるかもよ。』
そういうとおっちゃんが去って行った。
ヒョンとしたことで桜井次のセレクション受けることになった。
桜井『ちょっと待ってくれ!俺から推薦したいやつがいる。亀山って言うんだ!こいつも次のセレクション受けさせてくれ!』
おっちゃん『ホッホッホ。よかろぅ。じゃ〜わしからももう2人推薦しよう。ん〜とな、おまえとおまえだ。』
それが鈴木と敦盛だった。おっちゃんが、なぜこの2人を推薦したのかは分からないがこっれによって4人が次のセレクションに進むことになった。
〜現在〜
試験管『4人選ばれた。よって4チームで1人づつ追加する。よし!全員グランドにはいれ!』
そう言ってざわつきながらもグランドへ入って行った。
続く。
ページ上へ戻る