学生活
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七話 休日ほ(略)
鎖雅「お、おい、冬季…何でそんな格好してるんだ?」
鎖雅先輩に聞かれる…何でこんな格好をさせられているかは自分でもわからない
どんな格好か簡単に言うとメイド服…です
「知りませんよ!馬鹿二人に聞いてください!」
山崎「大丈夫だぞ!いい感じだぞ!冬季ちゃん!」
村征「ああそうだ!似合ってるぞ!冬季ちゃん!」
すごくムカつく…そもそも何で…
とうきをゆきで呼ぶ奴はミカだけのはずなのだが…と思っていたら後ろから…
ミカ「ゆっきー…その格好…かわいい!かわいいよ!」
不意討ちの抱きつき攻撃をしてくるが…スタイリッシュにかわした
鎖雅、陽炎「お前ら…」
二人の先輩方が同時に同じようなリアクションをとっている
すごく息ピッタリである
そして
鎖雅、陽炎「真似すんじゃねぇよ!だから真似するな!何でこんな台詞があうんだよ!」
といつもどうりの喧嘩が始まる
片方が殴り飛ばして校舎を少しずつ破壊していく喧嘩が始まる
山崎「おっしゃー写真ゲット!」
村征「まじか!俺にも送れよ!」
写真を撮られた
と言うかもう何が何だかわからなくなってきた
右を向けば校舎を壊す喧嘩…左を向くと山崎と村征が写真を取っている
前からは雪吹先輩がダンボールを被って少しずつ前進している
後ろからはミカの攻撃…と言った感じで何が何だかもうわからない
1つずつ問題を片付けて行けばいいかな…
まずは…伝説の傭兵から
「雪吹先輩?あのーお願い事がありまして…先輩の射撃が見たいんですけど見せてくれますか?」
雪吹「…おけ、的は?」
「あそこにいる山崎と村征のスマホで…ちゃんと当たったとわかるようにぶっ壊してください」
雪吹「…了解」
雪吹はダンボールから出てきて常備している改造スナイパーライフル((エアガン))で狙い始めた…
まぁ距離としてはだいたい25m位
実弾はともかくBB弾を使用しているため当てるのは難しい?のだろう
雪吹「…破壊していいんだよな?」
そう言い引き金を引く
村征の方で何が砕ける音がする
そのあとに村征の悲鳴が聞こえる
雪吹「…一つ」
そしてまた引き金を引く
次は山崎の方から何が砕ける音がし、山崎が悲鳴をあげる
雪吹「任務完了」
そう言いまたダンボールを被り動き始めた
とりあえず写真の問題は解決
次は後ろから攻撃してくるミカ
ミカ「何で避けるの!かわいいのに!」
「わかった、次は避けない」
ミカ「よーし!行くよ!」
ミカが飛びつくの攻撃を繰り出した
冬季はデコピンをした
いい感じの音がしてミカが止まった
ミカ「うぅ…痛いよぉ…」
「避けないって言ったじゃん」
ミカ「それでも酷いよぉ…」
とりあえずミカの方も解決
次は…絶賛校舎破壊中のお二人の問題
あれはもう手をつけられない
二人の拳がぶつかり合う衝撃で床や壁に亀裂が入るレベルの喧嘩?になっている
あの二人に勝てるのは…魁先輩だけなのだが…姿が見当たらない
?「おい」
後ろから声をかけられた
振り向くと魁先輩だった
魁「氷室冬季と言ったな…着いてこい」
魁先輩の威圧感が凄かったため断れず着いていく
魁先輩と一緒に半壊した校舎に向かう
校舎の中に入り、先輩達がぼろぼろになりながら拳を交えている
魁「眼鏡を預かってて貰えるか?」
俺は「はい」と返事をして預かる
そして魁先輩は二人の方へ向かって行く
鎖雅「今日と言う今日はぶっ殺す!」
陽炎「ぶっ殺されるのは、そっちだ!」
二人が渾身のストレートパンチを繰り出す…がパンチは二人に届かない
魁先輩が二人の渾身のストレートを片手で受け止めたのだ
鎖雅「離せよ魁!」
魁「離したら被害が悪化するだろ?」
陽炎「決着をつけさせろよ!」
魁「いいだろう…決着をつけてやる」
そう言い魁先輩は鎖雅先輩を陽炎先輩の方に背負い投げする
その背負い投げの一撃は重かったらしく二人は同時にKOした
鎖雅「ちくしょー!何で魁に勝てないんだよ!」
陽炎「そもそも人外に勝とうと思うのがダメなんじゃないか?」
魁「ところで…お前らこの校舎どうする気だ?」
鎖雅「いや…どうするって」
陽炎「どうにも…出来ないだろ」
魁「だろうな…よしお前ら職員室に行くぞ」
鎖雅、陽炎「はぁ!?」
魁「氷室…眼鏡を預かっててくれたことに感謝する」
「あ、はい!」
魁先輩に眼鏡をかえす
そして二人を連れて職員室に向かっていく
とりあえず一人になってしまったのでプールに戻ることにした
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