3.地球の神無異様!
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いじめっ子をボコり隊(ソロ)
「ねぇねぇどこから来たの?」「綺麗な色してるね〜。」「どうしてここに入ったの?」
女子からの質問攻め、白夜は男子の妬ましい死線をスルーしながら女子の質問の嵐にどう答えようかと考える。
そして、早くも最終手段を使った。
白「ごめん、用事思い出しちゃった、また後でね!」
そう言って白夜は急いで教室から出て行った。
白「なんかもう疲れた••••、うぅ早く琴ねぇたちと会いたい••••••。」
白夜はとぼとぼとどこかの廊下を歩いている。
少し進むと廊下の角から数人の声が聞こえた、白夜はこっそりと見てみる。
そこには上級生と思われる男子生徒5人と、白夜と同じくらいの下級生。
その下級生は1人の上級生に踏まれている、後ろにいた金髪の男子は札を数えている。
「ヒュー、やっぱ金持ちは違うねぇ。」
「ありがとよ、ハ・ル・くん。」
男子生徒たちはギャハハハハッ!と下品な笑い声を上げる。
そして、何処かでピピピッと音がした。
白「証拠確保、やったね。
これ撒き散らせばどうなるかな、さっそく行こう。」
白夜はスマホをしまい、またどこかに歩いて行こうとするが止められた。
白「••••君たちファイブカラーヘアの子分?」
「「「「「誰がファイブカラーヘアだッッッッッ‼︎」」」」」
先程まで下級生をいじめていた男子生徒が出てきた。
白「どうでもいいよ、さっさとどいてくれない?
さっきの映像を流さなきゃ。」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ、そんなことされてたまるかっての!
おい、やっちまえ!」
1人の男子が合図すると一気に飛びかかってきた。
白夜はニヤリと口の端を釣り上げて、向かってきた1人の足を払う。
横転した男子の足首を掴み、乱暴に振った。
そう、バットのように片腕だけで振ったのだ、もはや人間を人間として見ていない。
一旦白夜に向かってきていた生徒も、白夜に恐れを成し逃げ腰になっていた。
白夜は用済みと言わんばかりに逃げ腰の生徒たちに掴んでいた生徒を投げた。
モブキャラだからと言ってぞんざいに扱い過ぎではなかろうか、かわいそうである。
白「あ〜あ、逃げちゃった、残念残念。
さてと、後ろの5人、やる?」
上級生は顔を青くし一目散に逃げ出した。
白「つまんないなぁ、さ〜て行こっと。」
「待って••••!」
白夜の後ろから声が聞こえる、白夜が振り向くとそこには女の子のように髪が長い男子が立っていた。
ハ「ぼく、花塚 ハル(はなづか はる)、助けてくれてありがとう、君は••••••?」
白「はれーは破零 白夜だよ、あと助けるつもりはなかった。
ただ単に興味本位だよ。」
ハ「ううん、ぼくは結果的に助かったからいいんだ••••。」
白「ハルって虐められてるんでしょ?
なんで誰にも相談しないの?」
もちろんその質問が意味をなさないことくらい白夜には分かっている。
ハ「だってぼくにお友だちいないし••••、先生たちを困らせるようなことはしたくない。」
白夜はそれを聞いて面白そうだと口の端を釣り上げた。
白「ならはれーが友達になってあげるよ、はれーは今日からここで学ぶことになったんだ!」
ハルは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をする。
ハ「でっでも、ぼくと一緒にいたら虐められるよ••••?」
白「いいよ、はれーは虐めるやつは潰す主義だから。」
純粋な笑顔で恐ろしいことを言う白夜。
ハルは嬉しさ5割恐ろしさ3割不安2割で泣いた。
ハ「うぅ••••••白夜くんもうやだよぉ〜••••おぶっ!」
足を引っ掛けられベシャっと転ぶ。
白「ハルって注意散漫なんだね〜、面白い面白い。」
白夜も幾度となく足を引っ掛けられようとされたが、その度に丁寧に踏み付けていたので誰も足を出さなくなった。
ハ「面白くないよぅ!」
白「あははっ、ごめんごめん、足元に気をつけなよ。」
ハ「もう••••ゴールしても良い••••よね••••?」
白「駄目だよ〜、誰も使ってない空き教室ってないかな?」
ハ「あるよ、図書室のすぐ近くに学年ごとの空き教室。」
白「それじゃあそこ行こっか!」
ハ「でも白夜くん授業は⁉︎」
白「はれーさんはこれでも頭良いよ?
ここに入るペーパーテスト満点だったもん!
ってことだから授業免除、そもそもここで学ぶことないし。」
暇なんだよ〜、とハルに笑いかける。
ハ「そうなんだ••••、戯けてるからバカなのかと••••••。」
白「君も言うね、あっ、ただ単に本音がぽろっと出ちゃうタイプかな?」
ハ「へっ、何が?」
白「何でもないよ〜、ささっ行こう!」
白夜はハルの背中を押して、図書室の近くにある空き教室に向かった。
「ひぃいいい‼︎」
白「ありゃりゃ、つまんないなぁ。」
ハ「上級生たちがまた犠牲となったのであった。」
白「ルールを守らないならああなっても仕方がないね〜、さ〜入ろう入ろう。」
中に入るとなかなか快適な空間が存在していた。
白「わーい、広い広い!
