| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールD×D~黒腕~

作者:黒白猫
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 次ページ > 目次
 

裏部隊

 
前書き
初投稿です。文才ありません。他の方々のように上手くは書けません。 

 

世界には表と裏が存在する。それは、決して異常な事ではない。そして、ここにも裏の住人がいた。

「はぁ~学校って面倒くさい。」
「ははは....仕方ないさ。我慢しよ。」

と、言っても普段はごく普通の高校生なのだが。

ここで簡単な自己紹介と行こう。俺の名前は黒鐘 真白(くろがね ましろ)。名字と名前が真反対の駒王学園の二年生だ。まあ、原作主人公と同じだな。そして、俺と話しているのは、和泉 杙奈(わいずみ くいな)。一応、同じクラスだ。いつも一人でいる俺に声をかけてくる優しい少女。

「にしても.....相変わらず五月蝿いなぁ、あそこのエロ三人は。」
「あはは...仕方ないよ....」

最早呆れるぞ。今は原作開始の本当に少し前。ここまでが長かった。神様に殺されて転生したが赤ん坊からやり直すことになるとは....まあ、そのおかげで今があるのだが。俺は、裏世界の住人の一人で、とある部隊に所属している。まあ、簡単に言うと、『人外』だな。

「しっかし、よくもまあ、俺に話かけてくるな。」
「だっていつも一人でいるもん。」
「そうか?それに俺は学校では嫌われてるはずだか?」

ありゃりゃ、この人、学校でどれだけ自分が有名か知らないよ。なら、教えてあげなくちゃね!

「まったくもぉ。君は学校では結構モテてるんだよ?」
「Why?」
「成績優秀でスポーツ万能。容姿もフワフワの白髪で不思議なくらい、心が和むし。」
「おいおい、それは何処のドイツがそう言ったんだ?」

いや、ガチな方で知らなかった。なるほど、だからすれ違うごとに周りから見られて、原作主人公には睨まれるんだな。酷いよなぁ、これから協力するかも知れないのに.....

「ま、何にせよ、やっと学校も終わったし帰るとしますか。」
「そうだね。それじゃ、さようなら。」
「おう。」

疲れるねぇ学校は。何も知らない人間が当たり前のように過ごしている学校。俺にとっては、監獄なのだが。
と、そこでケータイが鳴る。

「はい、もしもし?」
『ああ、真白か。任務が出たぞ。』
「え?参謀から?」
『ああ。なんでも、特例だから早めに終わらせてくれって。』
「特例?」

特例の一言で僕は思考の海に沈んでいた。最近のニュースでは特に難しい任務に行き着く内容は無かったと思うが。

『ま、仕事の内だ。さっさと戻ってこい。』
「了解。」

所変わって基地~。

「おう、戻ったな。」
「ああ。特例と聞いてな。で、一体どんな野暮用だ?」
「特例って言っても依頼は単純、ちょっとしたマヒィアを潰すことだ。」
「それだけ?」

本当に単純だ。でも、一誠が告られるとこ、見損なったなぁ~。仕方ないか。とか、考えていると...

「因みに、特例の理由はこいつらが『核兵器』を扱っているからだ。」
「なるほど。外からの武力行使は非常に危険だからって訳だ。考えたな。にしても、核兵器を扱うってどんな組織だよ。」
「さあな。だがやることは簡単。スニーキングミッションだ。」

ぬふふ。スニーキングミッションは久しぶりだなあ。

次回 潜入開始&原作スタート




 
 

 
後書き
今回は短いし原作主人公である一誠に全く出番がありませんでした。しかし、ご安心ください。しっかり原作と混じっていますから。 
< 前ページ 次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