MS Operative Theory
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MS戦術解説
オールレンジ攻撃①
前書き
さすがに話数が多くなってきた今日この頃。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
作者ことユリスは就職試験に落ちてネガティブだったのがネガティブ過ぎて一週廻って深夜のテンションのごとくポジティブになっております。
おかげでこのMS Operative Theoryもようやく半分ほどのプロットを書き終えることが出来ました。また毎日投稿できる日が来ることを楽しみにしていただけたら幸いです。
ところで、同名タイトルは統合したほうが良いですかね?字数が毎回バラバラなので読みにくかったりすると思われます。大丈夫ならそれでよいのですが。
——究極の全包囲攻撃、オールレンジ攻撃——
オールレンジ攻撃とは、ファンネルや有線式ビーム砲などのサイコミュ制御式攻撃端末(サイコミュ兵器)を使用した攻撃方法のことを指す。目標に対し、サイコミュ兵器を包囲するように展開し、同時または連続で攻撃を仕掛けるため、回避や防御が極めて難しいという特性を持つ。一人のパイロットが複数の攻撃兵器を制御するために、既存のMS等の戦闘能力をはるかに凌駕するほどの攻撃力を有する。そのため、このオールレンジ攻撃は「パイロットと機体の戦闘能力を究極的に突き詰めた戦闘法」
——オールレンジ攻撃が可能な特殊兵器と搭載機——
▼MRX-010(サイコガンダムMk-Ⅱ)
連邦軍傘下のムラサメ研究所が開発したサイコガンダムMk-Ⅱは、サイコミュ制御式の格闘兵装である有線式サイコミュ・ビームソードを装備していた。実践では前腕部を撃ち出すギミックの使用が確認されている。出力は1.7MW。
▼AMX-014(ドーベン・ウルフ)
サイコガンダムMk-Ⅱのデータと、オーガスタ研究所から入手した準サイコミュを流用して開発されたといわれるドーベン・ウルフには、有線ビーム砲であるインコムと、有線式電撃武器ハンド・ビームが搭載されていた。ちなみにラカン大尉機のみ無線式だった。
▼ZM-S14S(コンティオ)
コンティオには、有線式ショット・クローが装備されていた。これは有線式ビーム砲とビーム・サーベル、クローが融合した、複合型有線制御兵装で、サイコミュ制御端末の系譜に属する装備と考えられる。
補足事項
——優先式と無線式の特性——
サイコミュ兵器は、有線式ビーム砲などの有線タイプと、ファンネルに代表される無線タイプに二分される。このカテゴリーの違いは技術的な難易度や端末を制御する歳に必要とされるニュータイプ能力の違いと考えられることも多い。しかし、それぞれの特性にも大きな差があり、こちらのほうがより重要視される。MRX-010(サイコガンダムMk-Ⅱ)やNZ-333(α・アジール)は有線式と無線式の両方を装備していることからも、その使用目的が異なることが分かる。
■有線式サイコミュ
MAN-03(ブラウ・ブロ)などで見られる優先型は、ニュータイプ能力が低くても使用できるほか、母機と結線されているためエネルギー供給や可動性が安定している。また、母機に接続した状態でもメガ粒子砲として使用できるほか、威力の面でも無線式を上回るものが多い。
■無線式サイコミュ
MAN-08(エルメス)のビットを始祖とする無線式は、結線されていないため機動性や到達距離の面で優れるほか、搭載数や稼動数に優れている。母機はサイコミュ兵器を主兵装としているため、撃破された場合は母機そのものの戦闘力が低下するという欠点がある。
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