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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第三十一話 菊池中尉!金魚すくいはスポーツだ!!その三

「最低は誰でもあるか」
「というか人間の屑ってな」
「やっぱりそうはいないからな」
「作者も何人かしか見てないぜ」
「いや、人生で何人も屑を見るのもな」
 諏訪部君もそれは、と言う。
「ある意味凄いな」
「そうか?誰でも何度か会うだろ」
「会いたくなくてもな」
「俺達よりまだ凄い屑なんてな」
「やっぱりいるだろ」
「それはそうだな」
 二人以下の屑をいることはだ、諏訪部君も認めた。
「救いようのない連中がな」
「ネットだと特に多いな」
「荒らしとかな」
「荒らしも酷いのになると酷いからな」
「某2ちゃんねるには特に多いぜ」
「まあそういう奴と比べたらな」
「俺達はまだ屑のレベルが低いぜ」
 屑の中の屑の中の屑でもだ。
「もう一ランク下いるからな」
「屑の中の屑の中の屑の中の屑がな」
「ここまでいくともう凄いからな」
「餓鬼道に堕ちてるぜ」
「それこそ生きながらな」
「そうなってる奴いるな」
「いるな、しかし話が進まないな」
 ここでまた言った諏訪部君だった。
「というか御前等何してるんだ」
「金魚すくいの話してただろ」
「今回の話の最初からな」
 そこから会話が脱線していったのである。
「まあ金魚はいいぜ」
「金魚ってのはいいものだぜ」
「奇麗だし丈夫だしな」
「飼いやすいいい魚だぜ」
「魚飼うにしてもいいぜ」
「見ているだけで心が癒されるいい魚だよ」
「それは同意だな、しかし金魚すくいの金魚はな」 
 この金魚についてだ、諏訪部君は少し残念そうに話した。
「あまり長生きしないからな」
「ああした夜店のものってそうだよな」
「雛でもな」
「折角だから長生きして欲しいんだけれど」
「長生きしてくれないんだよな」 
 二人もこのことについては残念そうに語る。
「金魚は見るだけで楽しくてな」
「それだけで楽しめるけれどな」
「それでもああした金魚すくいの金魚ってな」
「死にやすいのが残念だぜ」
「もっと言えば金魚すくい自体減っていないか?」
 その出店の中でだ。
「スーパーボールとかヨーヨーの方が多くなってきていないか」
「そういえばそうか」
「そっちの方が増えてきたか」
「俺達も金魚すくいやる機会減ってるな」
「そうなってきたな」
 その金魚すくいを得意とする二人も今気付いた。
「残念な話だぜ」
「金魚も命、粗末に扱えないにしても」
「ヨーヨーやスーパーボールだけだとな」
「少し寂しいな」
「そうだな、あとうちのクラス文化祭でやるのはヨーヨーすくいになったからな」
 諏訪部君は二人にこのことを伝えた。
「今季節は秋だしな」
「ああ、そういえば衣替えしてるな」
「制服冬服になってるな」
「また急に季節変わったな」
「この前春だった気がするんだけれどな」
「季節のことは気にしない約束だろ」
 この作品においてはだ。
「それこそ作者の気まぐれで変わるからな」
「だよな、秋になったかって思ったら夏になったりな」
「冬になることもあるからな」
「そこは作者の気まぐれでな」
「何とでもなるな」
 二人もこのことについて話した。 
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