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ソードアート・オンライン《全能なる剣士》

作者:影の人
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第13話過去編    四つが一つへ……

 
前書き
こんにちは・こんばんは・おはようございます影です
やっとこさ過去編の区切りのいいところまで来ました(多分ですけど……←)
親指が痛いです
でわ、どうぞ 

 
「天国と地獄、どっちがいい?」
俺はポキポキと手を鳴らしながら言った
その時、俺の頭の中に甘美な感覚が流れ込んできた
(何だこりぁ……気持ちぃぃぃぃ!!!)
「もっとだ、もっとくれぇぇ!!!!!」
俺はその感覚を求めて目の前にいるがたがた震えている『もの』を『壊した』
「グヒッグッヒヒヒヒヒヒたのしぃぃぃぃぃぃぃ俺つえぇぇぇぇぇぇあひゃひゃひゃひゃ」
この時俺は僅かに残っている理性で俺の中の何かが壊れたことを確信した
僅かに残っている理性でさえも消えようとした時に俺の頭の中の何処かで俺を呼ぶ声がした

脳内Side
「勝君!そんな人間が造った力に負けてはいけません!」
永寿は必死に勝に呼びかけていた隣では聖雅が
「そんな力に頼らなくても俺様がいるだろ!!!!!」
やはり必死に呼びかけている
その後ろに椅子に座っている司は
「おのれ……あのようなものを勝の身体につけるなど……その上身体ごと支配下に置こうとするなど……」
と呪詛のように俯きながら言った。
聖雅の全身全霊の攻撃にびくともしなかった椅子、その肘かけがミシミシと音を立てながら徐々に砕けていった
そして
「もう我慢ならぬ、永寿と聖雅よ。少しの間だけ勝と『身体』を入れ換えるから5分だけでいい勝の意思を押さえててくれるか?」
司は二人に向かって言った
「別に良いけどよ~まだ俺様達この身体とリンクしてないのに入れ換える事って出来るのか?」
聖雅が聞く
「確かにこの身体とリンクはしていない。だが、勝しか出来ないのであれば勝を介してリンクすればよかろう?」
司が疑問に答えると永寿が
「そんなの駄目です」
一呼吸置いて
「二人だけ危険な目には合わせられません。やるのでしたら私と聖雅君も一緒に」
訴えるように言った
「俺様も永寿と二人だけじゃつまんないからな。行ってやるよ。勝の為にもそして俺様の為にも」
それを聞いた司ははぁとため息をつき
「何を言っても御主らは聞かぬだろうな」
司は二人をしっかり見て
「だが、前は遊び半分でやろうとしたが今回は遊びでは無く一回限りの本番だ二人共出来るか?」
聞く
「そんなの決まってます」
「出来るか?じゃなくて出来るだ」
永寿、聖雅の順で答えを聞いた司は満足そうに頷いた
身を翻すと
「さぁ、いざ戦場へ赴くとするかな……行くぞ」
三人ともあるコマンドを叫ぶように言った

完全同化(フルコネクション)!!!!!』

勝Side
完全同化(フルコネクション)!!!!!』
それを聞いたとき俺は安堵感を覚えた
だがそれと同時に自分の意識が遠くなるのを感じた


そこから三年の記憶が俺にはない 
 

 
後書き
はいっという訳で区切りがいいのか悪いのか分からないところで終わりました
シン「壊れた?!」
あーその話だけど多分もう本編に出て来ないから言っちゃうけど
『リミッターを外せば力を得るが外して使えば使うほど廃人になるという代物』
なの
シン「力の代償が大きすぎるだろおい……」
まあ、俺が狂ったの書きたかったってのもあるんだよね~
シン「ちょおま」
こんな所で終わってしまったので次回はどうなるかわかりません(キリッ
そういう訳で
シン「どういう訳だよ」
でわ、
影・シン「さようなら」 
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