べるぜバブ 〜転生オリ主がかき乱す〜
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第4話 男鹿より強くて凶悪でクソヤローを探しに行く
前書き
お気に入り登録が9件だと………
ありがとうございますorz
これからも頑張っていきます
前回までのあらすじ
日常ってイイね
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男鹿side
よう!お前等。男鹿辰巳様だ
何気に俺からの視点って初めてじゃね?
まあ今はそれどころじゃねーんだよ。
なんでかっていうと…………
ズーーーーーーン!
ズーーーーーーン!
ズーーーーーーン!
ズーーーーーーン!
「はーい。よしよし。ったく、お前は日ましに成長しやがって……」
《ダッ》
「え?何?ハラへった?」
《ダッ》
「まったく、しょーがねーなー」
_____________________
「すいませんお客様。魔王連れの方はちょっと……」
「えー、マジで?」
「うちもねー、魔王は勘弁して欲しいんだわ」
「おいおい」
「あーダメダメ!魔王なんて。他のお客さんが来なくなっちゃうよ」
「なにー」
グギュルルルルルルルル
《ヴ〜〜〜〜〜〜》
「ッハ!待て待てベル坊!泣くな!今探してやるから!」
《ビエエエエエエエエエエン‼︎‼︎》
カッ‼︎‼︎‼︎ドゴォォォォォォォォォン‼︎
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「はい‼︎全滅ぅぅぅぅ‼︎」
ハァハァハァ何だ夢か……
いや…………これは警告!なんとかしなければヤバい!
男鹿side end
翔太side
目の前に焦げている男鹿が倒れている……シュールだな。
「一応聞いとくけど……大丈夫か?」
「古市。俺イイ眼科知っんだわ。今度の休みにそこに行け」
「そういうつもりで言った訳じゃねーよ」
「きょ、今日だけでもう6回だ」
男鹿じゃなきゃフツー死んでるぞ。
(『相棒なら耐えられそうだけどな。………………化け物だし。』)
(ドライグはしばらくの間1人で寝たいんだな?)
(『マジすんません!』)
「……やべぇぞ古市、翔太。このままじゃマジであの夢のようになる……死ぬ!確実に俺死ぬっっ…。なんとかしなければ‼︎」
「「夢?」」
「ああ、恐ろしい悪夢だ……」
__________________________
「フーーン。そりゃあまた……何に一つそーならないと断言出来ない所が、恐ろしいな……」
「いや……今でもやろうと思えば出来ると思うぞ?」
「だろ?」
「ヒルダさんはなんて?」
「正夢になるように頑張れと……」
「そう考えてみると、人類の未来ってお前の肩にかかってる?」
「フ………」
「ハハ………」
「クックックッ………」
「「「「あーーーっはっはっはっは」」」」
あれ?1人で多くない?
「「「って誰だーーーー‼︎」」」
「アハハハハ。私ですよ。私」
「いやっ知らん!まったく!」
「あ!あの時川で流れていたオッさん」
「そうです。次元転送悪魔のアランドロンです」
「マジッ⁉︎スゲーー!初めて見た!」
「何か知ってるのか?」
「次元転送悪魔ってのは、名前の通り転送……つまり行きたい所に、スグいける事が出来るんだ」
「そんな事はどーでもいい。……お前のせいでッ‼︎」
ギリギリギリギリ‼︎‼︎
うわー、思いっきりアイアンクローしてるよ。痛そー
「落ち着け男鹿。そして離せ。こいつが居るって事は、お前に用事があって来たんじゃね?」
「チッ!しょーがねーなー」
「あー、アランドロンって言ったっけ?取り敢えず説明してくr……気絶してる」
「ベル坊の電撃で起こすか?」
「やめとけ。どうせこいつが来た理由なんて、ベル坊をお前に預けた理由を教えに来たんだろ」
「え?翔太は何で男鹿がベル坊の親になったのか知ってるのか」
「んー、俺が言ってもいいのか?」
「ああ教えてくれ。ついでにこいつの親を止める方法も」
「はぁ、分かったよ。まずベル坊って魔王じゃん?」
「ヒルダさんも言ってたしな」
「まあ魔王だから、その親は強くてなければいけないんだ」
「…いや、ま…ね」
((喜んでんじゃねーよ))
「そして………」
「「そして?」」
「凶悪で残忍で傍若無人で、人を人とも思わぬクソヤローであれば、なお良いって聞いた」
「お前じゃん」
「確かアランドロンが二つに割れた時、お前が大勢の不良を土下座させて高笑いしてたんだろ?」
「あれが原因かーっ!」
「自業自得と言うか、因果応報と言うか。まさに身から出たサビと言うやつか」
「ん?待てよ……俺より強くて凶悪でクソヤローが居たら、そいつが親に選ばれるのか?」
「そうだけど。お前より強い奴はこの世の中沢山いるけど、凶悪でクソヤローは中々居ないぞ?」
「確かに…お前より凶悪でクソヤローねぇ…居ないんじゃね?」
「フッフッフッ。馬鹿め古市、翔太忘れたのか?ここは天下の不良高校石矢魔高校だぞ?」
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「おいっ、待てよ男鹿!聞いてるのか⁉︎マジでやばいって!ここ、3年校舎だぞ!つかウチのトップじゃねーか。その神崎って奴!」
「神崎……?ああ教えて東邦神姫の『神』の神崎 一って奴か」
つーか、親を辞めれると聞いてからの行動が早えーよ。
「大丈夫だって。別に喧嘩しに行くわけじゃねーって」
けどなー。お前がそー思ってなくてもね………
向こうは臨戦態勢だと思うんだ……
ガラッ!
