艦娘ト提督ノ願ヒ
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第一話
前書き
ハーメルンでは分けていましたが、まとめて投稿します
第1話
「Admiral、私とレーベとユーは準備は整ったわ。」
「Admiralさん、私とマックスちゃんも準備が整いましたぁ♪」
「わかった、四人とも気をつけてくれ、Einen schönen Tag。」
ここは世界海軍、その中でもドイツの敵…深海棲艦を相手する部隊の泊地
通称ケルン鎮守府
っと…自分の名前を言ってなかったね。
僕は時風 凍夜、一応日本生まれだ、けどだいぶ前にドイツ軍の指揮を任されてドイツに住んでるよ。
一応軍での階級はVizeadmiral、つまり日本で言う中佐クラスだ、だが、ドイツは少し階級法則が違うから、日本だと中将クラスだね。
さっきの会話はこの鎮守府の最大の切り札であり、敵…深海棲艦に対抗できる唯一の手段であり、そして、私が命を賭けてでも守りたい娘たち…艦娘だよ。
「さてと…今日はこの後司令部から召集か…なんなんだ…」
そう、僕はSchwarzwald殲滅作戦実行指揮官なのだ
場所は移動してフランクフルトの大本営
「え…今、なんと…」
「言ったとうりだ、明日21時を以てお前をケルン鎮守府から配置転換、日本の呉鎮守府に異動、
なお、艦娘の能力向上も含むため、以下の艦娘を連れていくように、
駆逐艦 レーベヒト・マース及びマックス・シュルツ
潜水艦 U-511
戦艦 Bismarck
重巡 Prinz Eugen
以上だ、なお、日本から先導艦として伊8が来ている」
「…了解…ドイツ海軍Schwarzwald殲滅計画実行指揮官、時風 凍夜…明日21時を以て日本の呉鎮守府に異動します…」
「はぁ…まためんどくさいことに巻き込まれたな…まあ、故郷に帰れるだけましか…」
そういうと俺は鎮守府に戻ることにした、
「「「「「日本に異動…?」」」」」
「ああ…何でも艦娘の技術向上が目的らしい。」
「へぇ…まあいいわ、日本でもBismarckの戦い、見せてあげるわ。」
一番最初に答えたのはビスマルク(綴りはBismarck)、彼女はこのメンバーのお姉さん的な存在である。
「ビスマルク姉さまが行くなら私も行きます♪長門たちにも会いたいね♪」
そう言ってBismarckの隣に行くのはプリンツオイゲン(Prinz Eugen)
彼女は昔一部の船にあったことがある…らしい。
「僕たちも、ついて行くよ」
そういったのはレーベヒト・マース(綴りはLeberecht Maaß、ただし、表記はZ1)
そしてマックス・シュルツ(Z3)
「よし、それじゃ、明日異動だから準備してねー」
そうして、ドイツでの最後の夜を迎えようとしていた…
時と場所は変わり地中海沿岸の国、イタリア
「ここのピザ美味しいですね~、しかしローマがこんなお店を知ってるなんて。」
「昔知り合いと来たもので、あとここのパスタも美味しいですよ。」
とある店に店にピザを食べながら話している二人の娘がいた。
一人はゆるいウェーブが掛った茶髪のゆるふわな女子
もう一人は黒髪眼鏡というもう一人とは正反対の女子
この二人は、艦娘である。
Vittorio Veneto級戦艦 その二番艦と四番艦 LittorioとROMAである
余談ではあるがこのVittorio Veneto級は、三番艦は未建造である上に、書類によっては、Littorioを一番艦とすることもある。
「さて、そろそろ時間ですね~」
「ええ、そうですねって・・・姉さんなんですかその荷物???」
「ワインとか・・・いろいろよ~ローマも向こうついたら飲む~?」
「どうしましょうかね・・・」
「とりあえずルート確認するわよ、私とローマはこのまま空路で上海へ、そこでドイツからの帰国する私たちの提督と艦娘に合流、そしてここから海路で佐世保へ、そこから新幹線?で呉に向かうわ。」
「ドイツ・・・あの国と・・・」
「(仕方ないわね・・・ローマは私たちVittorio Veneto級で唯一沈没してしまったし、その攻撃がドイツのフリッツXだしね・・・)大丈夫よ、提督は日本人だし、ドイツの艦娘もいい人だとおもうわよ。」
「そうね・・・いまは前に進まないと・・・」
所変わって呉鎮守府
ここでは新しく異動着任をしてくる提督の歓迎会準備が着々と進んでいた。
「今度こちらに来る司令官はどんなのかしらね~」
「さあな、ただ俺は死ぬまで戦わせてもらえればそれでいいぜ。」
「あらあら、天龍ちゃん、あららしいわね~」
「噂によるとドイツからの帰国者みたいなのです!!」
「へえ、ドイツってあのビールの国でしょ?それは楽しみね♪」
「(早く彼氏てにいれないと…)」
「あと響ちゃんがかえってくるのです!!!」
「ああ、たしか向こうでは信頼を意味する名前になったんだったか・・・」
「あとイタリアからも艦娘が来るみたいよ。」
「ほう、それはいい酒が飲めそうだな。」
「那智このあとまた飲もーぜ!!! ヒァッハー!!!」
「そういえば、親父はどこに?」
「あの人なら今は引退して、老後を暮らすそうですよ。」
「そうか・・・それは残念だな・・・」
時は変わって凍夜が日本に帰る前日、凍夜は電話でとある人と話していた。
話しているのは自分の祖父であり、凍夜が引き継ぐ鎮守府の前任者、
時風 燃夜 (ときかぜ しょうや) である。
後書き
では、また次回にて、
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