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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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番外編in魔法少女リリカルなのは〈3〉

◇ヤマト

俺はアスノモード『ビルドストライクフルパッケージ』を装備し空にあがる。

「僕達三人を一人で相手にするつもり?」

フェイト似の少女が聞いてくる

「もちろんだ。そうでもしないとおもしろくないだろ?」

「あなた……戦闘狂(バトルマニア)ですね」

いや、俺はいたって普通の不死鳥だぞ?けしてバトルマニアではない!

「さて、戦う前にお前達は何のために戦う?なぜ、三人に似ているんだ?」

「私達が戦う理由は死と混沌を撒き散らし、闇の中へと還る事。オリジナルに似ているのは私達が闇の書のマテリアルだからです。」

マテリアル…聞かない単語だ。それよりも闇の書のマテリアルだと?こんな事件聞いてないぞ

「闇の書だと?たしか、今は『夜天の書』として機能しているはずだが?そもそも、マテリアルとは何だ?」

「私達マテリアルは、闇の書の構築プログラムです」

「構築プログラム?」

闇の書の構築プログラム……その言い方まるで

「まるで、お前達が闇の書を形作っていたみたいだな」

「あながち間違い、とは言い切れませんね。闇の書を『闇の書』たらしめていた闇。それを構成していた要素の一つが私達なのですから」

なるほど、闇か……俺はどこまで行っても闇と敵対するんだな。

「そうか、お前達の存在理由と戦う理由はわかった。そろそろ、始めようか。さっきからそこのはやて似のマテリアルがうずうずしているからな」

そう言った俺の目線にはうずうずと言うよりはイライラしているはやて似のマテリアルがいた。

「そうですね。始めましょう。理のマテリアル『星光の殲滅者(せいこうのせんめつしゃ』行きます!」

「力のマテリアル『雷刃の襲撃者』行く!」

「王のマテリアル『闇統べる王』行くぞ!」

「最高の(スーパー)コーディネーター『キラ・ヤマト』行きます!」

今、四人の………一対三の戦いが始まる。



「ハアァァァアアァァ」

「まだだ!」

俺のビームサーベルと雷刃の襲撃者のデバイスがぶつかり合う。

「パイロシューター……ファイア!」

星光の殲滅者はアクセルシューター似の魔法を使って攻撃してくるが俺はそれを回避。

「そこだ!『バルムンク』!」

回避した方には闇統べる王が待ち伏せておりはやてさんのバルムンクで四方八方から魔力刃が飛んでくる。

「ち……『スタービルドストライク』!」

俺はスタービルドストライクにモードチェンジしてシールドを展開する。

「なぁ!?」

闇統べる王は驚いていた、自分が放った魔法がスタービルドストライクのシールドに吸収されたのだ。

「冷や冷やしたぜ。これがなかったら一撃受けていたな」

「その言い方ですと、使ってなくても負けることは無いと?」

そう俺は負けたとは言わなかった、それの意味に気づいたのは星光の殲滅者だけだった。

「よく気づいたな。確かにそうだ、これを使わなくても負けることはなかった。一撃は喰らっていたがな」

一撃も喰らいたくなかったから使ったまででGNシールドやGNシールドビットなどの防ぐ方法はいくらでもあったのだ。

「じゃあ本気で行くぜ。『RGシステム』起動!」

スタービルドストライクの装甲が青く光りだす。

「これで決めるぜ!」


続く 
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