| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

鬼神童子ZENKI 二人の呪術師

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

番外編呪力の無い世界に跳ばされて

 
前書き
今回の話は作者が別サイトで、連載している作品とのコラボ回です 

 
!!「千明俺様を召還しろ


「ええ、わかったわ」

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

「出たな鬼神今日こそお前たちを、この世界から消滅させてやる」


「けっ貴様に俺様が負けるかよ?」

「ふっそれはどうかな?食らうがいい」球体風滅強制転移」

「うおおおおお」

「きゃああああ」


だが千明とZENKIは憑依獣真電の特別な術によって別世界へ跳ばされた。



「直哉君無事でいて」


何故千明と前鬼が憑依獣真電と戦っていたかっと言うと、千明のパートナーの柊直哉が、憑依獣真電の策にはまり、真電と融合されてしまい、直哉を救うには、真電を倒すしかなかった。


しかし現実は上手く行かず自分達も、返り討ちに遭い、異世界に飛ばされていた。


「うーんここは・・・」

「良かったー気が付いたのね、ここは大帝国劇場よ、私の名前は真宮寺さくらよ、そして貴女が抱いてるのは、私の弟の直哉よ」

「え、この子も直哉君ですか?」

「この子も?」

さくらと名乗った少女は、千明の言葉の真意を聞かず寝てしまった。


そして翌日・・・千明は、さくらに呼ばれた。

「千明ちゃん少しいいかな?」

「はーいさくらさん」

「私に、ついて来て」

そして、千明は、さくら共に、支配人室に、入った。


「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

「はい、私役千明16才です」

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

「「え、そうですか」」

千明とさくらは、同時に声を出した。
「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

「前鬼召還」

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」


その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

「えーーーそれ本当前鬼?」

「ああ」

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

千明と前鬼が話に、夢中になりすぎて米田が二人に声をかけた。

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

「「はーい」」


そしてさくら達は、帝劇を出て、千明たちに帝都の案内していた。


そのころこの世界に来ていたッ憑依の実は・・
手ごろな欲望を探して見つけた

「いいなあ。あの子直哉君と出かけれて、俺も直哉君と出かけたいな」


「その願い、我が叶えてやろうぞ」

「な、何だ!!うわああああ」

そして、実が大神にと言う青年に取り憑いてしまった。

「何今の?お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなくなったようなこの感じは?」


アイリスだけが、感じた大神の異変を。


「へえーーここはいま大正時代なんだ」

「千明ちゃんは、どれくらい未来の人なの?」

直哉は、千明に質問したが、千明は戸惑っていた。

「困ったわね。本当のこと言って、私達の歴史に干渉したら困るけど、けどこんなかわいい子供に、嘘なんて付きたくないよー」


「こら直哉君千明お姉さんを困らせたら駄目じゃない」


「ごめんなさい」


「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

「ええ、わかったわ」

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

だが、前鬼の封印は解けなかった。

「何で、封印が解けないの?」

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

「「大神さん」」

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

「ええ、そうです」

「見つけた・・・直哉君」


そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた真電だったのだ。


「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

「何ですって」


千明は驚いた。

「私たちを殺す為に、さくらさんや直哉君の世界まで利用するなんて許せない」

「珍しく意見が揃ったな千明」


「ほざけ呪力がない貴様に何が出来る、いい事教えてやろう」
「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない。そしてもうすぐ祓い師のパートナーも消滅するぞ」

「貴様らには無いだろう。死ね」


「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ、そして、千明お姉ちゃんのパートナーさんを助けるよ」

「「わかったわ」」


「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」


「鬼神ZENKIここに現臨」

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

何だと!!」

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

「五大招来」

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

「ね、出来たでしょ」

直哉は、笑顔で言う」

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」


「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

「覚悟しろよ、憑依獣」

そして戦いは始まった。

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、千明とZENKIは真電が消滅したことにより元の世界へ戻った。


「ありがとうね。もう一人の直哉君」

そして三人は、無事に式神町に戻った。




 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