「神崎くん居るぅー?」
「…男鹿!」
「あれが⁉︎」
「マジか⁉︎」
「本当に来やがった!」
「神崎さんだろ。1年坊」
うわー。メッチャクチャニヤけてるよ
「貴様が男鹿か…神崎さんに何の用だ」
デカッ!アランドロンよりデケーぞ
「………………………………」
(えーと……こーゆー場合は何て言えばいいんだ?子供を押し付けに来たとは言えねーし…神崎ってのに近づきてー訳だから…んーと…えーと…古市くーん、翔太くーん。助けて!)
「………しょーがねぇなぁ。古市ココは俺に任せろ」
「ああ任せた。だから帰って良い?」
「駄目だ。せめて隠れとけ」
さてと、交渉しますか
「ちわっす、神崎さん。お久しぶりです」
「ん?お前……黒木か?何だやっと俺の下につく事を決めたか」
ザワザワザワ
ヒソヒソ
あの神崎さんが喜んでるぞ
「ええ。ついでに男鹿が神崎さんの下につきたいって言うから紹介に来ました。こいつ口ベタな奴なんで」
「え?ちょっと待て!」
(口裏合わせろ。まずは下手に出ねーと駄目だ)
(うっ。分かったよ)
「下につきたい?」
「あ…ああっ。そーなんだよ!」
「敬語」
「でがすよっ‼︎」
年中勢力争いしているこの学校で、男鹿と俺は厄介な存在だ。出来れば他の奴らに取られたくない存在だ
「ククッ。おもしれーじゃねーか。強い奴は大歓迎だ」
「待って下さい!神崎さん!こんな奴ら信用しては…「だったら証明してみろよ。城山」ッ‼︎」
「てめーに負ける様な奴はいらねぇ」
________________
よしよし。良い流れだ。おそらくあの城山って奴は神崎の右腕なはず。あいつに勝てば……
「あんたに勝ったら、信用しては貰えるんだな」
「………何を企んでいる?」
「あ?」
「俺はな。お前みたいに神崎さんに近づいて、寝首をかこうって輩を何人も潰してきた。お前も…」
コキンッ!…ドサッ!
うわー。容赦ねー。アゴに右手の裏拳とか。あれはキツいわ
「プッ。クハハハハハッ!いいだろう。ようこそ3-Aへ」
「まっ待って下さい!まだ、まだやれます。まだ俺は負けてな…」
ガッ!
こっちも、こっちで容赦ねー。あいつ今世界が回って見えてるのに、サッカーボールみたいに顔面蹴りやがったし、男鹿は男鹿で喜んでるし。
「ククッ。かっこいいなぁ。おい。てめーはもう用無しだ。消えろ」
「…待って下さい神崎さん!その男は、その男は危険です!信じて下さい!俺はいつだって神崎さんの為に…」
「……立てるか?」
「勿論です」
「よーし、立ったな…じゃ、その窓から飛び降りろ」
は?あいつ何言ってんの?
「はーい。全員拍手ーー!」
……パチパチパチパチパチパチパチ
「というわけだ。みんな期待してるぞ。側近気どりの城山くん?」
…………………………………ハァ
「どーした?やっぱり立つのがやっとで歩けねぇってか?まったく、しょーがねーなー」
「おい男鹿最初の仕事だ。こいつを窓からぶん投げろ」
「やっぱアンタじゃなかったわ…」
「あ?」
「お前が飛んでけ」
メリッ‼︎ ガシャーーン‼︎‼︎
あーあ。3階なのにぶっ飛ばしやがったぞ。神崎生きてるか?
「お前は何がしたかったんだ?」
「やっちまった……」
___________________________
みなが絶叫する中……魔王の雄叫びだけが、春の空に高く高く響いたという……
「ダーブーーー‼︎‼︎‼︎」
〈東邦神姫の『神』の神崎一 男鹿が撃破〉
後書き
はい、今回はここまでです
次は男鹿君にあれが出てきます
ご意見ご感想があったら遠慮なく言って下さい!
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