神聖銀河帝国・雑多な設定メイン
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設定8-2
ハインツ=ハラルド・ヴィスカウント・フォン・コールラウシュ(42)
爵位は子爵。原作ではラインハルトによる粛清で犠牲となったと思われる。エルフリーデ(21)の父親で妻の父はクラウス・ヘルツォーク・フォン・リヒテンラーデの弟。クラウスの義甥にあたる。旧帝国で財務参事官まで務めた有能な文官。元は男爵であったが、主人公が皇帝に即位すると陞爵して子爵に。現在は財務尚書を務めている。無二の忠臣。
ウォルフガング・マルクグラーフ・フォン・ミッターマイヤー(32)
爵位は帝國騎士。階級は元帥。ロイエンタールやオーベルシュタインの士官学校一期後輩。原作とは違い、軍政畑を歩んでいる。士官学校卒配後は主人公の私設艦隊に配属。主人公のバックアップによって能力を開花させ、駆逐艦艦長、巡航艦艦長を経て参謀職に転換。主人公の幕僚として数多の戦功をたてて主人公の推薦により大将昇進と同時に騎士爵を叙爵されて家門貴族に。原作と同じく、ベイオ・ウルフ級最新鋭戦艦1番艦ベイオ・ウルフを下賜されている。主人公が皇帝に即位すると上級大将を飛び越えて元帥に昇進。軍務尚書に補任された。後に辺境伯爵に陞爵。
オスカー・マルクグラーフ・フォン・マールバッハ=ロイエンタール(33)
帝國軍人の双璧の一人。爵位は辺境伯爵。主人公家門貴族。オーベルシュタインやメックリンガー、ワーレン、アイゼナッハ、ビッテンフェルトと士官学校で同期だった。成績は次席(主席はオーベルシュタイン)であったが戦術眼では他の追随を許さないほどであった。原作とは違い、母に疎まれてはおらず、マールバッハ伯爵家を継いでいる。艦隊指揮官畑を歩んでおり、巡航艦艦長、戦艦艦長、旗艦艦長を経て戦隊司令官になると主人公私設艦隊へと転属。転属時に少将に任官。分艦隊司令に補任。主人公と共に数多の戦場で功績を上げて28歳で大将に昇進。ベイオ・ウルフ級最新鋭戦艦2番艦トリスタンを下賜された。私兵艦隊が主人公の王国艦隊に昇格すると精鋭中の精鋭、第一艦隊司令長官に補任。同時に上級大将に昇進している。主人公が皇帝に即位するとマールバッハ=ロイエンタール姓に改姓し、元帥に昇進・辺境伯爵に陞爵。宇宙艦隊司令長官に補任された。
ヒルデガルド・マリーンドルフ・ヴィスカウント・フォン・フレーゲル(23)
爵位は侯爵令嬢。史実とは違い、上級大将ディートリッヒ・フォン・フレーゲル子爵と婚約。のちに結婚して三男四女を儲けた。頭脳明晰であり、女性であったが13歳で幼年学校を卒業、16歳で士官学校を次席卒配して後は兵站任務に勤しんだ。上司であるキルヒアイス少佐の跡を受けて兵站部部長補佐に就任。数多の戦場の兵站を一手に引き受け、少将にまで昇進し退官。主人公を敬愛している節があったが、動乱の際、オーディンを脱出した貴族たちを宇宙空間で襲撃してきたリヒテンラーデ公とヒルデスハイム候の艦隊から身を挺して護衛任務に就いたディートリッヒ・フォン・フレーゲル上級大将に一目ぼれした。主人公が皇帝に即位すると、その才を愛されて特務中将に補任され、後方支援本部総長に任命された。
ディートリッヒ・ヴィスカウント・フォン・フレーゲル(26)
爵位は子爵。原作で云うフレーゲル男爵。原作とは違い、主人公に教育されたため非常に有能な将官。平民からの覚えもよく、将兵からの信頼も厚い。ブラウンシュバイク公爵の私設艦隊の練度を一流にまで高めたのは彼とコルプト、シャイドの三人の功績が大きい。主人公を敬愛している。幼年学校・士官学校での成績はフレーゲルが主席、コルプトが次席。シャイドが次々席である。軍大学校も出ており、ラインハルトほどでは無いものの、ルッツやファーレンハイトに後れは取らない。攻守バランスの取れた指揮官と言われる。階級は上級大将。次代の双璧の異名を持つ。旗艦はベイオ・ウルフ級最新鋭戦艦三番艦イゾルデ。
アルフレット・マルクグラーフ・フォン・ランズベルク(26)
爵位は辺境伯爵。原作とは違い、詩人としての才も一流だが、軍人としての才も又一流である。フレーゲルらと同じく将兵からの信頼厚い艦隊司令長官にまで成長できたのは主人公の教育の賜物と言えるだろう。部下からの諫言にも耳を傾ける度量があり、即断即決できる決断力もある。フレーゲルと共に次代の双璧の異名を持つ。攻守のバランスの取れた指揮官である。階級は上級大将。旗艦はベイオ・ウルフ級最新鋭戦艦四番艦ケーニッヒ・アーサー。
アドルフ・グラーフ・フォン・コルプト(26)
爵位は伯爵。原作とは違い、頭脳明晰にして容姿端麗、明朗活発と有能貴族を絵に描いたような人物。フレーゲルと共にブラウンシュバイク公爵の私設艦隊の練度を高めた功績を持つ。因みに年下の先輩であるラインハルトとは仲が良く、飲み友達として場末のバーなどでその姿を見ることができるらしい。貴族ではあるが高級サロンより場末のバーや家庭料理屋を好み、平民に近い貴族として将兵からの信頼は厚い。元は子爵であったが主人公が皇帝に即位すると陞爵して伯爵となり、ブラウンシュバイク公爵家門から独立。初の家門貴族を持たない貴族として有名になった。コルプト伯爵家以後の伯爵以上の陞爵貴族は全て家門貴族を持たない独立貴族(勲爵士以下はいる)である。階級は上級大将。旗艦はベイオ・ウルフ級最新鋭戦艦五番艦リッター・ガウェイン。
ギュンター・マルクグラーフ・フォン・シャイド(26)
爵位は辺境伯爵。原作とは違い、頭脳明晰・質実剛健な貴族。辺境伯爵の爵位にあるにもかかわらず自宅は小さく、男爵家並み(それでも大きいが)であり、邸宅などに華美な装飾は施していない。主人公と同じく地球の東洋文化に詳しく、主人公と連署で『地球における日本文化』と云う本を出したこともある。その為、自室は畳敷きであり、床の間や掘りごたつなどを完備。床の間には日本式の甲冑が飾られている。開明派とも呼ばれており、いち早く平民と貴族との懸け橋を名乗り出た稀有な人物。軍人としてはコルプト、フレーゲルと共にブラウンシュバイク公爵の私兵艦隊の練度を高めた功績を持つ。守勢に強い指揮官である。階級は上級大将。旗艦はベイオ・ウルフ級最新鋭戦艦六番艦リッター・ランスロット。
後書き
注釈 ベイオ・ウルフ級戦艦は改ベイオ・ウルフ級も含めると30隻建造された旗艦級最新鋭戦艦だ。
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