黄金バット第四話 メンインブラック来日
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第六章
「そうか、噂は聞いている」
「・・・・・・・・・」
「悪と戦う日本の戦士、会いたいと思っていた」
「?一体」
「何を言っているんだ?」
「黄金バットを見てか」
その場にいる自衛隊の人達も警察の人達もです、そして実況を観ている誰もがです。驚いてこう言うのでした。
「彼と話をしているのか」
「そうなのか」
「しかしこれは」
「どういったことなんだ?」
「黄金バットが来た理由はわからないが」
総理もここで言うのでした。
「しかし今はだ」
「はい、ここはですね」
「狙撃兵にですね」
「このまま」
「働いてもらう」
こうしてでした、そのうえで。
狙撃兵の人達にあらためてです、メンインブラックへの狙撃を行わせようとしました、ですがここでメンインブラックはまた黄金バットに言いました。
「貴様が来た理由はわかっている」
「・・・・・・・・・」
「私を止めに来たな、ならばだ」
それがわかっているからだというのです。
「私と勝負するのだ、貴様が勝てば退こう」
「スカイツリーへの破壊を止めるのか」
「そうするというのか」
「その時は」
「今はっきり言ったな」
「ああ、言ったぞ」
現場の人達も実況を観ている人達も言いました。
「間違いなくな」
「それじゃあ黄金バットが勝てば」
「スカイツリーは救われるんだな」
このことをです、皆確かに聞きました。皆その聞いたことをわかってです。
そしてでした、すぐに黄金バットに言うのでした。
「黄金バット頑張れ!」
「勝ってくれ!」
「メンインブラックをやっつけてくれ!」
「スカイツリーの為に!」
大人も子供です、それこそ誰もがでした。黄金バットに叫びました。皆の声を受けた黄金バットはヘリの上からでした。
宙に入りスカイツリーの上にいるメンインブラックに向かいました、まるでエイが海の中を優雅に泳ぐ様に。
メンインブラックもです、その黄金バットにです。
その場を駆って宙に舞いでした、空中戦に入りました。
二人の怪人、いえ超人達は空中を飛びながらです、それぞれの杖と手から衝撃波や雷を出してなのでした。
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