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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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戦闘校舎のフェニックス
  ゲーム終了後の婚約破棄作戦

リアスが負けた瞬間、俺とアーシアの体が光り出したと思えばメディカルルームに来ていた。ベッドに寝かされてたのはリアス、朱乃、木場、小猫ちゃん。

『相棒の戦いを見させてもらったが、ホントに俺の力無しで勝つとはな』

『当たり前だ。神器無しでも聖剣で戦えば、悪魔は最悪滅ぼす所何だからな。最小威力にしたんで、そこだけは感謝してほしいよドライグ』

『聖剣エクスカリバー、聖剣としては最強の剣であり悪魔を斬り倒すと一撃で消滅してしまう威力を持つ剣だったな。確か創造の力で創ったと言ったが、俺らと出会う前から持っていたとでも言うのか?』

『まあな。一応この世界には聖剣やら魔剣が存在するのであれば、この世界にある情報を見て七つの力を持つ聖剣エクスカリバーを創ってみた。擬態にしていると聖剣には見えないだろう?』

『確かにそうだな。便利な剣を持っているが、龍殺しの力は持たないのか?』

その質問をされる頃になると、アーシア以外が寝ていたのでそのままVIPルームに行った。ドアを開けたらケルディム夫婦とサーゼクスとミカエルとアザゼルと見た事が無い悪魔がいた。

「ようケルディム。久しぶりだな」

「おお一誠君。久しぶりだね。ゲーム楽しませてもらったが、やはり負けてしまったようだ」

「お久しぶりですね一誠さん。リアスの我が儘について来てくれてありがとう」

「とりあえず、リアスと一騎打ちしたライザー以外の下僕は瞬殺した。木場も小猫ちゃんもサーゼクスと同じ修行方法でやったんだぜ」

「やはりか。動きが前見た時より、俊足になって攻撃力も上がっていたから不思議でしょうがなかったが私と同じ修行なのは納得だよ」

上から俺→ケルディム→ヴェネラナ→俺→サーゼクスとなっていたが、ここで会った事が無い悪魔が口を開いた。

「君は確か兵藤一誠と言ったね?」

「ああそうだがアンタは誰だ?」

「そういえば一誠さんは知らなかったわね、紹介するわ。ウェザード・フェニックスとウェンディ・フェニックスよ」

「初めまして。先程紹介されたが、ウェザード・フェニックスだ。周りからはフェニックス卿やプライベートの時はウェルと呼ばれている。よろしく頼む」

「私はウェザードの妻のウェンディよ。よろしくね」

「そうか。貴方達がルヴァルと焼き鳥ライザーの両親か。俺の名は兵藤一誠、人間でそこにいる天使と堕天使の仲介役をしているが、勿論悪魔とも仲介役をしている」

俺はウェザードとウェンディに握手したら、するとミカエルとアザゼルがこっちに来た。それと俺が焼き鳥ライザーと言ったら、苦笑していたので気にしてなかった様子だった。多分フェニックス家の者らも分かっているんだろうな、ライザーが能力任せでゲームをしていると。

「残念だったな一ちゃん。あと少しで勝ってたかもしれないのだが」

「まあな。特別ルールが無ければ、俺がライザーを葬る所だったよ」

「それはそうでしたね。それより確認なんですけど、貴方の刀を見せてもらえませんか?」

「ん?何故だ?」

「それは私が答えよう。一誠君と呼ぼうか。一誠君は、我が妹であるレイヴェルに突き刺したよね?普通の剣なら、突き刺されても再生するんだが・・・・」

「レイヴェルは、再生されずにリタイアしてしまった。フェニックス家では考えられないので、サーゼクス様に相談してみたんだけど分からなくて」

「一ちゃんが持っている刀は、もしや聖剣何じゃないか?と疑いがあってな。一ちゃんに確認しようとしたら、一ちゃんがこっちへ来たのさ」

ウェザードとウェンディとアザゼルが説明してくれたので、俺は正直に答える事にした。それにコイツらだけでもネタバレした方が良いと思ったからさ。

「確かにこれはただの刀ではない。これは聖剣だ」

「やはりですが聖剣のオーラが、一切感じないようなのは一体どういう仕組みなのでしょうか?」

ミカエルが確認の為にと、刀を取り出して渡したらそう言った。サーゼクスに人払いを頼むと言って、今ここにいるのは俺とケルディム夫婦・とウェザード夫婦にサーゼクス、ミカエル、アザゼルだけだが一応防音結界を張った。

「いいか、コイツについてはまだ秘密でいたいので極秘で頼む」

『分かった』

「実はこの刀、いやこの剣はただの聖剣じゃない。コイツはあの最強伝説聖剣とも言われた聖剣エクスカリバーだ、しかも七つの能力付きのな」

『え?・・・・マジ?』

防音結界張っといて正解だったな。じゃなきゃ外に漏れるし、これが聖剣エクスカリバーだと暴露したら、ケルディム達悪魔は咄嗟に離れた。ミカエルとアザゼルは、俺の近くにいたが刀は俺が鞘事持っている。今オーラを浴びせると、ここに居る悪魔は最悪消滅してしまう。

「という事は、この状態は擬態による力で刀としているからですか?」

ミカエルが聞いてきたから俺は頷いて、刀から元の剣に戻した。元の剣は刃は金色で、柄は装飾が施されているからミカエルは終始驚いていた。

「一誠さん、それがエクスカリバーなら私の子は?」

「大丈夫だ。聖なるオーラを最小限にしてあるから、悪魔を斬っても回復できるようにしてある。現に聖なるオーラ発してない」

ウェンディはホッとしたようだが、それはそうだ。本気オーラで斬ると回復できない程のダメージを喰らう。俺はエクスカリバーを空間にしまってソファに座ったら、サーゼクス達が来て同時に座った。

「それよりこの後の事何だが、俺に考えがあるぞ」

「この後の事?ああ、リアスの婚約かい?」

「ああ。それをぶち壊すが、ケルディムとウェザードに言っておく。お前達は欲が出すぎだ、純血悪魔は既にいるじゃないか。サーゼクスの所とかな」

「それはすまないと思っているが、今更どうしろと?ライザーが勝ってしまったから、婚約成立してしまった」

「俺に考えがあるからさ、婚約破棄にしてもらう。タダで婚約破棄ではなく、この俺と戦って勝てたら婚約破棄かそのまま婚約するかのどちらかさ」

俺はサーゼクス達に秘密作戦を言った。そしたら、サーゼクスやケルディムとウェザードは面白そうだと言って了承した。ヴェネラナとウェンディも、口を吊り上げてこう言ったそうだ。

『面白そうね』

了承してくれたが、作戦はこうだ。リアスが登場次第で、俺らは壁に穴を空けて登場する。その後サーゼクスが、褒賞として婚約破棄と異種戦としてレーティングゲームの参加をしたいとの事と悪魔の駒をくれという三つの事をサーゼクスに提案した。

その後、ライザー対俺の戦いをして俺が勝ったらその三つの事を褒賞としてもらう。ミカエルとアザゼルはどうする?と言ったら、流石に悪魔だらけの婚約会場にいるのは不味いとの事で映像で見守る事にしてもらった。それとアザゼルに一言。

「俺の神器を見せてやるから楽しみにしとけよ」

目を輝かせて、楽しみにしてるぞと喜んだ。婚約会場の場所が決まり次第、グレイフィアに来てもらって扉前で待機と言う事となった。三日後が楽しみだが、ミカエルとアザゼルは一度人間界本家まで魔法陣で移動後に帰っていった。俺は自室に戻って寝間着に着替えて寝た。 
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