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ソードアート・オンライン《全能なる剣士》

作者:影の人
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第9話SAO編    赤鼻のトナカイ パート④

 
前書き
こんにちは・こんばんは・おはようございます
影です
今回で赤鼻のトナカイは終わりとなります
そして今回神剣の一部が出てきます
でわ、どうぞ 

 
月夜の黒猫団のメンバー監視開始



「キリト」
俺はキリトに声をかけた、すると
「あ!シンじゃん」
大声で俺の名前を呼んでこっちに寄ってきた
「どうしたんだ?何か用か?」
キリトは俺が下層にいるのを不思議に思ったらしく聞いてきた
「いろいろあってなお前の入ってる黒猫団のメンバーを監視することになった」
事情を話すと
「何か起こしたのか?」
顔をしかめて小さい声で俺にきいた
「何か起こした訳じゃなくて俺のいや、俺の家の問題だ」
キリトには俺の家の事は国家機密や触法行為等は伏せて話していたので大体理解したらしく
「で、誰なんだ?」
と、聞いてきた
「多分、女の子だと思う」
俺が答える
「サチか……」
「サチって言うのか?」
俺が聞き返す
「ああ、怖がりで槍を使ってるんだが片手剣に転向させるらしく……」
ここから俺はサチや黒猫団についていろいろな事を聞いて俺は思った
(『フォース』も落ちたな……)

俺は黒猫団のメンバーにすこしの間これからは共に行動すると伝えまた、パーティーには入るつもりはないことも伝えた


【共に行動することになってかなり時間が経って……】


「それじゃ、行ってくる」
ケイタがギルドホーム買いに行くと外に出ると
「よし、それじゃ狩りに行くか」
予定通り俺達はケイタに黙って狩りに行き、ケイタを驚かせようということになった。それぞれ楽しみ、不安の気持ちを抱えて迷宮区に入っていった……

狩りは順調に進み、後十体狩って戻ろうという話になり残り五体となった……

あるT字路でダッカーが
「これって隠し部屋じゃない?」
と言いながら壁に手を振れ、扉らしいものを開けた
後ろから見ていたキリトは俺に
「こんなとこに隠し部屋ってあったか?」
聞いてきた。俺は
「いや……無かったはずだが…まさかな……キリト一応準備はしとけよ」
と答えた。キリトはわかったと言って前にいった。俺は万が一に備えて準備をした。
「スイッチ ON」

ダッカーは不思議に思わず宝箱にまっすぐ歩いていった。その他のキリト以外のメンバーも一緒に歩いていき、宝箱を開ける準備をしているダッカーの周りに集まって見守っていた。ダッカーが宝箱を開ると、大きな音が
[ビーッビーッビーッ]
と、断続的に流れた。俺は部屋に入る前から準備はしていたのですぐに反応できた
具現化(リアライズ)
剣を抜く時間も面倒なほどわらわらと出てきたので起動していたものを解放していた。俺が具現化(リアライズ)というと俺の両手に付けている小手の手の平と平行に火柱のようなものが上がったが剣の形を取るとすぐにそれは収まった。
「お前らしゃがんでろ!!!!!痛い目にあっても知らんぞ!!!」
黒猫団の皆がしゃがんだのを見て確認すると俺は
「オリャァァァ!」
とフロアを横なぎに斬った
大体は一掃したが小さいサイズの奴らがまだ残っていた
それらを壊す(・・)為に
「俺がカウントを取るから上に高く跳べ!!!」
俺がゼロと言って皆が跳んでいる最中にも
「フン!!!!!」
と残っている雑魚とアラームトラップを壊した


「すいませんでした!」
ダッカーはいきなり部屋から出ると謝ってくれた
「いや、いいよ皆こうして生き残ってるんだから……ま、そんなに謝りたいんだったら対等の立場になってからの話だ」
俺は励ましを兼ねて自分と同じ所まで登って来いと言ったが我ながら胡散臭いなと思った。


脳内Side
「あーあ、俺様もやりたかったな~」
聖雅が何度目かのため息と愚痴をはいた
「聖雅君は本当脳みそまで筋肉ですね」
永寿はご愁傷様と言うように言った
「仕方がないであろう?あの時は身体を交換する時間も惜しかったんじゃ」
司は珍しく聖雅を宥めるように言った
(こんな奴らが俺の頭の中の住人か……)
シンはそう考えた
「シン君、それでどうするんですか?」
永寿がこれからのことをシンに聞いた
「どうもこうも無いでしょ。俺ら(俺と永寿と聖雅と司)で面倒を見る」
聖雅から何で俺様の前に永寿何だ等とシンに聞いていたがシンは無視して
「これから俺ら(エンジェル・アーカイブ)の近くかそれともうちのギルドホームに住んでもらうか、最後にうち(エンジェル・アーカイブ)に入ってもらうかどれがいい?」
シンは他の三人に聞いた
「私は最後ですね」
「俺様もそうだと思うバラバラに動いて死んでもらってもせっかく助けた意味がない」
「うむ、聖雅の口からその言葉が聞けるとはな余は二人が決めたことに賛同しよう」
三人の同意が得られたのでシンは嬉しそうに頬を緩めて
「わかったそれでいこう」

シンSide
あのあと俺はケイタ以外のメンバーにうちに入らないか?と聞いたところ皆は喜んで入ると言ってくれた。だが最終決断はギルドマスターのケイタの役割なのでケイタにことの顛末を話して俺は
「それでもし、よかったらうちに入らないか?」
と続けた。ケイタは最初は嬉しそうに次に困ったような顔をした
「いいのですが、それだとシンさん達のスペースがなくなるんですけど……」
「それは問題ない。創るから」
俺はニッとしながら指で〇を作った
「シンさん達と皆が大丈夫なのであればよろしくお願いします」
「よし、ケイタの承諾を得たことで一回ギルドホーム行くか」

??層 エンジェル・アーカイブギルドホーム
俺はドアを開けて後ろからぞろぞろ入ってくる旧黒猫団のメンバーに向かってクルッと回転し、言った

「ようこそ天使の記憶(エンジェル・アーカイブ)へ!」 
 

 
後書き
はいっ、ということで赤鼻のトナカイは終わりとなります
シン「俺がニッってやってる……」
それは成り行きでなった
シン「死んで貰おう」
やめて?!
シン「こんな感じで終わりにするか」
うん、終わりにしてね
ということで最後のノリが最終回みたいな感じになってますがこれで終わりでは無いです
シン「これで終わったらすぐさまさよならだな」
次回はシンの過去編(仮)ですかな?
シン「……おい、はてなじゃねぇよ」
(仮)だからいいよ
シン「よくねぇ!!!!!」
ということででわ、
影・シン「さよなら」 
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