NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~
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No.19木ノ葉崩し始動!!
前書き
それぞれの思惑を中心に書いているので木ノ葉崩しは申し訳程度です
「ヒマワリ大丈夫か?」
「うん大丈夫だよ」
中忍試験一回戦も残るはサスケの試合だけとなった。テマリとシカマルの戦いはシカマルが降参しテマリの勝利となった。そして現在は会場に遅れてきたサスケと我愛羅の試合が行われている。
「そういえばボルトは?」
「お兄ちゃんなんか気になることがあるって言ってどっかに行っちゃったよ」
先ほどのヒマワリの試合を見たあとナルトとネジは観客席で試合を見ていた。そして先ほど医務室からヒマワリが合流してきたところだ。
「にしてもあの砂のやつとんでもないチャクラだ」
現在我愛羅が砂で卵のような物を作ってこの中にいる。そしてそれを破るためにサスケが手にとんでもないチャクラを練ってそれを我愛羅に向かって突いた。
中忍試験本選会場近くでこの試合をミクトと仮面をつけた男が見ていた。
「この試合に興味あるのか?」
「この試合に興味はないよ・・あるのはこの試合の後にあるものだけだよ・・」
「そうか・・お前の仕入れた情報を楽しみにしている」
そう告げると仮面の男の右目のあたりを中心に渦が現れその中に消えていった。
「さてどうなるかな?」
「・・・よいなこの先起こることは事実だ決して火の意志を絶やすでないぞ」
木ノ葉のとある建物の地下。ここには何人もの暗部が杖をついたある男に膝をついていた。
「ダンゾウ様・・・今回の件を利用し火影になれれてはいかがでしょうか?今回の発端は三代目の行なった同盟が原因なのですし・・」
「根に光を当ててはならん・・我々は木ノ葉という大樹を支える根・・いずれわかる時が来る。それとこれから先わしが死んだ場合根はうずまきナルトをリーダーとして動け」
よいなと念を押しダンゾウは暗部を散開させた。
「ヒルゼン・・木ノ葉は・・お前に意思は守る・・」
サスケの突きーー千鳥が我愛羅を守る卵に突き刺さる。
その瞬間卵にヒビが入りそれを中心に割れた。その直後だった。突然周りに鳥の羽がひらひらと舞い落ちる。幻術であると見極めたサスケはすぐに幻術を解くと目の前には我愛羅の他にテマリやカンクロウ、バキがいた。しばらく何かを話したあとバキを残してほかの3人はどこかに去っていきそれをサスケを追う。
「これはどういうことじゃ!!」
突然会場全体にかけられた幻術を見たヒルゼンは護衛の忍一人を状況確認に向かわせる。その瞬間隣にいた風影がヒルゼンの首元にクナイを当てていた。そして突然煙があたりを包む。そこに何人かの暗部が突っ込むがヒルゼンと風影は屋根の上に移動していた。それを追う暗部、その先頭には何故かボルトがいた。
「「「「四紫炎陣!!」」」」
突然現れた四人の忍が印を結ぶと二人を中心に紫色の結界が現れる。後を追っていた暗部の一人が結界に当たった瞬間炎に包まれる。
「ギリギリセーフだってばさ・・・」
ボルトは運良く結界に滑り込めた。
「カカシ先生!!」
観客席ではヒマワリが周りの状況に驚いていた。それもそうだ試合を見ていたら突然周りのみんなが倒れたのだから。
「ヒマワリ!!ネジとナルト、それにサクラを起こしてちょうだいやり方はわかるな」
ヒマワリの担当上忍は幻術のスペシャリストでもある紅。そのため幻術に対する対処法は嫌というほど叩き込まれている。ヒマワリは近くに倒れていたネジとナルトと自分で幻術を解いたサクラと合流する。
「さてお前たち四人に任務を与える・・口寄せの術!!」
カカシが口寄せしたのは一匹の犬だ。
「パックンの鼻を頼りにサスケを追え・・気を抜くなよこれはAランク任務だ」
後書き
NARUTO一言物語第一弾『一檎の敵を探して』
No.2偶然発見大名を襲撃する盗賊
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