moon light fantasy
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Leviathan rhapsody 3
前書き
レヴィアタンせん。あんどゆめのまー!
「貴方の事。嫌いですね。」
ふと夢の間で意識が気付くと夢の間に新しく出来たら玉座で頬づえついて退屈そうに見るソーニャの姿があった。
「…。何がだよ。」
「その。偽りの剣士であることとか?」
「そうかよ。」
俺はじっとソーニャを見つめるとソーニャははあ、とため息を吐いて。
「ああ、さっきの噓です。」
「わかってる。」
「…実は好きですよ?」
「知ってる。」
「ただ貴方が嫌いなだけ。」
「それも分かる。」
その意味不明な言葉の並び。普通はだれにも分からない。だけどこの2人には分かるのだ。
俺はあの頃にはなかった笑いを作る。皮肉めいた笑みだ。
「俺はフォルツ・レープリカ。夢と希望の花を刈り取る。
お前なんて人外はヘドが出る。」
「…。ねえ。フォルツさん。」
ソーニャはそう言ってある問いを投げかける。
「貴方はアリスさんの事。好きですか?」
「…。」
その問いに俺は返す事が出来なかった。
俺はくるりとソーニャから向くのを止めると俺は遠くを見る。
するとソーニャは少し哀しそうに。
「貴方と分かりあいたいですね。」
「残念だ。それは俺の台詞だ。」
夢から覚める瞬間。ソーニャにそう言って笑いかけた。
「トランス!フォルツ・レープリカ!」
槍が突き刺さり激痛が走る瞬間。俺は夢から覚めて。とっさにトランスを行っていた。俺はニナを抱き抱えてトランス…合体させる。
「月光さん。月光さん。今こそ吸血鬼のチカラよ!おいでなさい!」
ヴァンパイアのチカラを覚醒させる。その勇気を。
ライトの身体を借りたレヴィアタンはそれを見てほう、と呟いた。
「トランス。まさかその勇気があろうとはにゃ?」
「いやはや。」
そう言ってアリスとサナに近寄るととある魔法を唱える。
「満月。」
そう唱えると月の光がアリスとを包み込み。アリスとサナから黒いモヤが出たかと思うとそれは掻き消えた。
それを見てレヴィアタンは驚く。そう。レヴィアタンは満月の魔法を知らなかったのだ。
「にゃは⁉︎僕の傀儡の術が⁉︎」
「さあってね?どうする?」
そう言ってレヴィアタンを睨むとレヴィアタンは驚きつつも冷静に。
「どうするもこうするもないにゃ。ここは一旦さような…」
「サヨウナラ?させねえよ。」
そう言ってレヴィアタンライトが消えるのを止める黒い閃光、リン。その黒い閃光はライトの急所を見事に外した攻撃だった。
「にゃは⁉︎ライトの身体だぞ⁉︎傷付けていいのがにゃ⁉︎」
「問題ない。」
そう言ってリンはポキポキと指を鳴らす。
「ライトは一度、ケンカで半殺しまで殺ったことがあるからな。」
「問題あるよね…。それ。」
フォルツの中のニナが意識の中で言って。
「さあ、反撃開始!」
フォルツはそう言って夢幻剣の峰打ちをライトに振り回す。さらにリンもそれをサポートする様に自らを黒い閃光を纏わせて攻撃を開始する。
「傀儡の術が破れたところで…調子にのるにゃあ…!」
そう言ってレヴィアタンはライトの身体を捨てると黒いシルエットにしたライトの姿になった。
「それに!使えない身体ニャア!もうこんな身体はいらにゃい…!
見るがいいニャア!月の光すら消し去り覆い尽くす僕のチカラを!」
レヴィアタンは真っ黒なシルエットのまま叫んだ。
後書き
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