詩集｢棘｣

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時の過ぎゆくままに

明日も明後日も…君に会えない
こんな毎日いつまでも…続くのかな?
そっと紐解いた古い記憶(ｱﾙﾊﾞﾑ)
そこに君との思い出僅かしかなくて…

こんな淋しさに押し潰される日が来るなんて
少し前までは考えもしなかった…

時の過ぎゆくままに愛して
その僅かな思い出が
僕の自由を奪ってゆくんだ
遥かな時を旅していつの日か
君をこの手で抱きしめたい

昨日も今日も君はいないけど
どうにかやり過ごして…でもギリギリで…
あちこちに君の幻(ｶｹﾞ)見てしまうのに
ah…僕のこと忘れてしまってるのかな…

こんなに深い悲しみがあるなんて知らなかった
こんな日が来るなんて思わなかった…

時の過ぎゆくままに恋して
この悲痛なる感情が
君が欲しいと叫んでるんだ
それでも君は僕をさけていつか
僕の鼓動を止めるだろう…

時の過ぎゆくままに愛して
紡ぐ僕のこの想いで
君のことを捕まえたいんだ
遥かな時を旅していつの日か
君の心を…抱きしめたい

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