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SAO~脇役(?)の異世界日誌~

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プロローグ

 
前書き
はじめまして。
今回が初めての投稿になりますゆっくり雪です。
小説を書くのは初めてなので多少強引でも許してくださいorz
 

 
 
 「リンク、スタート」 
 俺は生まれて初めてのVRMMO「ソードアートオンライン」略してSAOをプレイするためにそう呟いた。
 え?いきなり過ぎる?気にしたら敗北者(のヮの) 
 そんな事はさておき俺の前に「Welcome to sword art online」の文字が表示された。
 そのあとはつまらないキャラクターメイキングだったのでカット。 
 どうやら顔や体型の他に服の色も変えられるらしい。まーアバターは適当に俺に似せて服は無難に
 群青色にしておいた。
 そのあとはなんの問題もなくゲームをスタートした·····だがその時の俺は思いもしなかった。
 数時間後にあんな事が起こるなんて····
  
  _____________________________________


あのあと俺は目に入った美しい景色に感動しながらもRPGの定石通りポーション等の回復アイテム
 をNPCショップで購入し、とりあえずレベル上げの為「アインクラッド」第一層の草原エリアに
 訪れていた。
 
 「よっ、と!」 
 俺は突進してきた雑魚モンスター"フレンジボアー(猪)"を結構ギリギリでかわす。危ねー。
 お返しとばかりに右手の剣を構えこの世界唯一の必殺技"ソードスキル"を発動させた。
 「オラアッ!」
 片手直剣単発ソードスキル"スラント"を掛け声とともに叩き込む。
 別に掛け声はなくてもいいが気分の問題だ。
 スラントは急所に入ったらしくフレンジボアーはその体を爆散させた。
 「これで何体目だ?」
 確か25らへんから考えるの止めてたわ。
 こんだけ狩っても俺のレベルはまだ3。道はまだまだ長い。
 「さーて次の獲物はっと!」
 周りを見渡すと更に一匹湧いていた。さーて狩りますか!
 気合いをいれて片手直剣を降りおろそうとした、その瞬間草原は俺の前から消え目の前には 
 赤い髪にバンダナを巻いたプレイヤーがいた。···うん不味い。
 でも既に降った剣を止められる筈も無く剣は赤い髪の男の肩に直撃した。
 「ぐぎゃああああああ!?」
 「クライン!?」 

 「···殺っちゃったZE★」

 「いやいや殺っちゃったZE★じゃ済まねーよ!?」

 赤い髪の男(曰くクライン)の隣にいた黒髪のプレイヤーが突っ込んだ。 

 「だー!何をするだぁーッ!」
 
 「悪い悪い。急に場所が変わったもんだから。」

 「だからって許さねぇぞこの野郎!急に攻撃しやがって!常識ってもんをしらんのか!?」

 「まぁまぁ。その人もわざとじゃないだろうし。」 
 
 「いやぁ、でもなぁ」 

 「悪かったって!···というか何で急に転移したんだ?」

 赤い髪の男(クライン)は黒髪の方が止めてくれたので助かった···じゃねぇ!何で急に転移したんだ!
 そんな事を考えていると、誰かが叫んだ。 

 「上だ!上をみろ!」 

 一斉に"始まりの町"に集められたプレイヤー達がその方向をみると紅い血のエフェクトとともに
 フードを被った誰かが現れ、驚愕の事実を告げた。
  曰く「これはゲームであって遊びでは無い。」
 
 簡単に説明すると自身のアバターのHPが0になる、もしくは今現在俺達の頭に装着されているVRMMOの 
 ハードウェア「ナーヴギア」が他者の手で強引に取り外されようとするとナーヴギアから発生する
 マイクロウェーブが俺達の脳を焼き尽くす。
 つまりこのゲームからはログアウト不可能のデスゲームと化したのだ。 
 
 だが一つだけログアウトする方法がある。それは「"アインクラッド"第百層のボスを制覇する」というもの。
 しかしそれはただ一つの道であると同時に最大の難関だ。
 今現在始まりの町にはSAO発売前にテストプレイをしたいわゆる"βテスター"が千人いるが
 そのテスター達は一ヶ月かけても第六層までしか攻略出来なかった。
  
 これを知ったプレイヤー達がどうなるか?それは当然-----
 
 「ふざけんなよおおお!」
 
 「元の世界に戻してくれええええ!」

 ------パニックだ。

 だがそんな中-------

 「クラインと、あとあんた。俺は今から次の村へ出発する。二人共一緒に来てくれ」

 黒髪の男は冷静にそう言った。こいつ多分元βテスターだな?判断速すぎだろ。

 最終的にクラインは自分の仲間が心配だからと断った。
 だが俺は断る理由もないし寧ろ経験者がいた方が心強いので提案に乗ることにした。
 
 「ヨロシクな。えっと··」

 「そういえば言ってなかったな。俺はキリトだそっちは?」

 「俺は"ジョセフ"だ。ヨロシクな!」

 互いに遅すぎる自己紹介を終え俺達二人は次の町へ走り出した。

 余談だが別れ際にクラインがキリトと俺に「可愛い」とか何とか言ってたがあの野武士面よりましだろ。
 いい忘れたが今俺達のアバターは現実世界と同じものになっている。え?言うのがおそい?
 ホットケーキ。
 そんなこんなで俺の冒険はスタートした。····こんなんでいいのか?
 
←to be continud


  
 

 
後書き
プロローグから色々おかしくてすいませんorz
正直こんなに大変だと思ってませんでした。他の作者様達の苦労を思い知りました。
さて次回から本編に入って行きますがどこか間違っているところがあればご指摘ください。
ヨロシクお願いします。 
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