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私の日常がカオスなのはどう考えても奴が悪い!!

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あふれる女子力。あふれないでいただきたい田中力。

 
前書き
女子力とは何ぞ…!!
私には…私には…
女子力というのが…
無いっっっ
佐藤「知ってるつうの」 

 
お化け屋敷。
女子は意中の彼と行きたがりドサクサに紛れて抱きつきたがる。あれ。
男子は意中の彼女と行きたがり男らしさを見せつけようとする。あれ。
田中もそんな奴の一人だった。
「なぁ!二人でいこうぜ!楽しいから!ねっ?いいだろ、小田ぁぁぁあ」
「「小田かよっ」」
てっきり、田中と誰かの恋愛フラグだと思った君。
残念。違うのだ。
第一。田中に色恋沙汰とかあると思うか??いいや。無いね。まったくもって無いね。
仕方ない。じゃあいいよ。とあきらめた田中。しかし、ここで終わらないのが、我らが田中。
「佐藤行くぞ。」
田中は、そういうと佐藤を引きずり闇の中に引き込んでいった。
お化け屋敷からは、珍しい女の子っぽい悲鳴ではなく、「あっひゃひゃひゃ」と言う笑い声と、「うああああああ」と言うなんとも情けない声が聞こえた。
「次、俺ら行ってみよっか。」
「うん。」
「きゃっ怖い、えちょ怖い。助けて村上!」
「ははは、こんなのが怖いだなんて。うわぁあ!マジびびった。うああああああああああああ」
おい男子。お前ら女子守る気さらさら無いのかよ。

お化け屋敷行ってみた。
小田…ちゃんと可愛く驚けた。
田中…あふれる田中力。男子のほうが怖がってる。 
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