不動を継ぐ者
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8話不動を継ぐ者と初決闘前編
俺は小鳥がお風呂に入ってる間に【代行者】のカードと俺が昔父さん達に教えてもらったオススメカードを取り敢えず三枚ずつ集めていく。咲夜姉が居ないから取り敢えずカードを集めるしか無い。数分前に咲夜姉に【代行者】のデッキをどう組めばいいかメールで聞いたのだが返事がなくて困ってる。
「デッキ構築は全くわからん。【代行者】と相性がいいカードとその他諸々集めては見たがわからないな。小鳥が来てから二人で組もうか……俺の初めてのデッキ構築が小鳥のとは思わなかったな…」
ピロピロ…
「あっ、咲夜姉からだ、何々『小鳥ちゃん、【代行者】にしたんだ。取り合えずはマスター・ヒュペリオンをサポートとして【代行天使】を組んでみなさい。天空の聖域は三枚入れること。あとは二人で考えなさい。私もうねるからね。おやすみなさい。』うん。おやすみ。取り合えずはマスター・ヒュペリオンと天空の聖域を三枚、リトル・フェアリーとフェアリー・チアガールだな。後は小鳥がどうしたいかだな。」
「遊夜くん、お風呂ありがとう」
ちょうどよく小鳥がリビングに戻ってくる。
「気にしないで…………その服…似合ってるね」
「え、あ、ありがとう」
少し顔を赤くしながら照れてる小鳥、着ている服は〝エンシェントフェアリー・ドラゴン〟が描かれてる。
「遊夜くんは何してるの?」
「小鳥のデッキになる【代行者】をどういうデッキにするか悩んでいたんだ。これから僕はお風呂に入るから小鳥の好きなようにデッキ構築してみて。必要なカードは全部集めておいたから」
「うん。ありがとう」
俺はリビングを出てお風呂場に向かう。
三十分後
「あっ、遊夜くん」
「どう?できた?」
俺がリビングに戻ると笑顔で小鳥が迎えてくれる。
「だいたい出来たと思うよ。それで何だけど……デュエルしてくれる?」
まさか、小鳥からデュエルを挑まれるとは思わなかった
「いいよ。そのかわり、デュエルだと手加減できないと思うけどいい?」
「うん!私も負けるつもりはないよ」
初めてのデュエルなのにかなりの自信……面白い!
「行くよ!」
「うん!デュエルディスク、セット!」
小鳥のデュエルディスクはハートランドシティのデュエルディスクで俺のは父さん達と同じデュエルディスクでARビジョン用に改良してある。
「「Dゲイザー、セット!ターゲット、ロックオン!」」
[ARビジョン、リンク完了。]
「「デュエル!!」」
不動 遊夜
LP 4000
手札 5枚
場、伏せ 共に無し
観月 小鳥
LP 4000
手札 5枚
場、伏せ 共に無し
「私が先攻貰うね。、ドロー!」
小鳥
手札五→六
「私はフィールド魔法〝天空の聖域〟を配置!」
早速きたか………代行天使のフィールド魔法
「永続魔法、神の居城
−ヴァルハラを発動!このカードは自分のフィールドにモンスターが存在しないのみ発動と処理ができる。ヴァルハラの効果発動!手札から天使族一体を特殊召喚できる!私は手札から英知
の代行者
マーキュリーを特殊召喚!」
英知
の代行者 マーキュリー
星4/光属性/天使族/攻 0/守1700
「そして、フィールド魔法〝天空の聖域〟があるとき《死の代行者 ウラヌス》は特殊召喚できる!」
《死
の代行者
ウラヌス
チューナー
星5/闇属性/天使族/攻2200/守1200
「ウラヌスのもう一つの効果、一ターンに一度デッキから『代行者』を一枚墓地に送る。この効果で墓地に送ったモンスターと同じになる!私は英知の代行者マーキュリーを墓地に送りレベルを四に!」
死の代行者ウラヌス星五→星四
「《奇跡の代行者
ジュピターを通常召喚!」
《奇跡の代行者 ジュピター
星4/光属性/天使族/攻1800/守1000
「レベル四が三体…………来るか」
「その前に〝天よりの宝札〟を発動するよ。お互い六枚になるようにドロー!」
小鳥
手札0→6
遊夜
手札5→6
「そして、私はレベル四のジュピターとマーキュリーでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!来て!フェアリー・チア・ガール!」
フェアリー・チア・ガール
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/天使族/攻1900/守1500
「私は、フェアリー・チア・ガールのORUを一つ使い一枚ドロー!」
小鳥
手札6→7
「カードを四枚セットしてターンエンド」
小鳥
場
フェアリー・チア・ガール攻1900
死の代行者 ウラヌス攻2200
伏せ四
「すごいよ、小鳥。初めてなのにそんなに回せるなんて」
「えへへ、ありがとう遊夜くん」
「でも、負ける気はないよ!」
「私も!」
二人のデュエルは始まったばかり、どんなデュエルが見られるのか……
続く
後書き
やばい小鳥の引きが……
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