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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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番外編その1
  新たな仲間続出!?

アーシアが正式に駒王学園に編入してきてから、一時的に人間界本家へ泊まったアーシアが朱乃の家に暮らす事になった。アーシアが俺の家にホームステイしたいと言ってきたが、却下したので仕方がなく朱乃の家でホームステイする事になった。

人間界本家とはいえ、裏庭には秘密ドッグや色々と機密があるからだ。人間界本家から次元の狭間本家へ戻ろうかと思ったら、時計が光った為に通信機を耳にはめたら懐かしい者からで貂蝉であった。

『ご主人様、久しぶりわね』

「ああ久しぶりだが、そっちにいる華佗はどう何だ?こっちの世界で、華佗クリニックを開けるぐらいになったか?」

『ええ、そろそろ出来そうな感じだからね。今奏ちゃんがいるからついでに一緒に行くわよ~』

「そうか。それと異変とかはないか?消滅して緊急ポッドが射出されたとか」

『それなら奏ちゃんに代わるわ。少し待っててねご主人様』

しばらく経ったら奏が出たので報告を聞いた

『あ、智君。ポッドは2つ確認されたわ、1つは大型ポッドで結構な人数が乗っているとの事よ。私達がいる所から近いから、1番艦で迎えに行ってからそっちに行く予定よ』

「あと1つはどこにある?」

『もう1つは、智君がいる拠点予定に近いわ。調べた結果IS世界のナンバー13の外史が消滅、主要キャラに乗って脱出艇として射出されたと聞いてる。他の人達は消滅したけど、IS世界のナンバー14は消滅してないから安心して』

「なるほど。恐らくIS外史ナンバー13のポッドに乗ってる人物は、俺の予想通りになると思うから俺が迎えに行くよ。あとそこにコーティいる?いたら呼んでほしいのだが」

『ちょっと待ってて下さいね』

しばらく音楽が流れたが、5分後出たらコーティだった。

『フォロン・・・・じゃなくて一真久しぶりだな』

「ああー久しぶりだな。今の俺は、兵藤一誠と名乗っているから一誠と呼んでくれないか?」

『一々名前が変わると面倒だ。だがそれもいいな。で、私を呼んだ用は何だ?』

「用はこっちに来ないか?ちょうど戦力が欲しくてな。魔力重視の奴と思えば、精霊の女王であるコーティしかいないと思ったんだが来ないか?」

『それなら奏の船でそちらに行こう。単身楽団と自走式可変単身楽団も持って行った方がいいか?』

「頼む。それがないと、本来のコーティの姿が見れない。たまごサンド作っておくから待ってるよ。まただが貂蝉に代わってくれないか」

『了解だ』

またしばらく経つと貂蝉が出た。

『どうしたの?ご主人様』

「卑弥呼もこっちに来るのかと思ってな?左慈と于吉も来れるのか?」

『卑弥呼は行けるけど、左慈ちゃん達はあっちの外史で忙しいみたいなの』

「そうか分かった。こっちで待ってるからな。じゃあな」

通信を切った後、私服に着替えて裏庭に行ってからドッグに行った。ちょうどイアンやハロ達が整備中だったが、出撃する事を伝えたらトレミークルーとして行くと言ってから格納庫で待機。俺は3番艦ブリッジに上がり、艦長席に座ってからブリッジでは発信準備を急がせた。

人間界本家にいるメイド達に行ってくると言って出発した。大気圏突破後、地球と月の間からゲート解放と共に、IS世界にある一つの外史に向けて出陣。IS世界にあった外史であるナンバー13とナンバー14の間に、ゲート出現と共にトレミー3番艦が到着。緊急射出ポッドが浮いていたので、ブリッジから格納庫に行った俺はストライクフリーダムで取りに行った。

ポッド回収と共にトレミー3番艦は、俺らがいた拠点予定の外史へ戻る為にワープゲート真っ最中。格納庫では緊急射出ポッドを開ける作業をしていたが、なかなか開かないようなので俺はブリッジに戻らないでイアンのとこにいた。

「イアン。その様子だと随分手間取っているようだが、開けられそうか?」

「そうらしいな。端末と繋げてから解除させようにも、ポッド側から拒否られている。これはワシの予想だが、何らかの魔術か魔力で開けるのは無理だ。機械的に無理だと判断すれば、残った一つの可能性としては『無効化』で触れたら解除出来るだろうと言うのが、ワシら整備班とハロの判断だ」

