| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

もし俺がFate/Zeroの世界でランサーのマスターになった場合

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 目次
 

第一槍

 
前書き
かなりの不定期更新となりますが、御容赦ください。
また、クオリティも低いかと…… 

 
物部白水(もののべはくすい)。十七歳の現在私立穂群原(ほむらばら)学園二年生。彼女なし。そして……




転生者でございます。





死んだと思えば目の前には神様。その神様曰く、俺を暇潰しとして何処か別の世界に送り出すとのこと。
行き先は不明。情けとして、その世界で生き残れるくらいの力はくれるそう。
やだー、それって、人の死ぬ殺伐とした世界だって言ってるようなもんじゃないですかー
と、反論したところ、煩いの一言で片付けられた。
なにそれ理不尽。
人生は理不尽だとは言うが(俺の持論)、まさか死後までも理不尽だとは思わなかった。
……まぁ、どこかの世界に生き返るだけマシ……なのか?

よくわからないが、あれやあれよ(勝手に)話は進み、突如出現した落とし穴でどーん。

で、気付いたら見知らぬベッドの上で寝てたって言うね。


で、だ。ここは何処かと部屋を捜索してみたところ、ありましたよ。先程出会ったであろう神様からの伝言が。


要約すると、俺は親を早いうちに亡くした一人暮らしで、最近ここに引っ越してきた……という設定になっているらしい。
赤ちゃんスタートで、赤ちゃんプレイをする必要がなくなったという安心感を覚えつつ、俺は更に伝言を読み進めた。
俺に与えられた能力についてだが、膨大な魔力に、魔術の天才的な才能。なんでも、余計な詠唱とかしなくてもいいらしい。
それから、魔力とか全く関係なしの結界を張る能力。こちらは、超能力のようなものだ。
あとは怪物的な身体能力。生活に支障をきたさないために、五段階のリミッターつきだとか。
なんやかんや言いながらも、破格の待遇のように思えるこの能力。
だが裏を返せば、これくらいないと死ぬということ。
どんなけ殺伐とした世界なんだよ


あと、周辺地図とかこの地域の詳しい説明だったり、俺がいるこの屋敷は俺の自宅だそうだ。
……そう、屋敷。もと一般人の俺からすれば恐れ多いくらいの豪邸なのだが、まぁ貰えるものは貰っておく主義なため、別にいいかと割りきった。


で、詳しく調べてみたところ、俺の自宅が建つこの地域は冬木市の深山町というらしい。
川をはさんだ向こう側には近代的な開発の進む新都なるものがあるらしい。
ちなみに、深山町は古きよき町並み。この雰囲気は嫌いじゃない。


それから、俺はこの町の私立の高校へと編入するらしい。
御丁寧に制服も教科書も用意されており、明後日からの登校となる。
その高校とは、私立穂群原(ほむらばら)学園。
黄土色?の学ランというなんとも変わったデザインだな、とか思いつつも前世ではヨモギ色のズボンとかはいてたのを思いだし、今更だなとか考える。


とりあえず、明日一日は暇なのだ。
家の中を見て回ったが、一つ一つの部屋が大きい代わりに部屋の数はそれほどでもなかった。
魔術の訓練のためなのか、訓練所的な場所まであったのをみるに、本当厚待遇だ。
日用品とか、食料とか、そういったものはもう取り揃えられているようなので、買いに行く必要もなし。
今は夜の十時と、寝てもいい時間であるため再び先程の寝室へと戻って寝るが、明日は一日魔術の訓練でもしてみるのがいいのかもしれない。
魔術を使うことに多少の期待と興奮を覚えて、俺はベッドに転がった。

これ以上、考えるのは無駄だなと思った俺は目を閉じてそのままボーッとしておく。
いつの間にか寝ていたのは……それから一時間くらいしてからかな?






 
 

 
後書き
まあわ、だいたいこんな感じで進んでいきます。
不定期ですし、クオリティもこんなんなので、よろしくです 
< 前ページ 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