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『All MYSELF』

作者:零那
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『End-all』


祝福の鐘の如く鳴り響くは何の音なのか。
覚醒された僕が暴れ出す。
理解出来ぬ此の世の中に逆らい続ける。
其の先へ急ぐ。
何もかもを貫くほどに。

何を言われようが構わない。
何をされようが構わない。
怖いものなどとっくに何も無いから。

最低最悪な始まりなら終わりもどうでも良い。
始まりも終わりも意味など持ち合わせて無いから。

僕のすべての終わり。
どんな猛毒でも飲んでみせる。
どんな劇薬でも打ってみせる。
どんな重い鉛球でもぶち込んでみせる。

僕には生きる価値すら無いのだから。
何もかも破壊して潰してくれて構わない。

役に立つなら切り刻んで何でも売ってくれて構わない。
なんなら骨さえ砕き散らして...


 
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