戦姫絶唱シンフォギアM~ほぼ無敵が転生したそうです
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30話 オコだよ!
前書き
やっぱり能力を消す能力は強い(確信)
勇治Side
コーカサス「さて、最終ラウンドの開始だ」
「これは一体」
勇治はコーカサスとファイズが合体したようにしか見えなかったが
それは違う
コーカサス「俺は全てのライダーの力を奪う」
「全てのライダーの力を奪うだと?」
コーカサスは全てのライダーの力と能力とフォームを奪う技術を手に入れた
しかし、力を奪う対象のライダーに変身しないと力は奪えない
ライダーの長所だけを使い、短所は切り捨てる
転生特典を使い、自分自身を究極の存在にする計画だ
コーカサス「俺の名前は....そうだな、カオス・ゼロ...とでも名乗っておこう」
「カオス・ゼロ....全てのライダーの力を奪わせるわけにはいかない!」
勇治はハイパーゼクターのスイッチを押した
[ハイパークロックアップ]
~ハイパークロックアップ中~
勇治は地面を力強く踏み、ゼロに向かって走った
走りながらパーフェクトゼクターの赤色、黄色、青色、紫色のボタンを順番に押し
ゼロのベルトのバックル部分に着いているファイズフォンを取り返した
ファイズフォンをそこら辺に投げ、ゼロの左腕を掴んで上空に投げた
「これで止めだ!!」
全仮面ライダー中最も迷惑で強すぎる『マキシマムハイパーサイクロン』
最大射程は100km、射線上の全てを原子の塵にしてしまうとても迷惑な技
映画で何故この技を使わないのは、ご察しください
勇治の背中にタキオン粒子の翼ができ、パーフェクトゼクターの発射口から
『マキシマムハイパーサイクロン』が発射された
投げられたゼロは、竜巻状のタキオン粒子に包み込まれ工場の天井を突き破って吹き飛ばされた
勇治は穴が空いた工場の天井を見上げていると、黒い無線機が手のひらに落ち
黒い無線機から研究資料のような立体映像が写った
どんどん映像が変わり、黒い無線機に写ったのは
「これはッ!」
#####
伊吹Side
今俺は学院の屋上でクリスと見つめあっている
昼休みの時間帯で、クリスに餌付けをしようとしていたが、そう簡単にはいかない
「あんパンショット!」
クリス「そんな物であッたッし...が釣れるとでも思っていたのか?」
伊吹はクリスに1個600円するあんパンを4個投げ
クリスは自分に飛んできたあんパンを全て取り、あんパンで腕一杯になっていた
「牛乳ブラスト!」
クリス「甘い!ふぉふぉれーとをほはひはほひあはい!(チョコレートを溶かしたより甘い!)」
「チョコレートを溶かしたより!?」
伊吹は牛乳が入った紙パックをクリスに投げ
クリスは投げられた紙パックの飲み口にストローがあるのが気付き
歯でストローを挟み、牛乳が落ちないように顔を上に向けた
クリスは伊吹に二つあんパンを投げ、牛乳を右手に持って一つあんパンを地面に置き
左手にあんパンを持って袋を開けて食べ始めた
「やるじゃん」
クリス「その怪我だから本領発揮出来ないだろ?」
クリスの言葉にまあな。と言い、あんパンと牛乳を投げた右腕全体に痛みを感じた
苦痛に顔を歪ませそうになったが、クリスに気付かれる前に表情を元に戻し、クリスに気付かれなかった
痛みが3時限目より痛くなっている。急に傷が治るとクラスメイトに怪しまれるから治療術は使えない
「じゃあな」
クリス「ん?またな」
クリスは伊吹の言葉に頷き、伊吹は屋上と階段を繋いでいるドアを開け
屋上から出ていき、ドアを閉めた
「はあ......がッ!....うぐ」
傷の痛みにため息をつき、血ヘドを吐いた
吐く前に手を口に近づけておいたおかげで、手のひらにしか血が付かなかった
地面に血が付かなかった事に安堵し、手のひらの血を水で流そうと手洗い場に歩いていった
口の周りに付いた血を制服で拭き、よろめきながら歩いていった
「ああーヤベーわ....というか気分悪い」
昼食は屋上に行く前に焼きそばパンとメロンパンとあんパン(こしあん)を食べた
因みに俺はこしあん派だ。こしあんの方がつぶあんより好きだと2ヶ月前に気付いた
「もう家に帰ろうかな」
流石に休まないと死ぬ。というか学院に登校しなければ傷口も開かなかったよな
自分のアホな行動に反省し、手洗い場に着き手を水で洗ってからハンカチをポケットから取り出して手を拭いた
