ハイスクールD×D大和の不死鳥
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22球技大会?
◇いのり
ライザー戦から一週間くらいたった頃、私、真名、祭、アーシアはグレモリー眷属……オカルト研究部のみんなと球技大会に向けて練習する事になった。
「オカルト研究部!ファイ……」
「オー!」
リアスさん……こういうイベントにはうるさいからかなり気合いが入る
たしかヤマトの話だと球技大会でのドッチは相手が攻められず、黄昏ていた木場に投げヤマトが壊滅させたらしいが、その黄昏ていた理由は兵藤一誠の成長写真の所為、こっちには一誠は居ない……投げれないもう一つの理由は一応私と真名も二年のアイドル、祭も二年の癒し系で向こうにはいなかった私達3人も投げたらあとが怖い。
「他にも競技はあるわ。目指せ優勝ね!」
オカルト研究部なら学校内優勝と言うより、全国に通用すると思うよ?
「グレモリー式の魔導球をくらいなさい!」
数日後、球技大会当日。学年別と部活別に分かれている。今は三年生のテニスでリアスさんと生徒会長のソーナさんの試合、どう見てもヤマトと一緒に見た悪魔大人気アニメ『テニスの王女様』だ。
「やるわね、リアス。でも支取ゾーンは全ての球を打ち返します」
「なんのっ、私の魔導球は108式まであるわよ?」
この人達………絶対あのアニメのファンか、出演者だ……
「バーーニング!」
「まだまだだね」
それから数十分続き結果は両方のラケットが折れて引き分け……おもしろかった?
「アーシア落ち着いて!」
「はい!」
二年女子は四人一組のバレーボールで、私達のチームは真名、私、アーシア、祭の四人で今は決勝で相手は生徒会メンバー四人、相手に取って不足は無い
「アーシアナイサー」
アーシアがサーブを決めボールが相手へ
「食らいなさい!」
相手がアタックする。私達は誰もブロックに飛ばない。
「残念!」
魔力で強化されたアタックを簡単に祭は返す。
「私はどんなボールでもレシーブできるよ!」
祭も………どこかの烏じゃないんだから……
「いのり!」
おっと、セッターの真名が呼んでる。これで、終わらせる!
バシュュュュュュ
大きな音がして相手コートにボールが落ちる。相手は誰も反応できなかった。これが私と真名が特訓した〝速攻〟………一応バレーボールで止められなかった。
「ゲームセット」
試合が終了する。
結果は私達のストレート勝ち。
そして、運命の部活別球技大会、私達の相手は野球部で、必然的に攻められないで居た。
「早く投げなさいよ。それか、棄権しなさい」
「くっ、仕方ない!死ねイケメン!」
渋々相手は木場に投げる。それが、地獄の始まり………
「任せたよ。真名さん……」
「ええ、もちろんよ。」
二人は一般人に気づかれないように場所を転移魔法で入れ替わり、真名がそのボールをキャッチする。
『ガタガタブルブル………』
真名がキャッチした瞬間相手の顔が青ざめる。
『ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁ』
グランドに相手チームの悲鳴が響く
結果はもちろんの如くオカルト研究部の優勝で幕を閉じた。
続く
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