リリカルビィト~才牙と魔法が交わる物語~“改稿版”
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七十七話、冬休みの予定
前書き
作者「先に謝罪の言葉を述べたいと思います、旧七十七話にて「パクり」等といった指摘が多く、多くの読者の方々を不快にさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。今後は二度とあのような事の無いよう、細心の注意をはらう所存でございます。何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。」
龍也「ホントに気を付けろよ(怒)」
作者「……はい……」
~翠屋~
冬休み直前のある日、龍也は翠屋のテーブル席で本を読みながらなのは達を待っていた……
[〔…遅いですね…〕]
「〔仕方がないよ……休みの申請が遅くなるのは、この時期では当たり前の事だから〕」
ウィルの念話での呟きに同じく念話で返す龍也……
実は、今回の冬休みになのは達と魔導師としての強化特訓を行う予定だったのだが龍也を除く全員が休暇願いを出すのを忘れており、急いで取りに行ったのである……
因みに、アリサ、すずかの二人も特騎士に入ったので二人も休暇願いを出しに行っていたりする……
皆さんも休暇願いは早めに出しましょう
「(……皆が来るまでどういう特訓をさせるかもう一度確認するとしようかな)」
●○●○
~数分後~
「……や、やっと……」
「……申請が通ったよ……」
「あかん、疲れたわ……」
「「……」」チーン……
「まさか、私が忘れていたなんて……」
「なんか、社会人になった気がするよ……」
なのは達が疲れた顔をしながら龍也のいるテーブル席に座り突っ伏す……
アリシア、絵流の二人なんかは魂が抜きかけている……
「お前ら、女の子なんだから男の前ではもう少しシャキッとしろよ……それとすずか、特騎士も立派な職業だから社会人になってるんだぞ?」
そう言いながら呆れる龍也……
『だって~』
「だって~も買って~もありません。ほら、もう少ししたら冬休みの予定の調整するよ」
そして冬休みの予定を話し合う事になった
●○●○
「さて、今回の目標としては冬休み中にお前らに新しい戦闘スタイル、又は新しい魔法、そして自分の弱点に対する対処法を教えようと思う」
龍也の言葉に全員が頭に?を浮かべる
「戦闘スタイルと」
「新しい魔法?」
「そうだ。内容を具体的に言うと……」
そう言いながら龍也は紙に書いていく
~~~~~~~~~
なのは=式神と協力して戦う"負担の少ない術師型の魔法戦"&接近戦に対する対処法、そして新しい魔力弾魔法の習得
フェイト=様々な加速魔法と火力不足を補う高火力の攻撃魔法の習得、そして狭い場所での戦闘技術。又、天撃を使う才能がある可能性が高い為、天撃を教える事も考えている
はやて=魔力操作技術の向上、および速射型の広範囲攻撃魔法の習得、近接戦の特訓
アリシア=覇気の習得、及び単独でのシューター戦の向上
絵流=魔法も使った式神戦と補助魔法の強化
アリサ=防御魔法、及び遠距離型攻撃魔法の特訓
すずか=六式体術と才牙の習得とデバイス作製の知識
~~~~~~~~~
『一寸待って!!!!』
そこまで書いたところで龍也を止めるなのは達
「? どうした?」
「どうした? じゃないよ!? どう考えても内容が濃すぎるよ!?」
「てか私天撃使える可能性あるの!?」
「うちだけなん!? うちだけ魔力操作の特訓なん!? あれ地味やからやなんやけど!?」
「はやて、なんかさりげなく拒否してない?」
「やはり私は補助系が中心ですか……」
「私銃も使うけど……」
「なのはちゃんの砲撃魔法の事言ってるんじゃあ……」
其々反応を示すなのは達……
「其については其々答える……」
対して龍也は冷静に理由を話す
なのは=式神を同時に使うことでリンカーコアの負担をより少なく、且つ式神という魔法とは違う能力を使うことで手札を増やすという目的がある
フェイト=スピードを重視したオールラウンダーだが、周りを見ることが苦手の為、加速魔法で周りをあまり見ずに、かつ確実に回避する事が出来るようにするため、尚、天撃が使える素質があるようなので教えるというだけ
はやて=魔力の制御が苦手の為、魔力量が多くても意味がなく、且つ魔法を発動するまでの時間が圧倒的に長い為
アリシア=空間認識が高く、魔力量も高い為、最も才能がある魔力弾魔法を主とした戦闘能力を高めるため
絵流=マジ切れしていない限り、魔法よりも式神を使った戦闘が得意なので式神を支援する戦闘スタイルを確立させるため
アリサ=近接戦が主体のためか射撃と防御があまり得意ではないようなので
すずか=そろそろ才牙が完成するのとデバイスマスターを将来の進路として考えていると言っていたため
「ま、これらが理由だな……冬休みに入ってから三日後、特騎士が所有してる無人世界に出発……っていう風にします。良いですね?」
『はーい!!』
龍也の言葉になのは達が賛同し、解散したのだった
後書き
皆「其では感想待ってます!」
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