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サクラ大戦7人目の隊員

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敵の名は黒乃巣会そして・・・新たな仲間前編

若菜から、護法リングを譲り受けたさくらと直哉が、若菜が仙台に帰るため東京駅で見送っている頃、帝都地下深くでは、政府転覆を狙う組織黒乃巣会の集会が始まろうとしていた。

出でよ黒乃巣死天王よ」


「ハ、紅のミロクここに」

「蒼き刹那ここに」

「白銀の羅刹」

「黒き叉丹ここに」

「「「「我ら黒乃巣死天王天海様の命によりここに推参」」」」

「僕達にお呼びでしょうか?天海様」


「たわけ先日のあれは何じゃ?」

「ハ、帝国華撃団と名乗る謎の組織が現れまして」

「奴等は結構やります」


「黙れ叉丹我等は常に最強でなければならぬ」

「見ておれよ帝国華撃団勝つのは我らだ」

「我ついに帝都の結界を破る術を見つけたり」

「一刻も早く六亡星降魔陣を完成させ、偉大な徳川幕府を再建させねばならぬのだ」


天海がそう言うと、幹部三人は喜んでいたが、只一人叉丹は、(ふっ…死に損ないの老いぼれめ)と呟いていた。


そのころ、帝劇に戻る途中の直哉とさくらは・・・」


「あーあ、若菜お母さん仙台に帰ったね」

「ええ、そうね」


「ねえ、さくらお姉ちゃん。僕は、本当に生きてていい人間なのかな?」

「直哉君。当たり前じゃないそんな事、なんで言うの?」

「僕の力のせいで、お姉ちゃんに過酷な運命が待ってること僕知ってるんだ、お姉ちゃん約束して、僕の力の正体を知った者が、僕を利用しようとしたら、僕をお姉ちゃんの手で、僕を殺してね」


「!!そんな約束できないわ。貴方は私の大切な家族なのよ、」

「お姉ちゃん・・・僕の中にはこの世に、出してはいけない物が、封印されてるんでしょ」


「!!直哉君知ってたの?」

「うん、実はねこのリングしてからね、僕自分の身に起きることが見えるようになったんだ、そのおかで・・・」

「黒乃巣会の目的が僕に封印されている物が、目的じゃない事を知った時僕は、安心してしまったんだ」


「最悪だね僕は・・・」

「そんな事無い!!」

「お姉ちゃん・・・苦しいよ」

さくらは直哉を力をこめて抱きしめた。

「直哉君安心して、絶対私達、帝国華撃団花組が貴方と帝都を必ず守って見せるから」


「そやその意気やさくらはん」

!!「「紅蘭姉ちゃんどうしてここに」」


「いやあー帝劇に行く途中何やけど、さくらはんたちを、見かけて声をかけようとしたら、直哉君にそんな秘密があるとは知らなかったよ」

「紅蘭姉ちゃんいまのはなしはまだ、秘密だよ」

「わかったよ直哉君3人の秘密やな」

そして、直哉たち3人は、帝劇に戻った

帝劇では・・・


大神が、公演前の穏やかな時間を過ごしていた。

「はあ、今日はいい天気だな。でも俺も随分モギリに慣れたなあ」

お、あれはさくら君と直哉君だ、そう言えば、二人の母親が今日、仙台に、帰る予定だったな」


「お帰り二人共」

「「あ、大神さんただいまです」」

大神と挨拶した二人は帝劇に入り自分の部屋に戻った。そして大神はその直後李紅蘭と出会い、紅蘭を支配人室に、案内していた。
 
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