「......ですよねー」
完全に治っていない腹部の深い傷口から血が少しずつ流れてきた
制服に赤い染みが付き、これは洗濯しなければならないと思い、職員用のトイレに向かって全力で走った
何で走るのかは腹部の赤い染みを誰かに見られたくないからだ
職員用トイレに着き、俺は勢いよくドアを開けて中に入ってドアを閉めた
「んじゃ、帰るか」
空間移動で目の前の空間をねじ曲げ、ねじ曲げた空間に入った
風景が灰色になり、風景に色が付き、家の玄関前に着いた
「お、成功成功」
「後念のため...ヒール!」
腹部の傷口がヒールで傷痕残らず治った
家の玄関のドアの鍵を開け、上靴を脱いで居間に移動した
~少年準備中~
「おーっし!行くか!」
私服に着替え、最後の戦いの準備をしようとした
正直、俺が戦わなくても響達がキャロルを倒してくれるが
それは甘え
負けない保証はない。勝てる保証もない
だから俺も戦う。少し最終決戦を観察してからちゃんと戦う
「少しふざけてやるから覚悟してろ、キャロルさんよぉ」
布団に入り、伊吹は傷ついた体を休ませる為に24時間寝る事を決意した
#####
とある転生者が、伊吹の家の屋根に立っている
太陽は沈み、月が浮かび上がっている
男「殺るぞ」
?「ああ」
男は光学迷彩のマントを着け、景色と完全に同化した
男か女か見分けがつかない謎の人物は屋根に円を描くように指で屋根をなぞり
布団を被って寝ている伊吹が透き通るように見え
?「早く」
男「分かっている」
男は透き通った屋根に飛び込み、屋根をすり抜けて伊吹の横に着地した
謎の人物も男の反対の位置に着地した
男は伊吹を見下し、右手を手刀にして伊吹の胸目掛けて突き刺した
「また敵襲?」
男「ッ!」
確かに殺した筈だ。と、思っているようだが
「駄目駄目、そんなんじゃあ殺せないよ?」
伊吹は男の右腕を掴み、力を徐々に強めていき
「こういう風にしないと!」
握り潰した
男「!....つ...ぐ」
?「逃げるぞ!」
男は右手を伊吹から引き抜き、屋根から逃げようとしたが
伊吹は狂ったように口角を上げ、立ち上がった
「おいおい、逃げんの?」
あーもう、最終決戦前だから襲撃は止めてくれよな。と、思いながら
謎の人物と男の肩を掴んだ。そして
「臆病者があああああああああああああ!!」
窓ガラス目掛けて全力で投げた
男と謎の人物は窓ガラスを突き破って遥か彼方に飛んでいった
「あ、ヒールヒール」
胸の傷をヒールで治し
そして、何事もなかったかのように布団に入って寝た
#####
朝になり、伊吹は目を開けた
立ち上がり、割れた窓ガラスの欠片を掃除した
夜に襲撃してくる転生者は性格悪い。と、思いながら朝食を食べようとキッチンに歩いた
目覚まし時計に拳骨をしてしまい、目覚まし時計が木っ端微塵になってしまった
いちいち買いに行くのも面倒だから体内時計で起きている
「あ、パンでいいか」
冷凍した米の在庫がなくなった事に気付き
俺は冷蔵庫に入っている焼きそばパンとチョココロネを取った
「いただきます」
家に居る時は必ず食べる前にいただきますと言う
この習慣は欠かせない。というかこの習慣を忘れる事はないと思う
焼きそばパンを食べ、リモコンを持ってテレビの電源をONにした
テレビに映像が映り、適当にチャンネルを変えている
パンを食べ終わり、そんなにいい番組がなかった
「朝だからそんなに面白い番組はないよなー」
とりあえず色々準備をしたら本部の潜水艦に行こうと思う
#####
「こんちわー」
弦十郎「伊吹君!?傷を治すんじゃないのか!?」
俺は弦十郎さんの横に空間移動をした
あーやっぱり驚いてる?俺はほぼ不死身だから死ぬ事はないけどな
「あんな傷で死ぬ俺じゃないですよッ!ほら、傷も治ってる」
弦十郎「本当に君は一体何者何だ」
俺は正拳突きを交互に放ち、バク転をして弦十郎さんに言った
というかそんなに俺を見ないでくださいよ
あれですか?俺は穴に落ちたゾウですか?
そんなに.....もう止めよ
「さてと、俺は見回りに行ってきますね」
空間を歪め本部の上に立った
「これから来るのはあのデカイオートスコアラーだな」
あくびをして、屈伸を何回かして準備体操をした
えっと、あれを展開しないと
「防御壁を展開。衝撃吸収の?」
海から音が聞こえ、海を見るとデカイオートスコアラーが水しぶきを辺りに撒き散らしながら出てきた
「ファッ!?」
というかデカイオートスコアラーじゃなくて、レイアの妹だった!
