FAIRY TAIL~水の滅竜魔導士~
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プロローグ
前書き
エブリスタでは書いてないニルヴァーナ編が始まる前の話をちょっと…
「シリル!!なぶらこっちに来なさい」
俺は魔導士ギルド化猫の宿に所属している魔導士シリル・アデナウアー
今日はちょっとギルドのテーブルで飯を食べていたのだがマスターに呼ばれたのでご飯を中断してマスターのもとにいく
「はんれんは?はふはー」
「ちゃんと飲み込んでからしゃべりなさい!!」
口に食べ物入れたまましゃべったら後ろから怒られた…まずは飲み込んでっと
「で…なんですか?」
「なぶら」
マスターは酒をコップに注ぎ
ゴクゴクゴク
「そのまま飲むのかよ!?」
瓶のまま酒を飲んだ
「シリル」ザパー
「マスター…お酒を飲み干してから話してください
マスターはいつもこうなんだよなぁ…まぁいいけど
「なぶら…シリル実はじゃな、この間行った地方ギルドの集まりでのことなんじゃが」
ようやくマスターが俺を呼んだ理由を話し出した
「バラム同盟の六魔将軍は知っておるな?」
「名前くらいなら聞いたことありますよ」
「その六魔将軍が最近不穏な動きをしているらしくてのぉ…それでじゃ」
マスターはコップに酒を注ぎ瓶の酒をラッパ飲みする
「ワシらは六魔将軍を倒す作戦に参加することになった」
「…は?」
六魔将軍を倒す?俺たちが?
「無理じゃないですか?そんなの…だって戦える魔導士なんて俺くらいしかいないのに…」
「なぶら安心せぇ。何もワシらだけで打つ訳じゃない。今回は妖精の尻尾、青い天馬、蛇姫の鱗の3ギルドとの合同任務じゃ。各ギルドから数名代表を出しての任務なんじゃが…うちからはお前になぶら出てもらおうと考えておる」
6年も一緒にいるのにいまだになぶらの意味がよくわからん…とそんなことより
「ちなみに他のギルドはどんな人が来るんですか?」
うちから行くのは多分俺だけだろうし他のギルドの人がどんな人なのかは知っておく必要があるだろう
「なぶら…蛇姫の鱗からは聖十のジュラが来るそうじゃ」
「聖十!?すげぇ!!」
聖十大魔導…このフィオーレ王国の魔法評議院が定めた大陸で優れた魔力を持つ10人にのみ与えられる称号らしい…最近色々あって少々空席があるらしいけど
「青い天馬からは一夜とトライメンズという者たちが来るそうじゃ…そして妖精の尻尾からは妖精女王エルザと氷の魔導士グレイ…そして火竜のナツが来ると聞いておる」
ガタッ
マスターがそういうと突然後ろから誰かがこちらに歩いてくる
「マスター。その任務私も行かせてください!!」
「ウェンディ…この任務はなぶら危険じゃ…シリルに任せ「お願いです!!」」
マスターに藍色の髪の女の子…ウェンディが頭を下げる。俺はそれを見て少し驚く
ウェンディは普段はおとなしい子だからこういう危険な任務には絶対に参加しようとしない。でも今回はこんなに積極的に参加したがるなんて…珍しいなぁ
「ウェンディ…やめておいた方がいいと思うわよ」
「僕もそう思うよ~」
するとまた後ろから声が聞こえるのでそちらを向くとそこには白い猫のシャルルと茶色の猫のセシリーがいた
「大丈夫!!シリルがいるから絶対安心だよ!!ねぇ一緒に行ってもいいでしょシリル~」
「うっ…」
ウェンディが上目遣いで俺を見てくる…ヤバイ可愛い…
「う…うん!!俺がついてるから大丈夫だよ!!マスター!!ウェンディも一緒につれていく!!」
「なぶら…シリルがそういうなら」
「ありがとうマスター!!」
ウェンディは深々と頭を下げる…こういうときは本当に礼儀正しいな
と…それより
「マスター。その任務っていつなんですか?」
「明日じゃ)」
「「は?」」
明日って…急すぎない!?てか地方ギルドの集まりも割りと前にやったような
「もしかしてマスター…忘れてましたね?」
「なぶら…すまん」
マスターはお酒をラッパ飲みして吐き出しながら言う
「まぁいいですけど…それじゃあ明日に備えて俺たち帰ってもいいですか?」
「なぶらいいじゃろ。シリル、ウェンディ。よろしく頼むぞ」
「「はい!!」」
俺たちは明日に備えその日はすぐに家に帰って明日の準備をして眠りについた
後書き
後書きと前書きって初めて書くので何書けばいいかわからないものですね…次回は連合軍と合流します!!よろしくお願いします
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