銀魂 銀と黒の魂を持つ夜叉
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ダラダラの章
十五訓
銀時sid
神楽「強く・・・」
新八「なりたいんです。」
銀時「あっそ。頑張ってね。」
新八「いや、あっそじゃなくて・・・その、今までにない強敵と対峙して修行編に突入するんじゃないかな〜って・・・・・」
何を言いだすかと思えば・・・そんなのやるわけねえだろ。修行するなら勝手にしてくれよ〜。
銀時「修行編なんかにお前ら突入するの?大変だね。」
新八「いやそうじゃなくて、特訓とかなんか教えたり・・・ねえ、神楽ちゃん。」
神楽「そうアル!だいたい、銀ちゃんだって修行が必要ネ!これから強敵いっぱいネ!」
神楽「強く・・・・」
新八「なりたいんです!」
それから・・・3カ月の時が流れた。
銀時「いやー大変だったなー修行。(棒読み)」
新八「いや、流れてねえよ!ものの3秒くらいしか流れてねえよ!」
銀時「やっぱ、我が家が一番だなー。」
新八「何ナレーションで終わった感じにしてんだよ!」
銀時「大丈夫だよ。こっちと向こうでは時の流れがちがう。向こうでの一カ月はこっちの1秒にも満たねえ。」
新八「向こうってなんだよ!意味わかんねえよ!」
銀時「俺たちは向こうで三ヶ月分の修行をしたってことさ。」
新八「一歩たりともここから動いてねえよ!何、精〇と〇の部屋で修行した感じにしてんだよ!」
銀時「もういいじゃん。やったことにすればさぁ〜。もうめんどうせえよ。何がめんどくさいか例えるのもめんどくせえよ。」
少しは付き合ってやってもいいが、あの吉原の時にやった、怪獣の力を取り込むあれの反動がまだあんだよ。まだ全開じゃねえんだよ。動きたくねえんだよ。
新八「はあ・・・・どんだけやりたくねえんだよ修行。」
銀時「だいたいさあ〜お前ら、具体的にどんな修行するか考えてんの?」
新八「えっ、そ、それは・・・・」
銀時「ほら、なんも考えてねえよ。ただ修行修行行っててもダメなの!」
神楽「か、考えてるもん!」
銀時「じゃあ言ってみ。」
神楽「ま、まずは山に篭るある!」
銀時「はいはい、それで?」
神楽「それで熊と出会うアル!」
銀時「熊と戦って野生の勘を取り戻すってか?そんなの簡単に取り戻せるわけねえだろ。」
神楽「熊に足とかを持ってもらって腹筋とかするアル。」
銀時「無駄使いもいいとこだろ!もっと熊を有効に使えぇ!」
神楽「あっそうか。ならこれで・・・」
神楽が足を抑えて熊が腹筋をしている。
銀時「どんな使い方してんだ!これ誰の修行!?足おさえるだけならそこら辺のインストラクターでいいだろ!」
インストラクターが足をおさえて熊が腹筋。
銀時「最早お前何もしてねえじゃねえか!山から帰って来てんだろうが!」
神楽「かなり斬新アル!」
銀時「斬新すぎるだろ!修行してねえもん、何もしてねえもん!」
こいつら真面目にやる気あんのか?
銀時「・・・・しゃあねえ。俺が子供の頃にやった修行を教えてやる。」
新八「本当ですか!」
銀時「かなり危険だがお前たちを信じてこの修行方を伝授する。・・・・まずはこのどこにでもいそうなインストラクターを背負え。そんでもって額に銀と書かれたインストラクターを投げる。そこら辺にいるインストラクターに銀と書いて持って来てもダメだからな。すぐに分かるぞ。じゃあとってこ「「ふざけんなぁ!」」ぶらぁ!」
新八「そこら辺にインストラクターなんかいるわけねえだろ!なんか見たことのある修行を変に改造してんじゃねえ!」
神楽「こんな修行やっててもダメアルな!」
新八「うん!こんな人に万事屋任せてたらダメになるよ。これからは僕たちが盛り上げていかなきゃ!」ピシャリ!
二人とも出て行ったか・・・・・ふっ、それでいい。自分たちの道は自分で見つけていかなきゃならない。だが、俺はいつでもお前を見守っている。
インストラクター「そう。私たちは、あなたたちの人生のインストラクターなのだから。」
まっ・・・・・実際は早く追い返して休みたかっただけだけど。
銀時「インストラクターさん、パフェ食い行きます?」
インストラクター「「「YES!」」」
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