合っているが間違えている事に気づいた伊吹だった
「Do it if you can!(やれるもんならやってみな!)」
レイアの妹が右腕を大きく振りかぶって伊吹に振り落とした
俺は左手をレイアの妹に向けてかざし、青い防御壁を目の前に展開した
ビキィン
青い防御壁に右腕が弾かれ、大きくよろめいた
伊吹はそのままレイアの妹目掛けて本部を踏み台にして
「フタエノキワミアアアアアアアアアアアアア!!」
レイアの妹の顔面を殴り、二重の衝撃をくらったレイアの妹の首がありえない方向に曲がり
拳を押し込み、ぶっ飛ばした
「チェストォッ!」
クリス「止めだ!」
クリスは空中で浮き
アームドギアを自分より大弓に変えて大型の弓を放った
『ARTHEMIS SPIRAL』
レイアの妹は伊吹の二重の極みによってクリスの『ARTHEMIS SPIRAL』を避ける事は出来ず
クリスの『ARTHEMIS SPIRAL』によって腹部を貫かれ、爆発した
爆発時の衝撃が海に伝わり、激しい波が本部の潜水艦を襲った
伊吹は本部の潜水艦に着地すると、本部が爆発時の波で揺れ
「うおッ!?」
体のバランスが保てなくなり、よろめいている
「ふべッ!」
そして、仰向けに倒れた
痛い...タンスの角に向かって体を前方一回転して両足の指を全部ぶつけた時位痛い
クリス「何やってんだよ」
「ん?クリスか」
クリスは本部の上に着地し、倒れた伊吹を見下ろしていた
「よ、さっきの一撃ナイスだったよ」
クリス「ふん、あたしにとっちゃあ楽勝だ」
クリスが腕を組みながら自信気に言っている
イグナイトとクリスの狙撃スキルは凄い
いや、本心だからな。嘘じゃない
「後、傷は完治したから」
クリス「お前の事だから、そうだと思ってたよ」
「え?俺はゾンビか何かか?」
クリス「ほとんどそうだろ」
伊吹の額にビキッ。と、効果音が聞こえる程額に血管が浮かび上がった
ああ、そうですか...俺はゾンビですか
伊吹は空間移動でクリスの背後に立ち、右肩を右手で掴み
逃げれないようにして
クリス「い、伊吹?」
「今の俺は少し、キレている」
伊吹は無表情でクリスの頭の頂点に
「イブチョップ!」
クリス「技名ッ!?」
手刀を落とし
「余計な事を言おうとしたからリターンイブチョップ!」
クリス「ひでッ!?」
クリスの頭の頂点にまた手刀を落とした
このチョップは、代々(笑)受け継がれてきたチョップ
このチョップを聞いた者は必ず
技名ダサ。と、言う
クリスは頭を両手で抱え、伊吹を涙目で睨んだ
伊吹は腹を抱えながらゲラゲラ笑い、笑いすぎて腹筋が苦しくなっている
「ははははははははは!痛かったwww?痛かったwww?」
「ねえ今どんな気持ちwww?NDK?NDK?ははははははははははは!!」
今季最大の笑いと言っても過言ではない程笑っている
クリスは腰を深く落とし、右手を握り拳にして
「ぶっ飛べ!!」
クリスは伊吹の無防備な腹部を殴り
伊吹は殴り飛ばされた
「うべらッ!?」
痛い!とても痛い、この一撃はまさか!?
空中で体を前に一回転させ、勢いを殺し、本部の上に着地した
クリス「絶拳」
「クリスもかよ」
クリスはドヤァ・・・とした顔をしていた
可愛いと思ったが、それより腹が痛い。物理攻撃はキツい
「その程度では俺は倒せん!」
クリス「やっぱりゾンビじ「誰がゾンビだ!イブチョップ!」いでッ!?」
このやりとりが三回位続いたとか、続いていないとか
#####
「ただいまー」
調「伊吹、ちょっと来て」
本部にクリスと共に空間移動で戻ったけど、調が俺を呼んでいる
ん?俺に何か用があるのか?
「了解」
切歌の顔が凄い真っ青になっているけど、どういう事だ?
俺は調についていき、密室のような部屋に着いた
密室の中心に移動して、調が正座で地面に座った
「え?何かするのか?」
調「ここに座って」
調の言う通りに地面に座ったけど、何をするのか分からない
調も正座だったから俺も正座をするけど・・・何か調の背中にス○ンドっぽいのが見える
俺疲れてんのかな
調「伊吹」
「うん、ス○ンドが見「そんな事はどうでもいい」ア、ハイ」
調が見たところ無表情だが、ス○ンドが見え...消えた!?
調の体全体にドス黒いオーラが見える。俺過労なのかな
調「少し、話をしよう」
「オコ何ですね、分かりm...?」
この後、調に滅茶苦茶怒られた
今の伊吹の精神状態は・・・
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
切歌「あわわわわわ、何でこうなったんデスか?」
マリア「調は怒るとかなり怖いからね」
調「・・・」
少し精神が崩壊しそうになっている伊吹だった
伊吹を精神的に倒せるのは調だけだろう。後、調は怒ると怖い
後書き
カオス・ゼロの扱いがひどい?
そんなもん知ったこっちゃありません
9/21修正しました
ワタジヴァゴジィシュウセイガアアアアアアアアアアドデモオオインデスゥウウウウウグワッグズッ
↑正直すまんかった
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