「端末を拒否るのであれば、それは何らかの力で開けられないようにしているという事か。一度入ったら、コイツを開発した張本人である俺のみが解除出来る。とりあえずやってみるとしようか」

「やはりこのポッドは、一誠本人が開発したのであればワシらは納得だ。創った本人じゃないと開けられないのであれば、それしか方法はないのだろう」

そう言って画面辺りに触れた瞬間、ガラスが割れるような音が聞こえた。そしたらあとはイアン達の仕事で、端末から解除コードを俺が打ち込むと解除された。扉が開いたのか中にいた救助者が、出てきそうなので格納庫にいるクルーは中にいる者達を確認したら登録する為に準備していた。

「やっと扉が開くがここはどこだ?あと姉さん、いい加減くっつくのは止めて下さい」

「えーいいじゃない別に減るもんじゃないんだから。それよりここどこー?明らかに戦艦って感じがするね~」

「外から気配を感じるから出てみましょうか?織斑先生」

「そうだな。さっきまで開かなかったのが、開いたようだしな。それよりもオルコットとデュノアは、ここを知ってそうだな」

「恐らくですが、ここに一夏さんがおりますわよ」

「そうそう。鍵開いたのなら早く出てみようよ」

中から話し声が聞こえてきたが、中々出てこないので俺がドアを開けた。一応待機していたクルー達の手を借りて、出てくるとセシリアとシャルが目が合うといきなり抱きついてきたのだった。

「一夏さんお久しぶりですわ!」

「一夏久しぶり!」

「シャルにセシリアよ、その人は一夏ではないぞ。というか誰だお前は?」

織斑千冬の言う通りであったが、答える前に緊急射出ポッドに乗っていた人物を並べさせた。クルー達が俺らの拠点予定に行く為、簡単にデータ登録を開始した。

名簿によると篠ノ之箒、セシリア・オルコット、凰鈴音、シャルロット・デュノア、ラウラ・ボーデヴィッヒ、織斑千冬、更識楯無、布仏本音、ナターシャ・ファイルス、篠ノ之束。一瞬簪はいないのか?と思ったが、どうやら乗り遅れたようだな。

「ようこそ、トレミー改3番艦の艦長をしている兵藤一誠だ。まあそこにいるセシリアとシャルの言う通り、俺は前まで織斑一夏と名乗っていた」

「ほ、本当にお前が一夏なのか?」

「ああそうだが、折角だからこの声で喋ろうか。ただし俺の歳は織斑千冬よりも上なのでな、これからは呼び捨てで呼ばせてもらう」

「本当に一夏だ、それと歳が上とはいったい?」

途中で一夏の時の声を出した後にそう質問してきたので、肉体年齢は24で精神年齢は数千から数万だと言ったら驚愕のまま固まっていた。そんで俺は人間ではなく神だと言ったら納得した千冬。しばらく話していると、皆はお腹減ったのでトレミーにある食堂に連れて行く。束と楯無は、俺の両腕を握りながら歩いていた。食事後、それぞれの部屋に連れて行くクルー達だったが俺はブリッジに行く。

「ゼロ、奏は無事にポッドを回収したか?」

『はい。回収して今は説明をしてるらしいです』

「そうか。報告御苦労であるが、束はいつからそこにいたのかな?」

「ねえねえいっくん。これ改造してもいいかな?」

「ダメに決まってるでしょ。あっ千冬、ブリッジに束がいるから途中までそっちに連れて行く」

俺のアイアンクローで、頭を固定したまま千冬達がいる部屋まで行く。待っていたかのように千冬のアイアンクローで引きずられて行くのを見届けた。現在ワープゲートの中にいるので、ゲート解放すると出口に出た。トレミー3番艦が、次元狭間本家に到着したので3番艦専用ドッグに降りる。保護した者達と一緒に次元の狭間本家玄関前に来たら、全員がとても驚いていた。

「うわあ大きい家だー!ねえねえおりむー・・・・じゃなくてひょうひょう、この大きな家の当主って誰?」

「この家の当主は俺だよ。のほほんさん」

「うわぁー凄ーい!?」

次元の狭間本家玄関に行く前、格納庫へ向かってから皆のISを一度回収させた。この世界=外史で調整しないと正しく起動しないからである。のほほんさん以外の者は、専用機持ちなので待機状態のアクセサリーとなり、のほほんさんが使っていたISもアクセサリー化をして渡してもらった。

