| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

詩集「棘」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

想うことの儚さを



人の愛とは生まれた時から
どこか絡まってしまっているの
それを誰かがフツリと切ってしまう…

努力して結ばれる人もいれば
自然に惹かれる人もいるでしょ
それでも片方の糸の先には
繋がらない人もいるのです…

想うことの儚さを
僕は誰に伝えればいい?
いずれ終りが来ると云う
それを待つしかないのでしょうか?


君を想って目を覚ます時は
淋しさだけが僕を包み込み
愛されたいと切に願ってしまう…

哀しみだけを紡ぐ時もあれば
ふいに軽くなる時もあるでしょ?
それでも想うことの重さには
ランクなんてつけられないのです…

想うことの儚さを
人は知って生きているのです
いつか君に告げられたなら
その時が別れとなるのでしょうか?

君がとても恋しくて…愛しくて…
伝えられないこの想い…
このもどかしさに…狂える…

想うことの儚さを
僕は誰に伝えればいい?
いずれ終りが来ると云う
それを待つしかないのでしょうか?



 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