鬼神童子ZENKI 二人の呪術師
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鬼神復活後の依頼2
「一体どういうことかしら?直哉君わかる?」
千明が、直哉に質問した。
「僕にもまだ確実に、わかるわけじゃないけどいい?千明ちゃん」
「うんいいわ、教えて直哉君」
「僕はここの、女将さんの話を聞いて、1つの仮説考えたんだけど、この依頼は、千明ちゃんと前鬼
をおびき出す為の、罠の可能性も出てきたよ」
「!!何で私たちが狙われるの?」
「それは、それだけ相手にとって前鬼が、脅威だという事だよ」
「そして、千明ちゃんが前鬼のマスターと、認識されてしまったんだと思うよ」
「えーー嘘前鬼のマスターは私と直哉君の二人なのに」
「そうだぜ俺は、直哉の方がメインがよかったぜ」
「こら、前鬼私が、メインじゃいけないの?」
「ああ、いけないね」
千明と、前鬼はまたも喧嘩を始めた。
「たく二人共いい加減にしなさい」
「ここは敵地と考えて行動してね」
「敵地て、そんな事・・・」
千明がそう言った直後、町の様子が一変した。
!!「しまったそういうことか!!」
「え、直哉君どういうこと?」
「千明ちゃん急いで、前鬼の封印を解くよ」
「ええ、直哉君私信じるわ」
「「我解くる鬼神の呪縛秘術の刃にて封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク現臨せよ汝ZENKI破呪ヴァジュラオンアーク現臨せよ汝ZENKI」」
「鬼神ZENKIここに現臨」
「直哉君ZENKIを召還したけどこれからどうするの?」
「ZENKIこの町全体に攻撃をするんだ」
「いいんだな?」
「ああ、責任は僕が持つ」
そして、ZENKIは、ヴァジュラを放つと、町が消えて、生物のような体内が見えた。
「千明ちゃん早く脱出しないと消化されちゃうよ」
「え、直哉君どういうこと?」
千明ちゃん僕達今憑依獣の体内にいるんだよ」
「えーーー嘘ーー」
「だから早く脱出するよ」
うんわかった」
そして、千明と直哉は、間一髪憑依獣の体内から脱出した時、ZENKIが,ヴゃジュラの力を使い、巨大憑依獣を倒した。
「一体あの町は何だったのかしら?」
「多分あの地の怨霊に実が反応して、無くなった町を利用して訪れる客を捕食してたのかも知れないね」
「これで憑依の実は実体のない物にも、憑依出来る事がわかったし,さあ千明ちゃん帰ろうか「
「ええそうね」
こうして、奇妙な事件は幕を閉じたのだった。
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