トレミーの整備班に調整してから、全員のISを返却した。玄関である次元の狭間本家のドアを開けたら、歓迎ムードだったメイド諸君。

「皆、帰ったぞ」

『お帰りなさいませご主人様。そしてようこそいらっしゃいましたお客様』

「ほ、本物のメイドだー。これがクラリッサが言っていた萌えという奴か」

「アホな事言うな、コイツらは今日から住む事になったのでな。各部屋の掃除をしておいたら、俺に連絡をくれな。俺らはリビング兼ダイニングに行っている」

『畏まりましたご主人様』

靴を脱いでスリッパに履き替えて俺に着いて行ったが、その間静かにしていた箒達だった。到着したら、ここの住人である者達からの挨拶が飛んできた。

『お帰り一誠/君』

「ただいま帰った。アグニにルシファー、レヴィアタン、ベルゼブブ、アスモデウス、シャルロット」

ソファに座っていた人物に挨拶した俺は、ここに連れてきた人物達をソファに誘導してからアグニの隣に座った俺。

「改めて紹介しよう。異世界=外史から連れてきた者だ。皆挨拶してくれ」

挨拶後アグニ達も挨拶して本題に入ったが、なぜ消滅してしまったかについての理由を話す。

「お前達の世界が消滅したのは不明であるが、お前らは俺が置いて行ったポッドに乗っていた。二度と元の世界には戻れないので、ここに住むしか方法はない」

「皆を代表して言うが、この世界はどういう世界なのだ?一夏いや今は一誠だったな」

千冬が代表して聞いてきたので、ルシファーが答えた。

「この世界は三大勢力があります。1つは天使、天界に住んでいる者で天使と言えばシャルロット。翼を見せたら?」

シャルロットは無言のまま5対10枚の天使の翼を出した。見せた後に収納したが、普通の天使には輪っかがあるが神は代わりに翼の枚数と色で判断すると、追加で俺が言った。

「2つ目は悪魔、冥界に住んでいる者で私達も悪魔なのよ」

4人は悪魔の翼を出したら、蝙蝠の羽のようなのだった。

「そして3つ目は堕天使。天使が堕ちた存在であり、ここにはいないけど翼はシャルロットが出してくれた翼を真っ黒にした状態ね」

IS世界の外史にいた皆は、とても信じられないや驚愕したまま目を見開いていた。でも目の前に現物を見たから信じるしかないと言ったが、これからどうするかについては既に決まった事だ。俺の眷属になる事であり、レーティングゲームに出る為の戦力として加わる事だ。

「そのレーティングゲームというのは、どのようなゲームなのだ?」

「本来なら悪魔だけのゲームなんだが、俺は異種戦として出たいと思っている。もちろん人間のままで出るつもりだが、俺は人間であって神でもある存在だ」

千冬は驚愕したが、今目の前にいる人物である俺自身が神だという事を。

「ちなみにシャルロットは元神だ。天界にいた長だ」

ここで通信機から連絡があったので耳につけたら相手は奏だった。

「奏、どうした?」

『今到着した所ですが、保護した者達はどうしますか?』

「リビング兼ダイニングに連れてきてくれ。今IS世界から来た奴らに説明してたところさ」

『分かりました、これからそちらに向かいます』

通信切ってから通信機を付けたままだったが、IS世界から連れて来た者は掃除済みである各部屋にご案内された。今はほとんどの皆が混乱状態なので、メイド達に言って一人部屋に連れて行った。もし悩みを話したいなら、メイドに話してみろと言ってから行かせた。ドアが開いたと思えば、月中基地本部にいたであろうコーティが入ってきたので優しく受け止めた。

「一誠、会いたかったぞー」

「ああ俺も会いたかったよ。コーティ」

「やはりここにいましたか智君。保護した人達と貂蝉・卑弥呼・華佗を連れて来ましたがどうしますか?」

「先に保護した人達から話そう。奏、その保護した人達は?」

「ちょっと待ってて下さい。こっちですよ皆さん」

入ってきたのは天下御免の住人達だったが、保護した人物名を言うと・・・・。

『徳河 吉音、徳河 詠美、水都 光姫、遠山 朱金、逢岡 想、鬼島 桃子、子住 結花、子住 結真、子住 唯、銭方 真留、長谷河 平良、佐東 はじめ、八辺 由佳里、じごろう銀次』

