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サクラ大戦7人目の隊員

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六破星降魔陣発動・・・帝都大崩壊の始まり

太正12年9月・・・

ついに天海は六破星降魔陣の発動に成功した。だがそれとは別の魔城も時同じく復活した。


かつてこの世界に現れて以来、姿を消していた魔城・・その名も江戸城が、六破星降魔陣によりこの世界に再び姿を現わしたのだった。


「ふむ、もう一人の俺よ、一度江戸城に行くのか?


「ああ、何時帝国華撃団が来てもいいように、準備しなければいけないのでな」

「成る程な」

そして二人の叉丹の話は終わった。


そして帝劇では・・・

紅のミロクを倒した後、天海が発動させた六破星降魔陣の影響で、直哉の付き添いをしていたさくらもトランス状態になってしまった。

そのことを知った大神は、ショックを受けていた。


「司令さくら君と直哉君は大丈夫なんですか?」

「正直俺にもわからん。直哉のほうまでトランスになるとは予想外だぜ、大神最悪俺たちは、さくらと直哉抜きで、天海と江戸城を相手にしなければいけない可能性が出たぞ」

「そんな・・・厳しい戦いが、さらに厳しくなったのか」

そのころさくらと直哉は・・・

「「ここは・・・」」

「ここは破邪の血を有する者が踏み入れる事の出来る特別な空間です」

「え、なら僕はこの空間にこれないはずなのに?」

「直哉君、貴方にも破邪の血は、流れているんですよ」

「えっ」

少女時代のさくらの言葉に驚く直哉。

「貴方が始めて、真宮寺家に来た時に、貴方に、父様と私の血が少量ですが、輸血されたことがあるんです」

「成る程そういうことですか」

「時間がないので、伝えます」

「「はい」」

「敵は、門の上にいます」

「二人共どんなときも、決して二人仲良くしてください」


そして二人は目覚めた。

さくらと直哉目覚める前、帝都中に黒乃巣会の首領からのメッセージが届いた。


そのメッセージとは、帝都銀行の保有する金銭全額と、帝国陸軍中将米田一基の命を差し出すことの二つだった。

米田司令は、天海の挑発に乗る直前、大神達帝国華撃団花組の、説得し代わりにさくらと直哉を除くメンバーで、一番妖力の大きなポイントに出撃した帝国華撃団だったが、そこは、黒乃巣会の用意した帝国華撃団を、葬る為の罠だった


「くっこのままでは」

「やれるとこまでやってやる」

「玉砕覚悟や」

大神達が、諦めかけた時、声が聞こえた。

「私達の仲間を傷つける奴らは許さない」

そして花組の背後の囲みの一角が崩れ、花組は撤退に成功した。


「勝つのは、天海か、帝国華撃団か、どちらがかつもよし」


叉丹はそう言うと不敵に微笑むのだった。

果たして、帝国華撃団は、この窮地を乗り越えれるのか?
 
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