戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第三十二話 加藤中尉!作者は折り鶴を折れない!!その五
「こうなのです」
「はい、立派な胸です」
「スーツからはちきれそうですよ」
「いや、やっぱり巨乳いいですよね」
「もっと言えば巨乳も」
しかし二人が今回望むグラドルは小島瑠璃子さんだ。巨乳派かというと違う。
「胸は小さいのも好きですけれど、俺達」
「大きいのも好きなんですよ」
「まあ声優さんのお話は置いておいて」
「とりあえずはですよ」
二人はここで強引に話を戻してきた。
「今回の戦いは舞鶴ですね」
「そこで折り紙対決ですね」
「作者折り鶴すら折れないですけれど」
「それになりましたね」
「話は聞いている、勝ってもらう」
悪田部は二人に冷静に述べた。
「しかしだ」
「しかし?」
「しかしっていいますと」
「敗れれば最終回だ、そして我々の秘密がばれそうになれば」
その時はというと。
「君達の体内に埋め込んだ中性子爆弾が爆発する」
「核兵器ですか」
「それはまたえぐいですね」
「それで日帝衆共々消えてもらう」
実に悪の組織的な改造、そして解決案である。
「その時はな」
「秘密を守る為に、ですね」
「死んでついでに敵も道連れにしろ」
「何かもうあれですね」
「ショッカーまんまですね」
「違う、ライダーマンか大鉄人17かキョーダインだ」
どれもヒーローである。
「ショッカーとは聞こえが悪い」
「いや、どれも特攻してるじゃないですか」
「17とキョーダインはそれで死んでますよ」
最終回で見事散ったのである。
「心あるから人間ってみなしてもいいから」
「死んでますよ」
「平山プロデューサーが感涙した最後でしたけれどね、どっちも」
「素晴らしい最終回でしたけれど」
「死んでますよ、ガチで」
「ライダーマンは生きてましたけれど」
「だから死んでもらう」
悪田部は二人に平然として言う。
「その時はな」
「ですか、つまりは」
「秘密を守って死ね」
「そういうことですね」
「敵も巻き添えにして」
「さっき言った通りだ、とにかく君達は生きながらにして核兵器となっている」
環境保護団体に喧嘩を売っている設定である。
「いざとなれば発電所にもなる」
「人間原発ですか」
「それも凄いですね」
「これでエネルギー問題も解決だ」
悪田部は平然として言った。
「一人一人に原子力発電所を埋め込めばな」
「凄まじい改造ですね」
「はなっから人権とか考えない人じゃないと出来ないですね」
「というか環境的に問題ですよ」
「某山本さんが火病起こしますよ」
「安心するのだ、そうしたことをする相手は限られた人だけだ」
流石に悪田部もこう答える。
「私も環境の重要性は認識している」
「当たり前ですよ、環境が悪いと人は住めないですから」
「環境保護は常識ですよ」
「人がいい場所で住む為に」
「環境保護は絶対のことですよ」
二人はシビアに考えていた、環境問題について。
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