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『闇、時々、光』

作者:零那
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『祈り』



目の前の苦しみやイタミすら拭えずにいたら、此からの苦難も乗り越えれない気がした。

そんな僕だと情けないまんまだなって思ったんだ。

今や過去を欺くなんて決してしないけれど、せめて未来はキレイなもので在って欲しい。

其れは、今迄大事にしてきた誰の為でもなく、唯アナタの為に、そうで在って欲しいと祈る。

もし、僕の弱さが引き金になってアナタを苦しめる様なことになったら、僕は僕を許せない。

アナタも僕を許さないだろう。

そんな未来、考えただけで涙が溢れてくる。

僕は僕を強くしたい。
後少しの時間でも、ギリギリ迄、最後の最後迄、僕は闘い抜く。
アナタを守る為に。

アナタを守りたい。
愛を守りたい。

祈りは其れだけ...


 
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