の14人だった。俺を見た皆は全員こう言った。

『あなたは誰?』

と。

「ごほん、あーあー、久しぶりだな皆」

「あっ!この声は八雲。久しぶりー!」

と言って抱きついてきた吉音。

「ここはどこなの?そしてあなたは八雲だけど、容姿が違うわ」

「ここはお前達で言う異世界であり、別世界とでも言った方がいいか。ここは次元狭間本家であり俺の家だ。それと声を元に戻す」

「ほーここがお主の家とな!広すぎて分からんぞー、しかもそちが八雲とは。だが姿から声が違うのは何故じゃ?」

「容姿や声が違うのは、この世界にいるからだ。お前らがいた世界だったら、お前達がよく見る姿になるが今はこの世界にいるからな。それと今の俺の名は兵藤一誠と言うんで、気軽に一誠と呼んでほしいね」

「何で名前と姿が違うのか、俺にも分からねえよ。どうなってるんだ?」

「ですが今の姿が八雲君であり、今の姿と言ってもいいのかもしれません」

「そうだぞ朱金。想の言う通りだ。俺はお前達がいた世界に行けば八雲になるし、こっちの世界だとこの姿になるのさ」

さっきした説明をもう一回する事になったが、ルシファー達は嫌がらずに説明してくれた。納得させてから、俺の眷属になるように説明するとなると言った。今は一度用意させた部屋に行ってもらった。

「ふうー、説明ありがとうな。ルシファー」

「いえいえ。これくらい出来ないと、一誠の眷属とは言えないからね。それとシャルロットもありがとう、翼を見せてくれて」

「あれが天使の証であり、元神の証でもありますからね。見せないと納得しないと思ったからです」

「そろそろ我は泳いで行ってもいいだろうか?一誠」

「アグニもお疲れさん。存分に泳いで行っておいで」

アグニは、外へ出て龍化して泳いで行った。コーティは俺に抱き着いていたが、そろそろ放してもらってから自己紹介した。

「私の名はコーティカルテ・アパ・ラグランジェスと言うが、長いからコーティカルテと呼んでくれ」

「コーティも元々とある世界の精霊なんだが、破滅の道に進んでしまった所を俺が保護した。その時はタタラ・フォロンと名乗っていたな」

「結構沢山の名を持っているんだな一誠。驚きだぞ」

「そうなんだよベルゼブブ。世界によって違うから、覚えるのが大変なんだ」

「で、一誠よ。私は眷属としては、どの位置なのだ?」

「コーティは『女王』『僧侶』で、チェス用語だとクイーンかビショップ。コーティは魔力で戦うだろ?ビショップだと、魔力が更にに増大して戦いやすくなると思ったからだ」

「まあ私はどこでもいいが、神曲によって力が発揮する」

「次は華佗・貂蝉・卑弥呼に会いますよね。私としては余り会いたくない人物達です」

華佗達は、中に入った瞬間ルシファー達は驚愕して俺の近くにきた。貂蝉と卑弥呼の姿を見たからであるが、俺にとっては見慣れてるけどルシファー達は初対面だから震えていた。

「華佗、久しぶりだな。医学の勉強はどうなんだ?」

「ああいつでも見れるぞ。華佗クリニックとしてだが、貂蝉達だと怖がられると思う。どうすればいいと思う?」

「だったら性別を変えればいいのでは」

「それいいな。ではさっそく作ってから行くよ。奏さんどこか空いてる部屋はないか?」

部屋に案内後、貂蝉達が出て行ったのか皆はやっとホッとした様子だった。仲間記念として全員で宴を開いた後、眷属として外に出るのはレーティングゲームのみなので、普通の仲間として認め合った。戦力は大幅に拡大したが、いつでも出れるくらい実力は愛紗達より弱かったので、アグニ自ら鍛錬させたが死ぬ寸前まで修業したので前より強くなった。

今までは恋姫チームとしてだったが、新たに大江戸チームとISチームとして加わった為なのか。次元の狭間本家にある部屋数を増やした為、三階建てから十階建てにアップした。 
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