ジョジョの奇妙な冒険〜restart〜 究極への挑戦
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東方上定はうるさいのが嫌い。の巻
前書き
零時といいます。この小説はハルメーンで自分が書いてるのを直接載せたものです。
更新はハルメーンの方が早いと思います。それではどうぞ。
チュンチュンチュン
ジリジリジリ
??「・・・・?」
??「なぜだ・・・?なぜ目覚ましがッ!日曜日になるんだッ?日曜日だからセットはしてないのに・・」
少年は突然鳴り響いた目覚ましの音に疑問を抱く。今日は日曜日である。
??「まぁいい、多分目覚ましが壊れたんだな。新しいのを買いに行こう。」
東方上定はうるさい音が嫌いの巻
人はいつものように外へ出る。人はいつものように休日を過ごす。
明日が来る、学校へ行く、また明日が来る、学校へ行く。
それを繰り返せばそのうち休日が来る。休日が終わり、また日常を繰り返し始める。
運が良ければいいことがある。ほとんどの人間はそれを「あたりまえ」だと思っている・・・
だがッ!この少年、東方上定は違ったッ!
上定(・・・大人になれば、仕事漬けで毎日、辛い日々の繰り返しになってしまうのだろうか?いやそんなのはおかしいだろう、
嫌なことが無限ループするなんて、僕は絶対に認めないッ!そんなことの繰り返しの人生しか待っていないなら、死んだほうがましだ!)
上定はいつものように考える。どうすれば日常の中の非日常を見つけ、退屈のない人生を送れるであろうか? 必死に考えても、上定は何も思いつかない。今日も非日常を求め出かけるのであった。だが彼はまだ知らない、知る余地もなかったッ!すでに非日常を「開拓」する力があるということをッ!そして彼の壊したかった日常は、日曜日に「セットしていないはず」の目覚まし時計の号令によって
夢見た非日常に変わるのであった。
上定は黒い長袖のシャツの上に丈の長い青いベストを着用する。これが上定ファッションである。
外へ出かけ、目覚まし時計を求め、バス停に行く。
上定(さて、今日は何か面白いことが起こるといいな)
パッシーン
バスのドアが開く。
上定(なんか、バスに乗るのも久々だなぁ、最近は忙しくてどこも行けなかったから久々にテンション上がってきたぞッ!目覚まし時計買いに行くだけだけどね)
バスの乗車席に乗り、窓を見てみるとそこは見慣れた久々の景色だった。
バスの中には上定しかいなかったが、しばらくして3人組の女子高生が乗ってきた。
女子高生1「てかさぁ~今日鈴木に告られたんだよねえ。」
女子校生2「えーまじぃw超キモイんですけどぉーww」
女子校生3「ウケるーwwあいつ、自分の顔見たことあるのかな?wwあの顔でwwよし子に告るとかwwウケるーw」
女子高生3人組「キャッハッハッハ」
上定(五月蝿いな、こいつら誰もいないと思っているから大きい声でしゃべっているのか?それとも、僕が乗っていると、わかっていながら大きい声でしゃべっているのかッ?まぁいいどっちにしろ五月蝿い。僕は何より、声量の五月蝿さと口うるささが大嫌いなんだッ!)
上定「君たち・・・すまないが静かにしてはくれないだろうか?五月蝿いんだが・・・」
瞬間ッ!女子高生のバカ笑いしていた無邪気な表情は、上定を睨み出したッ!
女子高生1「はぁ?あんた何様ァ?超ウザいんですけど。」
女子高生2「てかさ、ウチらがどんな声量でしゃべってようが、ウチらの勝手じゃん?」
女子高生3「まじウザ、Tweetしよ。」
その女子高生の三言が、上定の逆鱗に触れたッ!そう、彼女達は、雷は木がある場所で落ちると危険ということを知らずに自ら木を作ってしまったのだッ!
上定「口答えを・・・・」
女子高生1「はぁ?」
上定「口答えをするなァッッー!五月蝿いと言っているんダァッ!なぜ静かにするという簡単なことができないんだッ!この東方上定は、この地球上で何より声量の五月蝿さが嫌いなんだァーッ!分かったらさっさと僕の前からキエロッッ!」
上定の怒りの稲妻が、女子高生の肝を貫いた。彼女らはちょうど止まったバス停でせっせと冷や汗をかきながら降りて上定の前から消えた。
上定(怒りのあまりつい怒ってしまった。まぁ自業自得だな。何より僕は、注意されて口答えをする人が大嫌いだ。)
女子高生一行が降りると、バスに二人の男性が乗ってきた。
上定(あァ?なんであの男はこの真夏に、あんな厚着を着しているんだァ?冷え性にしては随分と布が厚いぞ・・・?)
ドドドドドドドドド
上定(奇妙だ・・・なんだ?この男の放つ奇妙なオーラは、いつも四六時中人間を見ている僕には分かる・・・・ッ!この男からは・・・嫌な感じがする)ゴクリ
バス全体が奇妙なオーラにつつまれた瞬間
上定の最後の「日常」はすでに、「終わって」いたッ!
パヒューン!
??「このバスは乗っ取ったッ!乗客全員、そこに跪け!」
To Be Continued
後書き
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