鬼神童子ZENKI 二人の呪術師
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再会と解かれた封印1
私の名前は、役千明16歳の職業は学生と、祓い師をしています。
「これ千明、まだこんなとこに、おったのか?」
「何?サキ祖母ちゃん?」
「今日から千明の幼馴染が来るんじゃろう?早く迎えに行かなくていいのか?」
「あ、忘れてたわ、行ってきます」
「やれやれじゃわい」
「今私は、今日から家で一緒に生活をする男の子、名前は、柊直哉君と言って.、私の幼馴染でもあり、私と同じ祓い師で、私がちょっと気にしてる男の子です」
「あ、千明ちゃん遅いよ」
「ごめんね直哉君。迎え来るの遅くなって」
「いいよ別に、千明ちゃんの事だから、サキばあちゃんに言われるまで、忘れてたよね」
「ぐっ当たってるだけ何もいえない」
「そう言えば、千明ちゃん」
「何?直哉君」
「僕今度の週から、千明ちゃんと同じ学校に通うことになってるからよろしくね」
「え、そうなの?同じクラスになれたらいいわね?」
「ああ、千明ちゃん知らないんだよね。じゃあ教えてあげるね僕は千明ちゃんのパートナーに選ばれたからこっちに来たんだよ」
「ねえパートナーて?」
「例えば千秋ちゃんがゼンキと戦う時のサポートとか、私生活でのサポートとかかな」
「私生活のサポートは、極力しないつもりだよ」
「何でー?」
「だって勘違いされたくないでしょ、千明ちゃんも」
そんな話をしていたら、千明の家に着いた。
「久しぶりじゃのう直哉君」
「サキお婆さんお久しぶりです。元気そうで安心しました」
「ホント直哉君が、千明のパートナーなんて勿体無いのう」
「何よ祖母ちゃんまで」
そして、数日が過ぎたある日・・・
直哉は千明の通ってる学校に、転校してきた。
「僕の名前は、柊直哉です。皆さんよろしくお願いします」
「何々あの子挨拶の後、千明を見てたわよ」
「え、そうかな?」
「千明もしかして、直哉君と知り合い?」
「えーと実は・・・幼馴染で、数年ぶりに直哉君がこっちに帰ってきたの」
その後千明たちの、ガールズトークの話題に、自分のことが、話されていることを、知らない直哉だった。
「そろそろ奴らの尖兵が動き出す頃だろう。何としても、千明ちゃんは、ゼンキが復活するまでは、守らないとな、僕の命に代えても」
直哉は、決意を固めていた。そして、運命の日がやって来た。
その日直哉と、千明は、客引きのため、式神町に行っていた。
その日の、結果は3人のお客を連れてくることに、成功したが、その日の夜、悪意を持つ者達によって、封印されていた、憑依の実が奪われてしまったのだった。
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