千剣士と竜使い
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第四話、メール
前書き
シリカ「あ、私も両親に送って貰おうかな?」
リュウ「大丈夫だと思いますよ? 其ではどうぞ!」
「……現実のお兄さんからメール、ですか?」
リュウは起きてしまったシリカに事情を説明した
「えっと、普通は出来ないんじゃあ……」
「普通なら出来ませんよ? でも、僕達の家には異常が多いので……」
「?」
リュウの言葉に首をかしげるシリカ……
「とにかく読んでみますね」
「あたしも読んでいいですか?」
「良いですよ」
そして読み始める二人
●○●○
ーリュウ、そちらは大丈夫か? 恐らくメールに驚いていることだろう……
実は、束さんがハッキングを試みたが駄目だったのでラディをアミュスフィアに接続して月一だが、メールを送ることができるようになった……あ、返信は可能だぞ?
●○●○
「……束さんがハッキング出来なかったって……」
「束さんって誰ですか?」
「IS作った人です」
「……え?」
シリカが驚いているが無視するリュウ……
●○●○
俺としてはお前のことだから生きて帰ってくると思っている……
だから、あえて言う……
お前は今いるその世界を精一杯"楽しめ"
その世界がゲームであることに変わりはない……
ゲームで強くなるにはその世界を楽しむ事が大切だ
なら其を精一杯楽しんで、生きて帰って来い!!
和人にもそう伝えろよ
●○●○
「……兄さん……」
「……良いお兄さんですね」
「あぁ……」
●○●○
俺からは以上だ……後は優衣達がメールしたいようだから変わる
●○●○
「? 優衣って誰ですか?」
「妹ですよ、まだ二歳何ですがとても良い子ですよ? 後、養子ですが僕と同い年のアリシアがいます」
「へぇ……」
●○●○
ーりゅうにぃへ
はやくかえってきて、ゆいとあそぼうね? りゅうにぃのだいすきなくっきーといっしょにまってます
ゆいより
●○●○
「ふふ、可愛いね?」
「早くクリアしないといけませんね」
優衣からのメールを見て新に誓ったリュウ
●○●○
竜へ
もし女の子の服を着る事があったら写真を送ってください、売るから
アリシアより
●○●○
「「いや、一寸!!??」」
アリシアからのメールを見て突っ込む二人
「軽い!軽すぎますよ!?」
「それ以前に写真送れないって!?」
二人が突っ込む
まぁ、気持ちは解るけど……
気を取り直して読み続ける
●○●○
直葉です
お兄ちゃんには此方の心配はしないで頑張って下さいと伝えてください
後、無茶はしないようにとも
●○●○
「お兄ちゃん?」
「キリトさんのことです、直葉さんはキリトさんの妹です」
●○●○
それと、龍也君が言ってたけど、"この事件の裏では何かが蠢いている"って言ってたから気を付けて、じゃあね
●○●○
「どういうことですかね?」
「何か……?(まさか、管理局?)」
リュウは一文を見て、思案し始めた
数分後、シリカをもう一度寝かせて、リュウは思案しながら眠りについた……
後書き
キリト「其では感想待ってます!」
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