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サクラ大戦7人目の隊員

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敵の名は黒乃巣会そして・・・新たな仲間後編

「どうして直哉君は、あそこにいたのかな?」


大神は、直哉と二人で話をしていた。

その理由は、昼間の騒動の理由を、当事者の直哉か聞くためである。

「それは小道具を修理する為ですけど、大神さん?」

「そうか・・・それならいいんだ、でも直哉君今度から誰かに行き先を行って言った方がいいよ」

「わかりました。大神さん」

そう言って、大神と別れた直哉だった。

「やっぱり直哉君本音を喋りませんでしたね」

「ええ、相手が、相手だけに、言いたくない気持ちは、判るけど」

「チョッマリアさんそれって俺のせいですかね?」

「何を、今更この男は」


「アイリスだって、お兄ちゃんに直哉君が、されたことされたらお兄ちゃんといたくないもん。帝国華撃団の隊長としているとしてもね」


「何気に皆の言葉が、キツイ気がする」

「しかし困ったわね、直哉がここまで心閉ざすなんて」

「ですわね早く、笑顔を見たいですわ」


「ちょっと待ってくれ。皆直哉君がこういう状態になったの初めてなのかい?」

「そうだよおにいちゃんが来てから、直哉君の表情が暗くなることが多くなったけど」

「ぐはっ」

アイリスの言葉により大神は倒されてしまった。

そしてその一部始終を影から見ていた米田は呟いた。

「こりゃ予想以上にやべえかもな」


そのころさくらと紅蘭は・・・


「なあさくらはん、直哉君は、まだあの調子なん?」

「ええ」

「さくらはん聞いてくれる?うちの話」

「うちな、子供の頃から純粋に機械いじりが好きで、初めてうちの尊敬する人が、設計した光武を造るとき、うちはショックを受けたんや」

「え、それは、どうして?」

「欧州で試験的に作られた量子甲冑が人を殺してしまう映像を見せられた。うちの家族が人同士の戦争で死んだうちにその機械が人間を殺す映像を見せられうちは正常な判断が出来ずにいた」


「そんな・・・」


さくらはショックを受けていた。

「それにな、さくらはん、うちらが再会した時にさくらはんが、直哉君に言った言葉も、重荷になってる可能性もある」

「たぶん直哉君は、さくらはんが大好きなんやろうな、だから苦しんでるやろうな直哉君はその時に、絶対守るからといわれた時本当は、僕もさくらお姉ちゃんを守りたいと、思ったけど、やっぱり無理なんだと思ったじゃないかな」

「じゃあ私が言い方を間違えたのが、悪いの?」

「いやただ直哉君は守られるだけの存在になりたくないんやと思う」

「だからうちはさくらはんの光武を、改造することにした」


「ええーーー改造手どういうこと?」

「まず副座にして、今までさくらはんの霊力のみで起動してた部分を直哉君の霊力が必要にする。戦闘はメインはさくらはんだから、基本は変化なしだけど、直哉君の霊力使用時に機体強化が可能これでどうや?直哉君」


「え、直哉君」

さくらは驚いていた。

「ありがとう紅蘭お姉ちゃん」

そして直哉は紅蘭に感謝しながら、その場で寝てしまった。


「直哉君も男さかいな、好きな人ぐらい守りたかったんじゃないかな」


「そう言えばそうだ、直哉君は仙台にいた時からずっと守られて育ってきて誰かを守ることをしたことが無かった、それはいいままで自分のことを知らなかっただけで、でも今は自分を知ってしまい、皆のことを自分なりに考えて、私に自分が生きてていいのと、聞いたのに、私がもう少し考えて答えたらよかった」


「確かに直哉君が悩むのも、判るな、さくらはんかんがえて見て、うちらは霊力があるから戦えるやろ」


「ええ」

「でも光武が使えない状況で、敵の目的が直哉君自身だったら、さくらはんどうする?」

「それは命かけても守ります。」

「でも敵の目的が、直哉君に絶望を与えるのが目的だったら、どうする?」

「それは・・・」

「さくらはんが直哉君を本当の意味で守りたいなら、直哉君の心を守るようにせんと、うちみたいに、なるよ」

「ありがとう紅蘭」


「きにせんでええよ」


そして紅蘭は部屋を出て行った。


そして数日後・・・


光武の改造が終わった日、再び帝都に黒乃巣会の襲撃があった。




 
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