戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第二十七話 白川中佐!鉄棒は逆上がり!!その六
「鉄棒なんて地味ですね」
「地味な対決ですよね」
「どうにもこうにも」
「何ていうか」
「ネタ切れ感が半端じゃないですね」
「安心するのだ、この作者は何でもネタにする」
悪田部は二人に対して答えた、素っ気なく。
「ゴルフでも何でもだ」
「ああ、そうですか」
「じゃあ当分安心ですね」
「それじゃあ次回はですね」
「安心していいですね」
「あと五回程は大丈夫だ」
ネタがあるというのだ。
「とりあえずはな、だが」
「五回以降はですか」
「わからないですか」
「あとバスケもあるがな」
「ああ、十五話でしたね」
「バスケの予定がラグビーになってましたね」
二人はここでこのことに気付いた。
「十五話ね」
「俺達何故かラグビーで勝負してましたね」
「あそこで本来はバスケするつもりが」
「ラグビーしてましたね」
「それでバスケもですね」
「出来るんですね」
「そうだ、このことは将来ジャンプの嘘予告の様に言われる」
その様にというのだ。
「タイトルの様にいかなかったとな」
「ジャンプじゃ予告ですけれど」
「この作品はタイトルで間違いですからね」
「それだけに伝説ですね」
「伝説に残りますね」
「そうなる、それでは君達の出撃だが」
悪田部はあらためて戦いのことを話した。
「戦場は奈良県奈良市、航空自衛隊幹部候補生学校だ」
そこだというのだ。
「そこになる」
「あそこ観光名所ですか?」
「違うんじゃ」
二人はその場所についてだ、首を傾げさせるばかりだった。
「あそこでやるとは聞いてましたけれど」
「空自さんの幹部候補生学校とは」
「けれどあそこ誰か観光に行きます?」
「奈良市にあるって知らない人もいますよね」
「奈良県民でも知らない人が多いかも知れない」
悪田部も淡々として述べる。
「奈良といえば大仏や鹿だな」
「ですよね、お寺や神社」
「天理市には天理教本部もありますし」
「郡山にはお城もあります」
「大和郡山城が」
その敷地内に郡山高校がある、作者の知り合いも通っている人がいる。
「明日香村なんかもう村自体が凄いですし」
「吉野なんかも有名ですよね」
「しかしだ」
それでもだとだ、悪田部はまた言った。
「空自さんは何だ」
「ええと、空自さんは空自さんで」
「頼りになる人達ですけれど」
「観光はというと」
「何ていいますと」
「違うな、江田島とは」
海上自衛隊幹部候補生学校と違ってというのだ。
「海自さんとは」
「あそこは歴史的価値もありますからね」
「帝国海軍の」
「博物館もあって」
「赤煉瓦も見事で」
「しかしあそこは違う」
航空自衛隊幹部候補生学校はというのだ。
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