詩集「棘」
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
Desolate
紫煙 漂う…この部屋は
ただの檻…僕一人
緩やかな時 来てはまた去ってゆく
此処にある想いは留まり
僕を強く…縛ってる…
罪も無く生きれたら…
手を取って…握ってくれた…?
愛した人は 僕を素通りして
まるで見えてないかのように…
いつか君は…見てくれる…?
思い出だけじゃ生きていけない
温もりが此処には無い…
寂しいだけの…現し世だから…
風の中…夏薫る…
何処にいるの…愛しい君…
紫煙 漂う…この部屋は…
ただの檻…僕一人…
ページ上へ戻る