ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
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プロローグ
前書き
この世界には進んで悪を貫き通そうとする人もいる。
逆に正義を貫き通そうとする人もいる。
そして、この世界に一人、どこにでもいそうな少年がいた。
一人の少女の為にヒーローになり、時には悪魔にもなった。
これは光の勇者と呼ばれた少年の物語ーーー
「おーい、優也ー!朝だぞー!」
誰かの声がした気がした……いや、いつもの事だ。
そう思い、二度寝の体制へと俺は入ったが…
「起きないなら、叔父さんがおはようのチュッチュするぞー?」
俺は飛び起きた!そして大声でドアの方に向かって叫んだ。
「アホな事言うなー!!」
全くもって俺の叔父の思考回路がわからない
俺が幼い頃に両親を事故で亡くして泣いていた頃、叔父に初めて会ったとき、すごい優しく、静かな人だと思った。
……
「パ……パ……ママ……マは天国に出かけているだけだもんね?いつかまた帰ってくるよ……ね……?」
気が付くと俺は泣いていた、その時1人の男の人が近くに来た。
その人はとても優しそうな人だった
「君が優也君だね……?」
そう言ってその人は俺の頭を優しく撫でた。
何故だかこの人に撫でらていると落ち着いてくる。
頭をくしゃくしゃにする撫で方が母親に似ていた
「うぐ……おじ……ちゃんは……えぐ……誰……?」
俺は泣きながら1人の男の人に聞いてみた
その人はとても優しい声で俺に話しかけてくれた
「おじちゃんはね、君の母さんの弟なんだよ。」
そういって叔父も涙目になりながら俺を撫でてくれた。
叔父もそうとう辛かったのだろう。下唇を強く噛んで血が滲んでいたのだ。
「優也君……?どこにも行く場所がないなら叔父さんと一緒に暮らさないかい?」
そういって手を差し伸べてきた。それが叔父と俺の出逢いだった。
あの言葉を今でも忘れない。
だが今は……
「はーやく起きないとご飯なくなるぞー?朝ご飯なくなって黒毛和牛食べることになるぞー?」
そう……実はアホだった
こいつは同じ生き物なのか?
「今起きるよー!」
そう返事し、俺は身支度を済ませ一階に向かった。
一階につき椅子に座ってニュースを見ていた。新しいオンラインゲーム、ソードアート・オンラインというゲームについてだった。
このゲームはナーヴギアという機械を頭に取り付け、五感全てにリンクしてゲームをするというVRMMOだった。
VRMMOが出来たのはこれが初であったこともありβテスターの応募が絶えないとか。
「いいなぁ……βテスター……」
俺は機械いじりも中々好きでゲームも好きだったからβテスターに応募したいと思ったが、もう応募しても当選しないだろうと思っていた。
「ほーい、朝ご飯だぞー」
そういって俺の目の前に朝食が並べられた。
今日のご飯は目玉焼きにウインナー、スープにパンだった。
叔父は朝食をテーブルに並べた後、ポストの方に向かった。
「おー、当選したかー」
そういって何やら手紙とソフトを持ってきた。
「ほれふぁに?」
俺はパンを食べながら叔父に聞いた。
するとこやつはとんでもない事を言い出した。
「あーん?ソードアート・オンラインのβテスター用ソフトだよ」
「ぶーっっでぇjshdj……!」
俺は口の中に頬ぼっていたパンを吹いた。
「うわ!!汚いだろ!」
叔父はパンくずまみれになった。
だがなんで叔父がβテスターに?
「お前、なんで俺がβテスターなんだとか思ってんだろ。」
「当たり前だろ!!」
「いや、これおm「なんで俺に黙って応募したんだよー!」
俺は怯まないぜ
「いや、だかr「まさかソードアート・オンラインの会社に知り合いでもいたのか!?」
「いや、聞けよぉ…」
叔父が涙目になっていた。
しゃーない聞いてやるか。
「これお前のだよぉ…」
「はい?」
俺にはこの生物が何を言ってるのかが分からなかった。
いや、俺の頭がショートしていたのか
ついさっきニュースを見てβテスターになりたいと思っていたところに突然叔父がポストからソードアート・オンラインのβテスター用ソフトを持ってきたのだ。
「お前の名前で勝手に応募したんだよ」キリッ
「おい」ドス
「ガァフゥ…!」
俺は桐崎家の突進スキル、スーパー鳩尾クラッシュをかました。
叔父は綺麗にふっとび、どっかのヤ◯チャみたいになっていた。
勝手に人の名前使うとか非常識すぎんだろ
そう思っていたら叔父はソフトを渡してきた。
だが肝心な物がない。
そうです。ナーヴギアです。ナーヴギアねぇと意味ねぇじゃあああああん!!!そう悶絶してると叔父が更にありえないものを出してきた。
「ほい、ナーヴギア。」
普通にドヤ顔で出してきやがったよ…
一応どうやって手に入れたのか聞いてみるか…
「これ10万とかすんのに…てか人気すぎて手に入れる事すら難しいのにどうやって手に入れたんだ?」
「拾っt「消えな」…」
「すいません」
とりあえず叔父はもう放っておいて俺はぱっぱと朝食を済ませ部屋にいこうとした時に叔父が行くてを阻んで来たので腹パンをし、そのまま遺体を放置し部屋に向かった。
その瞬間!
「俺を倒せると思ったら大間違いだぜ?優也くんよぉ?」
背後からとんでもない腐のオーラが漂ってきた。
こいつ…できる!
こいつを突破しねぇとゲームができない!
そう思っていた次の瞬間叔父が消えた
気がついたらもう目の前にいた
そして、桐崎家奥義、優也君に抱きつきタックルをかまして来た
「優也ぁぁ!叔父さんと一緒にお出掛けしようじゃないか!!!」
このタックルは叔父専用の秘奥義で優也くんに構って欲しい一心で毎日を生きていたらいつの間にか奥義になってしまった
そのスピードは光の早さの為、残像が残るほど
だがこの程度…
桐崎家秘奥義、叔父を完全に拒絶するを発動した。
「叔父さん…気持ち悪いよ」
そうこの一言で十分だ
何故なら…
「うごぁぐぎゃjそsjhっし!!!」
叔父が泡を吹いてブリッジをしたまま気絶している
何故ブリッジをする…
そんなこんなで叔父を墓場に移動させ俺はゲームを始める準備をした。
そして俺はこう言った
「リンク・スタート!!」
だが俺は知らなかったこれはゲームであっても遊びではない"デスゲーム"だという事を…
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