ここなら丁度いいなぁ〜。」
白夜は窓を開けて外を見る、そこからはグラウンド全体が見渡せた。
白「グラウンド広いなぁ、ねーハル、あれって何やってるの?」
ハ「あれ?
守護神の強化鍛錬だよ、ああやって他の人と戦わせて力をつけさせたりとかするんだって。
次の時間が3年生だったはずだよ。」
白「あ〜••••••ヤバい、忘れてた。」
ハ「えっ、まさか札持ってきてないの⁉︎」
白夜の肩を掴みガクガクと揺らす。
白「ハル、はれーさん吐くよ••••!
白夜だけに吐いちゃうよ••••!」
ハ「あっ、ごめん!
でも札を忘れるなんて••••••。」
白「はれーは人じゃないからいいの••••••。」
ぜぇぜぇと肩で息をする白夜、そしてチャイムが鳴った。
ハ「ほら、ここはまた後でくるとして早く着替えなきゃ遅れるよ?
鍛錬だけは免除が効かないからね。」
白「面倒臭いシステムだなぁ、まあいいやそれじゃあ着替えようか。」
ハ「はっ、いつの間に!」
白「さっきチラッと拝借してきました、さー着替えようか〜。」
白夜とハルはさっさと着替えてグラウンドへと向かった。
ボッチの人は苦痛であろう言葉、「グループを作ってください」。
白「グループかぁ。」
ハ「あと5人足りない••••、どうしよっか?」
白「ハルそれはフラグだよ。」
「よぉ厨二病患者。」
白「あ〜、あと6秒かな〜。」
白夜は男子をスルーしてグラウンドの奥へと歩く。
「おい俺を無視するな!」
白「あっと4秒っあっと4秒っ!
白楼、come on!」
白夜が呼ぶと、白夜にそっくりな一体の小人が召喚される。
しかし、それは小人にも見える人間に近い人形なのである。
白楼「ハク、ドウシター?」
白「白楼、"滅亡"を狩ってくれないかな、1匹残らずね。」
白楼「リョーカイ!」
白楼人形は両手に剣を持ちそのまま突っ込んでいった。
少しすると白楼人形は血塗れで帰ってきた。
白楼「ニンムカンリョー!」
白「お疲れ様〜。」
白夜はどこからか取り出したタオルで白楼人形の血を落とす、少しすると綺麗な白楼人形に戻っていた。
白「ありがとね白楼。」
白楼「ドウイタシマシテ〜。」
白夜は白楼人形に角砂糖を渡す、人形が食べるとはこれいかに。
白楼人形は満足したのか、白夜の肩に座った。
白「さぁ白楼、これからが見所だよ、あと2秒で〈修羅〉が出てきて混沌とするだろうね。」
白夜がそう言い少し間を空けてグラウンドの中心に黒い靄が集まる、次第に形が整い巨大な異形なもの〈修羅〉が立っていた。
それに気がついた生徒たちは悲鳴をあげる。
泣き出すもの、気絶するもの、現実逃避するものとさまざまである。
ハ「うわああああびゃくくくく」
白「落ち着こうねハル、はれーの名前言えてないから。」
ハ「ででででも‼︎」
白「大丈夫大丈夫、何とかなるよ。」
輝「お〜い、さっさと避難するぞ〜。
死にたい奴は残るように!」
「「「「はあッ⁉︎」」」
白「はーい、そこにいるお坊ちゃんとその取り巻きが死んで祀られたいようでーす!」
「はっはぁ⁉︎
デタラメ言うんじゃー」
白「自分で蒔いた種なら自分で摘み取れ、死んだらその後片付けは僕が殺るから、な?
それともなんだ、ここで消してほしいか?」
破零ではなく零が出てくる、男子の肩に手を置き笑顔のまま脅した。
その男子は首がもげそうな程ブンブンと縦に振る。
白「はいじゃあ逝ってらっしゃ〜い。」
白夜は蹴ってその男子たちを修羅の元へと送り出した。
ハ「あわわ白夜くんあのままじゃ死んじゃうよ••••!」
白「だいじょーぶ、死ぬ寸前で助けるつもりだから。
はれーはそこまで馬鹿じゃないよ、それにあいつらは利用できるからね〜。
朝の仕返しも兼ねて痛い目にあってもらわなきゃ!」
ニコニコと笑う白夜。
「たっ、助かった••••••。」
結局すぐそのあと殺されそうになったため、白夜が助太刀に入った。
事は収まり教師は呼ばれ、生徒たちは自習となった。
後書き
書き終わりました、僕の人生も終わりました。
さいきんずっとね、思う事があるんですよ。
何のために、誰のために生きてるのかなって、あなたは答えられますか?
僕は無理ですね、必要とされてない存在だし。
なんかもう凹みました。
ここでは別に小説大賞を目指してるわけでもないので、本音を言うと書き方まで指図されるつもりは毛頭ないんですよね。
口が悪い?僕はこういう人間ですよ、知っていても知らなくてもどちらでもいいんですけどね。
まあとにかく、そんな凹んでいる状態では小説更新も手に付きません。
なんて言うか、「そんな作品は駄目だよ」って言われてますよね?某コメントを見ると。
良いところなんて一つもない作品でゴメンなさい。
だから感想も増えないんですね!(やけっぱち
コメントを書いていただけたらやる気を出して更新ペースを上げます。
長々と愚痴をこぼし申し訳ありませんでした。
何日後、何ヶ月後になるかはわかりませんが、またお会いしましょう••••••。
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